米国当局は15日、中南米地域でのジカ熱感染拡大を受け、妊娠した女性に対し、カリブ海や中南米14カ国への旅行を避けるよう警告した。2月初めのカーニバル期間に北東伯を訪れる観光客が地元に持ち帰り、それが8月のリオ五輪を通して全世界に拡散する可能性が一部専門家から指摘されている。日本からの観光客も8千人程度見込まれており、日本に〃輸 ...
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チクングニアで死者確認=蚊媒介の熱病3種が増加中
保健省が15日、チクングニア熱で3人の死者が出、ここ3カ月間の患者数は倍増と発表した。ネッタイシマカが媒介する熱病患者増加は一般的な傾向で、デング熱では2015年の患者が164万9008人に及び、863人の死者が出た。ジカ熱患者も50万人程度いたのではないかと16日付伯字紙が報じた。 チクングニア熱は2014年に国内初の症例が ...
続きを読む »サンパウロ市=デング熱の発生危険地区は?=市内42区は特に注意を
サンパウロ市保健局がデング熱の危険度を知らせる地図を作り、市民に注意を呼びかけている。15日付アゴラ紙が報じている。 この地図は、蚊の発生やウイルス感染を促す「地区住民数」「気温」「ゴミなどの不法投棄所の数」を基に、2012年から作られており、デング熱の発生する確率の低い方から順に、白、緑、黄色、オレンジ、赤と色分けされている ...
続きを読む »あなたは本当にデング熱?=オロポウシェ熱やマヤロ熱かも
サンパウロ州リベイロン・プレット市在住で、頭を布で覆った女性が1人、病院を後にした。北東部の海岸への旅行後に発熱。光がまぶしく、体中が痛いと訴え、デング熱の疑いで入院したが、診察した医師は、オロポウシェ熱という、聞きなれない名前の病気との診断を下した。 オロポウシェ熱は、セラトポゴニダエ(別名クリコイデス・パラエンシス、マルイ ...
続きを読む »五輪でデング熱を日本に持ち帰らないために
ボウフラが湧いた―野外の水溜りではなく、我が家で数日放置したコップの中である。わずかな水があれば蚊は繁殖することを痛感させられた。 〃冬を知らない〃リオでは五輪期間の8月でも蚊が活発で、感染対策が必須だ。罹患患者の血液を吸った蚊が、他の人を刺すことでデング熱、チクングニア熱、ジカ熱の感染が広がる。 つまり罹患した選手や観戦者( ...
続きを読む »ジカウイルス=小頭症の症例3千超す=ボリビアでも初の患者確認
保健省が5日、2日現在、ジカウイルス(ジカ熱)が原因と見られる小頭症の事例は20州と連邦直轄区684市で計3174件に及び、12月26日現在の2975件より6・6%増加したと発表と6日付エスタード紙が報じた。 小頭症が最も多い州はペルナンブコの1185人(151市)で、パライバ504人(99市)とバイア312人(68市)が続く ...
続きを読む »デング熱=例年より早い時期から増加=保健プランは検査を義務化
保健省の統計によると、15年1月~12月第1週までのデング熱患者は158万7080人で死者は839人、平年より早い10~11月に増加が始まったと5日付エスタード紙が報じた。 9月末の統計発表後、10、11月の2カ月間に増えた患者の数は12万3304人で、中西伯では人口10万人当たりの患者数が21人から45人となった。患者増加は ...
続きを読む »デング熱ワクチン初認可=実用化まではあと3カ月=9~45歳まで適用可能
国家衛生監督庁(ANVISA)がフランスの大手製薬会社サノフィ社生産のデング熱対抗ワクチンを認可し、28日付官報に掲載したと同日付伯字紙サイト、29日付伯字紙が報じている。 同社の対デング熱ワクチン〃デングヴァシナ〃の安全性と実効性が認められ、国内認可の薬品として登録された事で、同社はブラジル内でのワクチン販売の権利を得た。同 ...
続きを読む »オーリャ!
先週「ブラジルには網戸がない」と書いたところ、編集部に幾つも反論のメールが届いた。ネットで「tela de janela」と検索すれば、網戸が見つかるという。 さっそく調べてみると、確かにけっこうな商品数が販売され、取り付け業者もいるようだ。販売されていても、さほど普及していないように見えるのは、コラム子の行動範囲が狭いためか ...
続きを読む »ジカウイルス=連邦政府も蚊対策を約束=小頭症の報告例15%増加
小頭症増加とジカウイルス(ジカ熱)の関係確認などで、保健省が22日、1月末までに全戸訪問を行い、ネッタイシマカの発生源撲滅を公約したと23日付伯字紙、サイトが報じた。 感染症撲滅のための活動を展開中の保健省職員4万3900人と陸軍兵の他、26万6千人を新たに動員、デング熱やチクングニア、ジカ熱を媒介する蚊の幼虫が発生する溜まり ...
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