チクングニア熱やデング熱も、妊婦が罹患すると新生児に重大な障害が起こる可能性があることが判明したと17日付フォーリャ紙やアゴーラ紙が報じている。 バイア州連邦大学の研究によると、ブラジルでは15年9月と10月に、出産直前にチクングニア熱に感染した母親から生まれた子供に影響が出た例が確認済みだ。子供達は誕生時は異常がなかったが、 ...
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東西南北
ここに来て現実味を増して話題を呼んでいる、ルーラ前大統領の閣僚入りの噂。その目的が、「国のため」ではなく「逮捕を避けるため」というのは、国民の心情を考慮したとは到底思えない行為だ。とりわけ13日に、ブラジル史上に残る最大規模の反政府デモを受けた直後であることを考えれば、実現の暁にはさらなる混乱は必至ではないか。ネット上では、ル ...
続きを読む »ジウマ大統領=リオの免疫生物学技術研究所を訪問=1千万レアル規模の研究援助も発表
ジウマ大統領は10日午後、リオ市北部のオズワルド・クルス研究院(Fiocruz)内にある、免疫生物学技術研究所(通称バイオ・マンギーニョス)を訪問した。同研究所はブラジルの主要な免疫学研究センターだ。 ジウマ大統領は午後5時頃、ヘリコプターで研究所のサッカーグラウンドに到着し、視察後は記者団の質問に答えることもなく去った。 ジ ...
続きを読む »デング熱=蚊の発生源放置で母娘逮捕=MTの緊急事態宣言の町で
マット・グロッソ州アリプアナン市で3日朝、家の庭などの清掃を怠って、蚊の発生源を放置したままにしていた母娘が逮捕された。 人口2万600人強のアリプアナン市は、デング熱対策のために各戸を訪問し、デング熱やチクングニア熱、ジカ熱のウイルスを媒介するネッタイシマカの発生源を発見したら注意を促すといった活動を続けているが、今年も既に ...
続きを読む »ジカ熱=普通の蚊もウイルス媒介?=事実なら感染拡大急ピッチに
ジカ熱と小頭症の関係が最初に指摘されたペルナンブコ州で2日、オズワルド・クルス研究所の研究者達が、普通の蚊もジカウイルス(ZIKV)を媒介する可能性を示唆する研究結果を発表したと2、3日付伯字紙やサイトが報じた。 コンスタンシア・アイレス研究員によると、昨年12月から2月に同研究所内で育てたアカイエカ(Culex)にジカ熱に感 ...
続きを読む »東西南北
ジカ熱やデング熱への恐怖感が増す昨今、いきおい、蚊の発生しやすい水溜まりは気になりやすいが、2日付アゴラ紙の報道によると、意外なところに蚊の繁殖地を作ってしまっている場合もあるという。同紙が指摘したのは、サンパウロ市セントロのルス駅にあるCPTMの乗り場の屋根だ。同駅の屋根は改修作業中で、改修部分に張られたプラスチックのシート ...
続きを読む »小頭症と確認641人に=セルジッペで追跡研究開始
【既報関連】保健省が1日、小頭症と確認された新生児の数が583人から641人に10%、ジカ熱との関係が確認された例も62人が82人にと32%増えた事と、今後は世界保健機構(WHO)の基準に従い、女児は頭囲31・5センチ以下、男児は同31・9センチ以下を小頭症と診断する事を発表したと2日付伯字紙が報じた。 ジカ熱と小頭症との関係 ...
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今年は全国的にデング熱急増傾向にあり、新たな流行が心配されているが、26日付アゴラ紙によると、サンパウロ市東部にわずか100メートルで13の症例を記録した場所があるという。それがラジェアード区にあるヴィセンテ・ドゥリシオ・ダ・コスタ通りだ。同地区では今年、既に68人がデング熱に罹患し、24日に野営診療所(テント)も開設された。 ...
続きを読む »両国関係を新しい段階に=「日伯交流の展望」セミナー=サンパウロ州工業連盟と人文研
サンパウロ州工業連盟(FIESP、パウロ・スカッフィ会長)とサンパウロ人文科学研究所(本山省三理事長)が日伯外交樹立120周年を記念した「日伯交流の展望」セミナーを22日に同連盟講堂で開催し、約200人が終日、ブラジル人企業家の視点から見た両国協力関係の今後や、日系人の貢献などの話題にじっくりと聞き入った。 「120周年は新し ...
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サンパウロ市保健局が23日、16年2月2日まで(最初の4週間)のデング、チクングニア、ジカの各熱に対する罹患状況についての統計データを発表した。デング熱感染が疑われる人は5877人で昨年同期の2406人の倍以上、感染確認は827人で昨年同期の710人を16・5%上回り、24日からは野営診療所設営も始まった。チクングニア熱は、域 ...
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