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デカセギ 関連記事

在日ブラジル人=リーマン以降初の増加=犯罪数も激減、離日に歯止め?=共生事業で移住歓迎の自治体も

 日本の在留ブラジル人数が2008年のリーマン・ショック以降、初めて増加に転じている。法務省が今月1日、在留外国人統計を発表した。集計は16年6月時点のもの。ブラジル人は昨年末に比べ3千人ほど増え、合計17万6284人となった。  この増加は日本側での求人増と、ブラジル国内での汚職捜査や経済不況、大統領罷免といった不安定な情勢が ...

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第46回県連故郷巡り=悠久と躍動の北西パラナ=(5)=この地で健闘する戦後移民

 ウマラマといえば青年隊の〝故郷〟との印象だったが、この地でもコチア青年を見つけた。パラナ州に入ったのは戦前移民の子供世代が中心だったが、今回の旅を通して、青年隊はもちろん、意外に戦後移民があちこちに入って健闘していることを痛感した。  たとえばコチア青年1期1回の高橋隆さん(79、山形県)だ。のっけから「ブラジルは面白いよ。何 ...

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ブラジル岡田茂吉財団創立45周年=創始者の思想、普及一筋に=さまざまな文化事業を展開

 ブラジル岡田茂吉財団(FMO=Fundação Mokiti Okada)は、世界救世教(以下、教団)の創始者・岡田茂吉の思想である「真、善、美」による地上天国を実現するために、当地で1971年1月19日に設立され、45周年の節目を迎えた。同教団同様に、日本発祥の団体ながらも現在は非日系人がトップとして率いる珍しいケースだ。ブ ...

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大耳小耳

 横浜市鶴見区で21日から3日間、「ブラジルWEEK in つるみ」が開催される。無料のサンバショーやカポエイラ体験があり、人気を集めそう。また固めの話題として、デカセギ日系人を扱ったドキュメンタリーや多文化教育に関するフォーラムもあり、外国人問題を見つめなおす機会になりそうだ。運営するのが同地日系団体のABCジャパンとあって、 ...

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日本移民110周年は目前だ! (連載1)=地方日系団体が3分の1に激減?!

日本語版百年史編纂委員会が行った「地方日系団体実態調査」

 2009年5月2日、聖南西文化体育連盟(UCES、25団体加盟)の山村敏明会長と小川彰夫氏が、会議に顔を出さない傘下6団体を訪ねて歩くというので、同行取材した。朝9時ごろサンパウロ市を出発して一日で1千キロを走って6会館をまわり、帰りついたのはなんと深夜2時・・・。日本で例えれば、ずっと下道を通って東京―大阪を往復したのに等し ...

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四世ビザ解禁への期待高まる

 CIATEが実施した三、四世への意識調査(5日付け詳報)は、興味深い結果が出た。例えば、20~40代の回答者約500人のうち、約100人は四世と答えた点だ。  つまり働き盛りの若者のうち、四世が2割を占める時代になったのだ。その100人のうち、なんと85人ほどが「訪日就労に関心を持っている」と答えた。  四世諸氏にとって「訪日 ...

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コロニアが誇る、知られざる世界的日系人

カルロス・ゴーン日産自動車社長(By World Economic Forum from Cologny, Switzerland (World Economic Forum Annual Meeting Davos 2008), via Wikimedia Commons)

 「ママイ、僕のことをジャーナリストに話すときに、絶対に苗字を言っちゃダメだよ」。県連ふるさと巡り旅行で偶然出会ったある二世女性から、息子にそう釘を刺されたと聞いて興味を持った。聞けば、彼女の息子はサンパウロ州立大学卒で、なんと世界有数の自動車メーカー「日産」の常務執行役員をしている▼なんでも「僕はブラジルでは知られていない。も ...

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四世も多数が訪日就労に意欲=意識調査で傾向が明らかに=ビザ解禁を「ドキドキで待つ」

調査結果を報告するCIATE地方協力員のカヤシマ・ホジャ・カツジさんさん

 在伯日系人三、四世を対象とする日本に関する包括的な意識調査を、CIATE(国外就労情報援護センター)が行なった。調査は4~8月、大サンパウロ市圏の若者511人、男女約半数ずつに実施された。デカセギ現象について意見交換する、先月11日のコラボラドーレス会議(CIATE主催)で報告された。自由記入欄には、四世ビザ解禁を求める声もあ ...

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梅田大使がブラジルに別れ=W杯、外交120周年、五輪経て=「ありがとう」日系社会に感謝

日系諸団体共催の送別会に訪れ、笑顔で乾杯する梅田大使夫妻(中央)

 ブラジル離任が発表された梅田邦夫特命全権大使が先月29日、サンパウロ市にある本紙編集部へあいさつに訪れた。2014年3月の着任から2年7カ月。話題の多かった任期中を「激動の時代」と振り返りつつ、「たくさんのご支援を頂いた」と日系社会に対し感謝を伝えた。  サッカーW杯やリオ五輪といった一大イベントを終え、外交120周年での皇室 ...

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過去の差別法令を集める=日本人移民関連法令集を刊行=「過ち繰り返さないために」

著書を手にする白石ミルテスさん

 「私たちの親や祖父母の時代、いかにブラジル政府は日本移民を差別していたか。それは法律にはっきり表れている。二度と繰り返さないように、それをまとめようと思いました」――サンパウロ市在住の弁護士、白石チエコ・ミルテスさん(52、三世)と、弟でマラニョン連邦大学の白石ジョアキン・ネット教授は、そんな思いを込めて共著でポルトガル語著書 ...

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