ブラジル人のイメージを変えたい―。共に静岡芸術文化大学4年生、宮城ユキミ(21、二世)と鈴木アリネ由香里さん(21、四世)には、そんな思いがある。日本社会に馴染めず学校中退するデカセギ子弟の多いなか、二人は日本の大学に進学した。大手企業に内定、これから日本社会で羽ばたく。先月18日にあったCIATEコラボラドーレス会議(21日 ...
続きを読む »デカセギ 関連記事
EOMAが日系生徒募集=学費6割免除、就労支援へ
EOMA(東洋鍼灸マッサージ専門学校)が現在、学費を特別に割引きした日系の入学生を募集している。日系人の就労支援に賛同したインスティトゥート・パウロ・コバヤシ(IPK)が面接を担当し、合格者は通常の学費から6割免除で受講できるという。 優待枠は最大40人までで2月から開始。基礎学習、実技、研修といった2年1600時間の課程を終 ...
続きを読む »CIATEコラボラドーレス会議=デカセギ開始30年を記念=経済は復調でも就職難!?=厚労省課長が対応語る
CIATE(国外就労情報援護センター、二宮正人理事長)主催で17、18の両日、サンパウロ市内ホテルで「2015年度CIATEコラボラドーレス会議」を開催した。外交120周年事業の一環、またデカセギ開始30年記念。テーマは「120年の外交関係と30年のデカセギ現象がもたらした日伯両国における文化の多様性」。日本政府関係者、法学者 ...
続きを読む »コラボラドーレス会議本日から=デカセギ30周年と日伯関係
本日18日から2日間開催されるCIATE主催の「2015年度CIATEコラボラドーレス会議」の事前記者会見が17日、同事務局で開かれた。講演を行う厚生労働省外国人雇用対策課長の久良知俊二氏、海外日系人協会長の田中克之氏、同理事長の二宮正人氏らが出席した。 久良知氏は「08年リーマンショック後、大幅に減少してきたデカセギが、今年 ...
続きを読む »CIATE=コラボラドーレス会議=デカセギ子弟も登壇
CIATE(国外就労情報援護センター、二宮正人理事長)は17、18の両日、「2015年度CIATEコラボラドーレス会議」を開催する。会場はサンパウロ市のレッキスブラジル・ホテルエスコーラ講堂(Rua Sao Joaquim, 216, Liberdade)。同時通訳つき。 外交120周年事業の一環としておこなわれ、テーマは「 ...
続きを読む »オーリャ!
30日付本面7面で報じた「元デカセギに30年禁固刑」の記事、判事は事件の「他の在日ブラジル人や日本に訪問するブラジル人」に対する影響についても言及した。 欧州が移民・難民問題に揺れており、日本でも起こり得る問題として、敏感になっている人も多い中、在日外国人の犯罪が日本人の目にどう映るかは明らかだ。 それを挽回するように先月の東 ...
続きを読む »元デカセギに30年禁固刑=松本市貸金業者強殺事件=判事「冷酷で非情な危険人物」=執行猶予なしの最高厳罰
長野県松本市で2003年7月10日夜、貸金業の全達守(ぜん・たつもり)さん=当時59歳=が殺害され現金が奪われた事件で、日本政府の代理処罰(国外犯処罰規定による訴追)要請を受け、当地で強盗殺人の罪で起訴されていた日系人のジュリアーノ・エンリケ・ソノダ被告に対し、サンパウロ州裁判所は22日、禁固30年の判決を公表した。 禁固30 ...
続きを読む »ペルーのナカダさん
ちょうど10年前の2005年に起きた「広島小一女児殺害事件」を覚えている読者の方も多いだろう。いわゆる「あいりちゃん事件」で、広島市内のブラジル人集住地区で起こった。「ヤギ」という日本名を持っていたが非日系ペルー人で、本名を偽って就労ビザを取得し、前年に入国していた。自国で3件以上の未成年者へ婦女暴行事件を起こし、指名手配中。 ...
続きを読む »大阪・聖姉妹都市協会=親善大使 嶋村知恵さんが来伯=ポ語スピコンの優勝者
大阪・サンパウロ姉妹都市協会(吉川秀隆会長)が2月に主催した「第5回ポルトガル語スピーチコンテスト」の優勝者・嶋村知恵さん(33、静岡)が、親善大使として先月25日に来伯した。9月8日までの約2週間、語学研鑽も兼ね病院訪問や観光を行なう。 地元は在日ブラジル人の多い静岡県浜松市。医科大学卒業後、看護師として働いていたが、以前か ...
続きを読む »在日日系社会の教育意識=エスコーラ・フジの場合=(1)=経済危機、震災越え継続第一外語は英語、第二に日語
ブラジル経済は大不況に突入しそうな雲行きの一方、日本は東京五輪に向けて人手不足という状況の中で、今年3月の出入国管理統計でリーマンショック後初めて、日本へ入国するブラジル人が出国者を上回った。デカセギブーム再来の兆しが生まれている。そんな中、在日日系コミュニティ最大の問題は子弟の教育だ。同ショック後にブラジル人学校は半減したと ...
続きを読む »