ニッケイ新聞 2008年3月19日付け サンパウロ市のバスと地下鉄の乗り継ぎもできるビレッテ・ウニコは、二時間以内なら地下鉄一回を含む四回まで利用できるが、ビレッテの残高がないのに、最初のバスの車掌にお金を払い、ビレッテを使って乗車した扱いにしてもらう人がいる。この悪用を防ぐため、二十九日からは、ビレッテに残高がない場合、お金 ...
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東西南北
ニッケイ新聞 2008年3月15日付け 米国に本部のある非政府組織ハビタットは、グローバル・ヴィレッジと呼ばれるプロジェクトを持ち、世界九三カ国で活動中。ブラジルでは現在、サンパウロ州グァルジャ市で、河川整備のため立ち退きが必要となる人たちのための住宅三二戸を建設しているが、ここで働く人たちは米国、カナダ、日本やシンガポールと ...
続きを読む »アマゾンの動物――在住半世紀余の見聞から=連載(33 終)=種類、数量ともに多い蜘蛛(くも)=〃蟹くも〃大きいのは18センチにも
ニッケイ新聞 2008年3月14日付け ◇昆虫の話(5) 双翅類 蚊は、俗にカラパナとモロソカに分かれる。カラパナの中にチグレ・アジアチカ(アジアの虎)といわれる藪蚊がおり、デング熱を媒介するので知られている。 モロソカは割合小型で、体型は細い。アノフェレス(ハマダラカ)といわれる種類は、マラリアを媒介する。螫(さ ...
続きを読む »アマゾンの動物――在住半世紀余の見聞から=連載(29)=昆虫に対する知識は不可欠=一朝で収穫や命を失う恐れ
ニッケイ新聞 2008年3月4日付け ◇昆虫の話(1) 鞘翅類、直翅類、脈翅類、膜翅類、鱗翅類、双翅類、多足類、蜘蛛類と種類も数量も非常に多い。そしてこれらに対する知識を欠いていると、ひどい目に遭う。オンサなどの猛獣よりも、たかが虫と侮るなかれ、一年間粒粒辛苦の農作物を一朝に失ったり、マラリアや熱帯潰瘍、デング熱などであたら ...
続きを読む »07年のデング熱患者増大=パラグアイでは黄熱病死者
ニッケイ新聞 2008年2月8日付け 黄熱病でマスコミが騒ぎすぎと保健相が苦言を呈したとフォーリャ紙が報じた五日、エスタード紙に、昨年の出血性デング熱死者が一五八人に達したとの報。 出血性デング熱は通常、一度感染した人が別のウイルスに感染した場合に起こる。昨年中のデング熱患者五五万九九五四人中、出血性患者は一五四一人。〇二年 ...
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ニッケイ新聞 2008年1月11日付け 今年はカーニバルが例年よりも早く、サンバの練習に余念のない時期だが、六日の日曜日、サンパウロ市のエスコーラ・デ・サンバの一つ、ヴァイ・ヴァイが当局の手入れを受け、騒音公害による閉鎖を言い渡された。ヴァイ・ヴァイの代表はサンパウロ市長に直談判したものの、九日の時点では再利用許可は出ておらず ...
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ニッケイ新聞 2008年1月10日付け 車を持つ人にとっては車両税納入の時期。サンパウロ州では割引付きの一括払いと分割払いの第一回目の支払いは昨日から始まったが、今日はナンバープレートの末尾が二番の車の支払期限。後は末尾の番号〇まで、番号が増えるごとに銀行営業日が一日ずつ伸びていく。うっかりして今月の支払日を逃した場合は、二月 ...
続きを読む »黄熱病が中西伯など脅かす=罹患前に予防接種等の手段を
ニッケイ新聞 2008年1月9日付け 昨年十二月に黄熱病が原因の猿の死亡例が報告され、中西伯を中心に予防接種が行われているが、今年に入り、黄熱病と見られる患者事例が何件か報告されている。 最初に報道されたのは、五日のエスタード紙。ゴイアス州の三一歳の男性が三日に黄熱病の症状で入院。既に重態であったが、六日のエスタード紙は四日 ...
続きを読む »問われている医学教育の質=基礎知識不足でも卒業証書
ニッケイ新聞 2007年12月8日付け 以前、知人の息子が検査結果を持って医者に行ったら、担当医は検査結果の説明が出来ず、検査結果の読める医者は三カ月したら来ると言われたと聞き、耳を疑った。しかし、七日のエスタード、フォーリャ両紙には、お寒い医療の実態を裏付ける報道があった。 それは、サンパウロ地方医学審議会(CRM―SP) ...
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ニッケイ新聞 2007年12月4日付け 閉ざされた空間でのパニックは本当に怖い。三十日のお昼時、サンパウロ市リベルダーデの銀行を襲った少なくとも七人の強盗のうち二人が地下鉄内に逃げ込み、線路を走ってセー駅へ。逃げてきた強盗はそこで警官たちと撃ち合いになった。プラットホームにいた人は一一〇〇人とも言われるが、二人が流れ弾にあたり ...
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