ニッケイ新聞 2008年4月4日付け リオのデング熱流行は怠慢とミスが招いたと小児科の感染症専門医が指摘する一方、全国で流行の危険のある市町村の半数は、何の対策もとられていないと保健省が発表した。 小児科医の指摘は二日にリオ市で開かれた専門家会議でなされたもので、三日のフォーリャ紙によれば、リオデジャネイロ連邦大学の医師らが ...
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東西南北
ニッケイ新聞 2008年4月2日付け 消費者にとっては朗報だが、三月三十一日に予定されていた約二万四千種の薬の値上げが四月九日に延期された。薬によって値上げ幅が違うが、薬局では十~十五日にかけて値上がりすることになる。常用薬などは値上げ前に買っておいてもいいかも。 ◎ デング熱の流行で対策に追われているリオ州では、 ...
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ニッケイ新聞 2008年4月1日付け サンパウロ市の市長選には、前サンパウロ州知事のアウキミン氏と現市長のカサビ氏が共に立候補することになりそう。現観光大臣のマルタ氏は、現職でやりたいこともたくさんあるし、サンパウロも愛していると言っていたが、最終的にはどうするか。最新調査ではマルタ氏二九%、アウキミン氏二八%、カサビ氏一三% ...
続きを読む »ストレス社会の被害者=乗客満載のバスをパンク=たわいもないことで殺人も
ニッケイ新聞 2008年3月29日付け リオ市のデング熱患者は受診までに六時間待たされるというが、毎日のニュースにも、渋滞に巻き込まれたり、バスに乗りそこなったりと、ストレスにさらされている人々の例が多い。 二十八日の伯字紙が報じたバスをパンクさせた青年もその一人。サンパウロ市南部のM・ボイ・ミリンで、二十七日も朝の五時頃バ ...
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ニッケイ新聞 2008年3月29日付け サンパウロ州カンピーナス市で二十四日、サンタンデール銀行に男女二人組みの強盗が入り、現金引き出し機から二万三二五〇レアル、窓口から一二一五レアルを持ち去った。警備員を縛り上げ、三八口径のカリブリ銃も奪っていったという強盗の武器は、何と、血の入った注射器。エイズのヴィールスに感染した血だと ...
続きを読む »リオデジャネイロ州=デング蚊で強制家宅検査=保健組織法を適用=ブラジルでは初めてのこと=非常事態が錠前破りを是認
ニッケイ新聞 2008年3月28日付け リオデジャネイロ州のカブラル知事(PMDB=ブラジル民主運動党)は二十六日、デング熱(熱帯シマカ)伝染防止のため非常事態宣言を発令し、住宅への強制立ち入りを可能にする保健組織法の適用を定めた。公共保護機関の職員は治安関係者と錠前破り師を伴い、家主の許可を得ずとも昼夜を問わず立ち入り検査を ...
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ニッケイ新聞 2008年3月27日付け サンパウロ市の地下鉄、特に東西に走る線は世界一混んでいる。その上、車両故障などが重なれば、当然乗客の気分も荒れる。残念ながら、地下鉄や電車(CPTM)の乗客同士のケンカや、駅職員らへの悪態や暴行が一月から二月にかけ、二倍以上に増えている。六~九時、十七~十九時のピーク時の地下鉄は、一平米 ...
続きを読む »デング対策に軍出動=リオ各地で野戦病院が活躍
ニッケイ新聞 2008年3月25日付け デング熱(熱帯シマカが媒介)感染患者への応急対策でジョビン国防相は二十一日、リオデジャネイロ市に三軍による野戦病院の即時設置を発表した。先ず出動したのは空軍と海軍、キャンペーン病院を各地に設けトーレス提督が現地指揮を採っている。 リオ州のコルテス保健長官は、病床確保で提督と折衝を行った ...
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ニッケイ新聞 2008年3月25日付け リオ州のデング熱流行について、子供の死亡報告が多いことが懸念されているが、一部には、普通の風邪と誤診されたことで処置が遅れ、死亡した例もある。医者の診察眼の確かさが命を救うことを教えてくれる話だが、出血性のデング熱の場合、血小板の不足も死亡者数増加にからんでおり、リオ州では献血の呼びかけ ...
続きを読む »リオ市のデング熱収まらず=3月も増えつづける患者数=保健相は市の保健行政批判
ニッケイ新聞 2008年3月21日付け 全国的にデング熱患者が減る中で、依然として患者数が増え続けるリオ市。その実態は〝流行〟そのものであると二十日付け伯字紙が報道した。 リオ市西部のアルベルト・シュヴァイツァー病院によると、一月のデング熱患者の診察は六六人で入院は一〇人だったが、二月は診察一九二人で入院四二人、三月に至って ...
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