2月24日(火) 【繊維】〇一年のブラジル人一人当たりの繊維消費量は九・五キロ/年で、アメリカの三十キロ、日本の二十二キロに比べて少ない。温暖な気候と収入の少なさからか。まだまだ買ってもらえる余地はある。 紡績、織物、染色など綿業界に日系企業は八社ある。国内で原料調達、国内販売が原則。世界の一五%の綿がブラジルで生産されてお ...
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デカセギ円卓討論会=「在日ブラジル人子弟の教育」
2月18日(水) デカセギ子弟問題に取組むNPO(非政府団体)、文化教育連帯協会(ISEC=吉岡黎明会長)は十九日午後五時半からブラジル日本文化協会貴賓室で円卓討論会「在日ブラジル人子弟の教育」を開催する。 同協会は、文協のデカセギ特別委員会を母体に発足した独立法人で、デカセギ在日子弟や帰国子弟の教育問題などを解決するために ...
続きを読む »同棲破綻して殺傷=浜松、デカセギ=17歳女性死亡
2月18日(水) 九日午後一時四十五分頃、静岡県浜松市立野町の自宅二階でブラジル人女性(一七)と、元恋人のダニエル・マルクス・テルヤ・シルバさん(二三)が複数ヵ所刺された状態で発見された。十四日付けインターナショナル・プレス紙が報じている。 地元警察署によると、青年には腹部と首に深い刺し傷、女性には腹部、胸、腕にも深い刺し傷 ...
続きを読む »前年比=デカセギ向けビザ30%増=偽変造申請書類目立つ=サンパウロ総領事館対策強化=混血三世の配偶者が非日系の場合は出ない
2月14日(土) 昨年のデカセギ者向け特定ビザの発給件数が前年比三〇%増しと、数年来の減少傾向から一転、増加に転じたことが十日のサンパウロ総領事館記者会見で明らかにされた。と同時に、偽変造書類を使用してビザ申請するケースが目立ってきており、年々手口が巧妙化しているという。これを重視した総領事館では、ブラジル司法当局や関係機関と ...
続きを読む »コラム オーリャ!
日本語学習を必要とする在日外国人児童のため、相談員を設置している県もある。ブラジル日本語センターのごく身近な所に、相談員の通訳などを務めていた女性(二世)がいたということが最近、分かった。 家庭訪問にも積極的に協力、「彼女に聞いたら何でも知っている」と評価も高い。同センターはデカセギ支援事業を計画中で、この女性の存在がクロー ...
続きを読む »デカセギ支援、力強い存在=母語・継承語バイリンガル教育=研究会立ち上げる=中島教授=言葉で落ちこぼれないように
2月13日(金) バイリンガル教育の権威とされる中島和子名古屋外国語大学教授らが中心になって、「母語・継承語バイリンガル教育研究会」が昨年八月に、日本で設立された。在日ブラジル人子女を対象にした言語調査などもカバー。デカセギ支援に力強い存在になりそうだ。汎米日本語教師研修で講師としてアルゼンチンに招かれ、帰途、ブラジルで講演を ...
続きを読む »セテバンの実績踏まえて=リオのA・A校システム使用=日本で1万人が不就学=ブラジル子弟向け通信教育復活へ
2月12日(木) 「ブラジル人学校にもいかない、日本の学校にも行かないデカセギの子どもたちをなんとかしなくちゃって、いつも考えていました」。一九九九年にブラジル教育省の命令で突然、五年間続けてきた日本でのブラジル人子弟向け通信教育制度セテバン(CETEBAN)を中止させられた篠田カルロスさんは、新しい形で復活させようとこの数年 ...
続きを読む »コラム オーリャ!
一九九五年五月から九九年末までセテバンという、デカセギ子弟向け通信教育システムをやっていた篠田カルロスさん。九九年に突然、ブラジル教育省から中止命令が来た時にはさぞやがっかりしたことだろう。その五年間に八百三十一人の卒業者を出し、うち約二百人がその後、ブラジルや日本、アメリカ、カナダ等の大学に進学したそう。 親の仕事の都合で ...
続きを読む »子供は言葉の探検家=中島教授講演=バイリンガル「環境与えよう」
2月10日(火) ブラジル日本語センター(谷広海理事長)主催の講演会「バイリンガルを育てるには?」が八日午後二時からサンパウロ市ヴィラ・マリアーナ区の同センター講堂で開かれた。講師は中島和子名古屋外国語大学教授(同大学留学生センター所長)。カナダでの研究や本人の体験を踏まえ「子供は言葉の探検家と言われる。その力が十分発揮出来る ...
続きを読む »コラム オーリャ!
新年会を取材して、日本カントリークラブというのは不思議な団体だと思った。六千家族、三万人の九割が日系人というコロニア最大の組織なのに、邦字紙にはあまり登場しない。たんに記者が怠けていると言われれば、それまでだが。 故・山本勝造氏らが一九六〇年に創立、五十人から始まった。日本庭園を造成、六八年から「地蔵祭り」を実施し、すでに伝 ...
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