ゴイアス州アウト・パライゾで黄熱病による死者が出た事で、同紙の市役所が月齢6カ月以上の市民に予防接種を受けるよう呼びかけている。 予防接種の対象から外れるのは妊婦と授乳中の母親のみで、市役所では3000人分のワクチンを市内各地の保健所などに用意している。 黄熱病で死亡したのは同市在住の22歳の青年で、最初は出血性のデング熱と診 ...
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サンパウロ市=デング熱対策を強化=渇水危機と暑さの副産物=水不足の地域で蔓延の皮肉
【既報関連】サンパウロ市保健局が12日、1月に確認されたデング熱患者は220人で、81人だった昨年より171%増え、水不足が深刻な北部に発生率が高い地区が多いと発表したと13日付伯字紙が報じた。デング熱が原因と思われる死者も1人いる他、感染が疑われる患者も、昨年の2倍弱の1368人いた。 人口10万人当たりの患者発生率が高いの ...
続きを読む »サンパウロ市=デング熱感染者3倍に=貯水方法に注意が必要
サンパウロ市役所が、今年1月のデング熱感染者数が120人(感染の疑いで検査を受けている人は1304人)に達し、昨年同月の45人のほぼ3倍になったと発表したと2月3、4日付の伯字サイトが報じている。 水を再利用するために溜めている市民は、デング熱を媒介する蚊が発生しないよう、バケツや貯水タンクに蓋をすることが必要だ。 サンパウロ ...
続きを読む »干ばつなのにデング熱?=サンパウロ州内陸部での流行を確認
深刻な水不足に悩むサンパウロ州だが、内陸部の町ではデング熱が流行と28日付グローボ局ニュースが報じた。 カタンドゥーヴァはその一つで、既に300人以上の患者発生が確認され、約1300人が検査の結果を待っている。 この町では、町の中央の商店街でも患者がいない店はないという程で、理髪店経営の男性は、自分が休めば収入の道が閉ざされる ...
続きを読む »サンパウロ市では冬もデング熱=暑くて乾燥した状態反映=世界的にも最も暑い年
サンパウロ市保健局が20日、今年の冬(第26週~38週)はデング熱患者が705人発生し、昨年同期比で840%増えた事と、11月1日現在の患者数は昨年1年間の患者の10倍に上る事を発表したと21日付エスタード紙が報じた。 冬は例年、デング熱感染が下火となり、昨年も75人の感染が確認されたのみだったが、今年の第26週~38週(6月 ...
続きを読む »これからの季節は「蚊」に注意!=保健省が警告を発令
今、ブラジルは少雨に伴う水不足、また、元来が水力発電の国であることから、電力不足に悩まされている。夏の本格化を目前に、水も、エアコンなどで電力も必要な時期に嫌な話だが、そこに追い討ちをかける問題が出てきた。それが「蚊」だ。 保健省は4日、ブラジル全国119の都市に対し、ネッタイシマカからの感染に注意をうながす警告を出した。この ...
続きを読む »チクングンヤの患者増加=バイア州中心に828人
「デング熱のいとこ」と呼ばれるチクングンヤ熱患者が増え、保健省が警告を発したと2日付フォーリャ紙などが報じた。10月29日の保健省の発表によると、10月25日現在で感染が確認された患者は828人で、ここ2週間の間で確認された新たな患者は491人に上る。 国内感染の患者はバイア州458人、アマパー州330人、ミナス州1人だ。その ...
続きを読む »ブラジルでもエボラ熱患者?=パラナで発見、リオに搬送
ブラジルで初めてエボラ出血熱の疑いがもたれる患者がパラナ州カスカベル市で発見され、リオ市に搬送されたと10日付の伯字紙や各紙サイトが報じている。 感染が疑われているのは、難民申請後にモロッコ経由で入国したギニア人男性のスレイマン・バーさん(47)で、8日から発熱が続いていたため、9日にカスカベル市ブラジリア地区の緊急医療施設を ...
続きを読む »デング熱に新たな対策=無害な蚊の放出実験始まる
オズワルド・クルス財団(Fiocruz)が24日、デング熱撲滅の新対策として2年間研究してきた非感染型の熱帯シマダラ蚊1万匹を、ゴヴェルナドール島北部のツビアカンガに放った。 同財団が放った蚊は、デング熱ウイルスが蚊の体内で増殖するのを防ぐ〃ボルバキア〃と呼ばれるバクテリアに感染させてある。 バクテリアに感染させた蚊が持つデン ...
続きを読む »デング熱=対策用の蚊大量生産へ=カンピーナスに初の工場
英国の企業がサンパウロ州内陸部のカンピーナス市にデング熱対策用の蚊の生産工場を建設、29日に落成式を行った。 デング熱は蚊が媒体となって感染する病気なのに、なぜ蚊の大量生産なのかと思う人も多いかもしれないが、英国のオキシテック社が生産している蚊は、遺伝子組み換えを行ったオスで、ボウフラから成虫になる段階で死ぬようにプログラミン ...
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