「ブラジルタウン」群馬県邑楽郡大泉町のシンボル的存在だった『ブラジリアンプラザ』の再建計画が、NPO法人「交流ネット」と一般社団法人「海外協会」によって進められ、12月24日に改修再開店する予定だ。同事業の趣旨説明や協力要請のために来伯した同ネットの岡野護同プラザ館長(62、石川)、同じく林勉事務局長(35、愛知)及び、ブラジ ...
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コラム オーリャ!
日本祭りが開幕を迎えた。郷土食を販売する各県人会は特に、準備に大忙しの一週間を過ごしたようだ。 水を差すようで悪いが、知人の日系人から少し残念な声を聞いた。「日本祭りは今年も行かないと思う」。この祭りにしかない日本食にも、アニメにも、企業ブースにも関心がないという。そんな声を偶然、複数のデカセギ子弟から聞いた。 中にはボランテ ...
続きを読む »灯ろう流し、二宮金次郎像、富士山と鳥居
「あれは、1949年11月29日だった。あちこち旅行して、最後にうちのペンソンで自殺したんです。今西ケイタロウという人でした。父も同じ日蓮宗だったので、翌年のお盆、彼を弔うために灯ろう流しを始めたんです」。6月26日、リベイラ河沿岸日系団体連合会創立10周年の折りにセッチ・バーラス会館を訪れ、何気なく後ろの方に座っていた人に話 ...
続きを読む »デカセギ体験談を募集=日本祭り文協ブース内で
群馬県大泉町「ブラジルタウン」のシンボル、「ブラジリアンプラザ」の再建に向け、日本のNPO法人「交流ネット」が協力を呼びかけている。 同施設内では現在、『ブラジル移住資料館』の設置準備が進められており、資料収集の最中。県連日本祭りという機会に、文協ブース内でデカセギ経験者からの声を集めるという。 交流ネットの岡野護専務理事と林 ...
続きを読む »リベイラ河連合10周年祝う=日系最古地域を再活性化=百年祭や会館新築・改修で
リベイラ河沿岸日系団体連合会(Fenivar、山村敏明会長、12団体)は創立10周年記念式典を6月26日午前、セッチ・バーラス(以下、7バーラス)文協会館で開催し、約80人が集まって慶祝した。連合会の発足以来、その支援によって各地の会館の改修・新築が続々と行われ、百年祭などの大型イベントも立派に挙行し、新団体も発足するなど再活 ...
続きを読む »池芝師匠「ブラジル帰りたい」?!
最近立て続けに、本紙元記者から感慨深い連絡をもらった。一つ目は、今年3月に帰国したばかりの元研修記者から。《さっき、たまたま見つけた阿佐ヶ谷(東京)にあるブラジル料理店に行ったら、(昨年)4月に初めて取材した日本舞踊の先生が帰国して開いた店でビックリした》とのこと。これを聞いてピンときた。昨年6月に永住帰国した池芝流家元の池芝 ...
続きを読む »四世にも特定ビザ発給を
最近、日系代表5団体の間で、四世にも「特別定住ビザ」(現在は三世まで)を発給するように日本政府に意見書を出す動きがあると聞き、これは歓迎すべきだと思った。現在のサンパウロ市の日系団体を見回しても、リーマンショック以降に大量帰伯した日本育ちの三世世代が職員となって活動を支えている。日本語が達者で、日本文化を深く理解する彼らの存在 ...
続きを読む »小学校の思い出語らう=第一アリアンサが同窓会
第一アリアンサ1区の小学校「グルーポ・エスコラール」の四期生らが22日、サンパウロ市内で第2回同窓会を開催した。持ち寄りの料理を手に、約50人が参加。食事やカラオケを楽しみながら、当時の思い出を語り合った。 同校は当時、4学年制だった。通学した元生徒らは一世の両親から厳しいしつけを受けつつ、学校で日本的教育や日本人の精神、日本 ...
続きを読む »10年で検挙人員3分の1に=減少を続ける在日ブラジル人犯罪=15年の警察庁統計で
08年の金融危機以降、ブラジル籍者は大幅に減少し、15年現在で約17万3千人になった。それに同調して、犯罪件数も減少の一途にある。警察庁が今年3月に発表した2015年の「来日外国人犯罪の検挙状況」によれば、検挙人員に関して、最近10年間で最も多かった06年の3分の1まで大幅に減少した。しかし、車上狙いや自動車盗が多いブラジル人 ...
続きを読む »混乱した今だからこそ日系の活躍を
7日、地方に共通する問題を話し合う「第2回サンパウロ州日系地方団体代表者の集い」(本日7面に詳報)が終盤に近づいた頃、ボツカツ文協の坂手實(みのる)評議委員長はすっくと足り上がり、感極まったようにこう云った。「父から『ブラジルで生まれたのだから良きブラジル人になれ』と繰り返し言われて育ってきた。今、一般社会の起きていることを思 ...
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