【既報関連】連邦政府とサンパウロ州政府は、サンパウロ市ブタンタン(B)研究所が開発中で、テスト最終段階に入ったデング熱ワクチン(VD)を、ジカ熱ワクチン(VZ)を兼ねた多種型に転用する可能性を探っていると23日付フォーリャ紙が報じた。 VDをVZも兼ねたワクチンにとの意向は、ジウマ大統領(PT労働者党)とアウキミンサンパウロ州 ...
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ジカ熱=日本脳炎に似たウイルス=本当なら予防手段に新たな光
リオデジャネイロ州のオズワルド・クルス研究所調査員が、ブラジル北東部のパライバ州の妊婦から検出されたジカ熱のウイルスは、フランス領ポリネシアで発見されたウイルスと同型で、既にワクチンがある日本脳炎のウイルスと似ていると発表した。 パライバ州でジカ熱に感染後、胎児が小頭症と診断された妊婦2人の羊水からジカウイルスが検出された事は ...
続きを読む »ギランバレー症候群も増大=ジカ熱との関連性調査へ
15年1月~11月にブラジルで発生したギランバレー症候群(SGB)の患者は1708人で、1日平均5人が発症、それ以前より19%増えたと世界保健機構(WHO)が発表したと18日付エスタード紙が報じた。 ブラジルはジカウイルスの影響を最も受けており、WHOは「立証はまだだが、ジカ熱感染とSGB発症の間に何らかの関係がありうる」とし ...
続きを読む »ネッタイシマカ=ボウフラ駆除剤に問題?=アマゾンでバイオ製品開発
デング熱やチクングニア熱、ジカ熱を媒介するネッタイシマカ対策は世界的な課題となりつつあるが、蚊のボウフラを駆除するための薬が小頭症を引き起こす要因となっているのではないかとの声が上がり、同薬使用を中止する州が出てきた。 妊婦がジカ熱に感染した事が原因と見られる小頭症児増加は、ブラジルの医療関係者が世界に先駆けて報告し、その後 ...
続きを読む »上下水道の普及率伸びず=都市省も目標達成は困難と
都市省が16日、2014年の市街地の上水道の普及率は93・2%、下水道普及率は57・6%で、上水道は2023年までに完備、下水道も2033年までに93%に普及させるという目標達成は困難と発表したと16、17日付伯字紙サイトが報じた。 14年の数値は13年の93%と56・3%より若干改善したが、期待値を大きく下回り、このままでは ...
続きを読む »伝染病対策費はむしろ減少=不況の税収減が予算を直撃=蚊の繁殖放置の家に罰金も
【既報関連】ジウマ大統領は現在、ブラジルはおろか世界規模の問題になっている、ジカ熱、デング熱を媒介するネッタイシマ蚊の繁殖源となっている建物や土地の所有者に連邦政府の名で罰金を科す事を検討していると16日付伯字紙が報じた。 一方、デング熱が猛威をふるい、ジカウイルスの脅威が叫ばれる中、連邦政府と多くの州での伝染病監視部門の予算 ...
続きを読む »東西南北
13日にサンパウロ市南部のサントアマーロ高架橋がトラック2台の衝突に伴う炎上で部分損傷し、通行止めになったことは昨日付本紙でも伝えたが、週が明けた15日、南部のバス交通は一大パニックとなった。同高架橋は南部でも通行量の多いことで知られているが、そこが封鎖され、25ものバス路線がルート変更を余儀なくされたため、周辺の各通りで大混 ...
続きを読む »ジカ熱の水際対策を強化=成田空港など全国の検疫所
【共同】中南米で流行が拡大し小頭症との関連が指摘されているジカ熱を「検疫感染症」に位置付ける検疫法の政省令が15日付で施行されたことを受け、成田空港など全国の空港や港湾にある検疫所が15日から、帰国・入国者への水際対策を強化した。 成田空港の第2旅客ターミナルではこの日、厚生労働省成田空港検疫所の職員がサーモグラフィーで、帰国 ...
続きを読む »13日は蚊の「Xデー」=デング熱患者48%増加
13日は軍兵士も動員し、全国的なネッタイシマカ撲滅キャンペーンが行われるが、11日の保健省の発表によると、1月3~23日にデング熱と診断された患者は昨年同期比48%増の7万3872人で、昨年以上の流行となる可能性が高い事が明白になったと12日付伯字紙が報じた。 15年のデング熱患者は、14年を178%、流行年だった13年も10 ...
続きを読む »ジカ熱で3人目の死者確認=ネッタイシマカの脅威拡大
ブラジル保健省が10日、ジカ熱による国内3人目の死者が確認されたと発表、発症までは健康とされていた青年の死は世界保健機構(WHO)にも報告されたと11日付伯字紙が報じた。 北大河州在住で15年4月11日にナタル市の病院に入院した20歳男性は、重篤なデング熱と診断され、12日後に死亡したが、デング熱は陰性だったため、エヴァンドロ ...
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