ニッケイ新聞 2013年2月6日 外務省在外ブラジル人コミュニティ担当のイザベラ・ソアレス局長は講演会で、金融危機以前には推定312万人もいた在外ブラジル人が今は252万人となり「この3年間で大きく減った」と報告した。それを聞き、むしろ「まだそんなにいるのか」と内心驚いた。19%しか減っていないからだ▼日本のデカセギは危機前に ...
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コラム オーリャ!
ニッケイ新聞 2013年2月2日付け 先週木曜日付で掲載を終えた連載「第二の子供移民〜」。取材した彼らから共通して感じられたのは、帰国して数年たった現在でも日本との心理的距離が非常に近いということだ。 ほぼ全員がフェイスブック等を介しインターネット上で日本の友人と繋がっており、頻繁なやりとりがある人もいる。 文化的側面で日 ...
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2013年1月31日付け 先日、パラナ州ロンドリーナに出張する機会があったのだが、何でも市内に新しいラーメン屋が出来たとのことで早速知人の案内で訪れた。同市唯一とのことだったので楽しみにして行ったのだが、到着するとシャッターが下りており、まさかの定休日…。店名は「Miejan Lamen」(Rua Goias, ...
続きを読む »第2の子供移民〜その夢と現実=日伯教育矛盾の狭間で=最終回・第11回=血統より技能が〃結論〃=デカセギ28年の結果を是に
ニッケイ新聞 2013年1月24日付け 日本で数少ない日系人大学教授、武蔵大学のアンジェロ・イシさん(45、三世)が、帰伯デカセギの成功パターンとして挙げるのはコンクルソ・プブリコ(公務員採用試験)だ。 連邦、州、市それぞれに福利厚生も厚い。「うまく行っている実例をすでに何人か知っている。立派なデカセギ生活からの脱却例だ。一 ...
続きを読む »第2の子供移民〜その夢と現実=日伯教育矛盾の狭間で=第10回=同じ辛さを共有する仲間=ネット上で8百人が集い
ニッケイ新聞 2013年1月23日付け 「自分と同じような境遇で悩んでいる人たちが、ここで交流して仲良くなれれば、なんて思って軽い気持ちで作った」と古川ゆみさん(18、三世)は話す。その時は、特に深い意味や考えはなかった。 12年1月の立ち上げから徐々に登録者数が増え始め、現在は日本に滞在経験のある日系人はもとより、日本語を ...
続きを読む »第2の子供移民〜その夢と現実=日伯教育矛盾の狭間で=第9回=見た目はフツーの女の子=日本恋しさで空手道場に
ニッケイ新聞 2013年1月22日付け 「日本に帰れるなら、すぐにでも帰りたい」。そう寂しげに漏らすのは日本生まれの古川ゆみさん(18、三世)だ。 両親共にデカセギとして結婚し、日本で家庭を築いた。生まれ育った栃木県真岡市はデカセギ外国人が多い工場地帯であり、「学校には他にも日系の生徒はいて、自分が特別だなんて感じたことはな ...
続きを読む »■尋ね人
ニッケイ新聞 2013年1月22日付け サンパウロ市イタケーラ区在住の比嘉広行さんが、20年程前にデカセギにいった旧友の仲村ブンエイさん(沖縄出身)およびその家族(長女アイコら)の消息を探している。比嘉さんによれば、東京都綾瀬区で就労していたが、その後帰伯したとの噂を聞き、探している。 比嘉さんと仲村さんはかつてサンパウロ市 ...
続きを読む »愛知県=続々と日系教師誕生へ=教育大に約10人在籍=数年で現場に本格参入か
ニッケイ新聞 2013年1月19日付け デカセギ開始から28年目の年始早々、日本最多のブラジル人集住地域の愛知県では、まもなく在日ブラジル人が教師として教える側に本格的に回り始める時代になるという朗報が舞い込んだ。学力不振と不就学、それに伴う非行化と、日本の教育界で〃お荷物〃視されてきた在日ブラジル人子弟が、あと数年で日本人と ...
続きを読む »第2の子供移民〜その夢と現実=日伯教育矛盾の狭間で=第8回=馴染めない〃祖国〃ブラジル=「時経つほど日本恋しい」
ニッケイ新聞 2013年1月19日付け 「幸良と申します。今日はよろしくお願いします」。淀みのない日本語で挨拶をするのは幸良プリシラ香さん(23、三世)だ。10歳の時、家族とともに愛知県豊橋市に移住した。ブラジル人ばかりの工場環境で働いていた両親は、日本語をほとんど話せない。 家庭の中の会話は「全てポ語が約束だった。日本語は ...
続きを読む »第2の子供移民〜その夢と現実=日伯教育矛盾の狭間で=第7回=「単調な工場労働イヤ」=家族残し、自分の意志で帰伯
ニッケイ新聞 2013年1月18日付け 「日本での生活が嫌になっちゃったんですよね」。帰伯して1年が経つ的野アドレルさん(22、三世)は、今までの例とは異なり、自分の意思でブラジルに戻ってきた。 2歳で広島に移住して以来、約20年間を県内で過ごした。母は幼い頃にブラジルに渡った準二世で、広島県警で通訳を務めるほど日本語が堪能 ...
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