【既報関連】保健省が25日、今年のA型インフルエンザ(H1N1)が原因の死者数は、既に14、15年の死者数の合計を超えたと26日付エスタード紙が報じた。 1月以降、4月16日までに確認されたH1N1による死者は230人で、早くも14、15年の199人を上回った。 また、H1N1によって起こる重症急性呼吸器症候群(SARS)発症 ...
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セアラー州=猿からもジカウイルス検出=コントロールはより困難に
サンパウロ総合大学(USP)とパスツール研究所、セアラー州保健局の調査員達が、セアラー州内陸部に住む猿からジカウイルスを検出した事が明らかにされた。 ジカウイルスに感染していたのが確認された猿は、マカコ・プレゴと呼ばれる種3匹とマーモセット(ポルトガル語ではサギ)と呼ばれる種4匹だ。アフリカ大陸を除くと、人間以外の動物からのジ ...
続きを読む »サンパウロ市=デング熱患者が81%減=東部の野営診療所撤廃へ
サンパウロ市保健局が8日、3月26日までに確認されたデング熱患者は6096人で、昨年同期の3万2128人より81%減少と発表したと8日付各紙サイトなどが報じた。 アレッシャンドレ・パジーリャ保健局長は、今年の患者数は年10万人を超えた15年を下回ると見ており、市東部に設けた野営診療所2カ所の撤廃を決めた。同診療所の医師は、A型 ...
続きを読む »H1N1=サンパウロ州の死者70人に増加=予防接種前倒しで長蛇の列
【既報関連】サンパウロ州保健局が8日、サンパウロ州でのH1N1による死者は70人を超えたと発表、大サンパウロ市圏では11日、予防接種を待つ人々が保健所の前などで長蛇の列をなしたと9、11日付伯字紙やサイトが報じた。 サンパウロ州でのH1N1患者急増は、北半球での患者急増の影響とデング熱やチクングニア熱、ジカ熱を恐れる市民が窓や ...
続きを読む »東西南北
ジカ熱やデング熱の恐怖は依然続いているが、最近は、多くの死者も出ていることもあってH1N1型のインフルエンザが話題を奪いつつある。死者が55人に上るサンパウロ州でも事態は重く考えられており、4日からは医療関係者対象、来週月曜の11日からは、妊婦や幼児、高齢者、慢性病患者を対象とする予防接種のサービスが公立の医療機関でもはじまる ...
続きを読む »ジカ熱=ブラジル侵入は13年か=コンフェデ杯が発端の可能性
24日発行の科学雑誌『サイエンス』に、ブラジルのジカ熱感染は2013年5月~12月に始まっていた可能性が高いとの記事が掲載された。 ブラジル初のジカ熱患者は、2015年5月に確認された事になっている。だが、ブラジル国内外の研究者達は、最初の感染は13年に起きていたと考えている。 パラー州アナニンデウアにあるエヴァンドロ・シャー ...
続きを読む »H1N1流行=保健省がサンパウロ州に特別措置=40万人分のワクチン送る
【既報関連】サンパウロ州で想定外の時期にA型インフルエンザH1N1が流行し、多数の死者も出ている事を受け、保健省が28日、高リスクの人向けの緊急接種用に、昨年利用したワクチン40万人分をサンパウロ州に送る事を決めたと29日付G1サイトなどが報じた。 サンパウロ州では今年、H1N1を含むインフルエンザに起因する重症急性呼吸器症候 ...
続きを読む »インフルエンザ=2カ月早く流行始まる=予防接種前倒しの自治体も
今年はインフルエンザの流行が例年より早く、サンパウロ州内の私立病院では待合室を分けるなどの特別措置もとられていると24日付フォーリャ紙やG1サイトが報じた。今年流行が懸念されているのはA型(H1N1)だ。 保健省が毎年行うインフルエンザの予防キャンペーンは4月30日から始まるが、実際には患者が急増し、昨年のキャンペーンで残った ...
続きを読む »ジカ熱=防蚊検査官妨害に遭う=監査を拒否する住民も
サンパウロ市では、デング熱、ジカ熱、チクングニア熱を媒介するネッタイシマ蚊(A蚊、学名より)の繁殖を抑える取り組みが、大きな困難に直面していると24日付アゴーラ紙が報じた。 サンパウロ市の保健局職員が、蚊の繁殖の危険があるところがないかと監査に入れない家屋があるのだ。今年初めから3月9日までに職員が入れなかった家屋は1万9千軒 ...
続きを読む »W杯予選に虫除けプレゼント=スアレスよりジカ熱の方が怖い
25日、サッカーの18年ワールドカップの南米予選、ブラジル対ウルグアイ戦がペルナンブッコ州レシフェで行われるが、この試合に関連し、ブラジル・サッカー連盟(CBF)が異例の発表を行った。 それは、この日、試合会場となるペルナンブッコ・アリーナに来場する観客、関係者、選手、約10万人に、虫除けの塗り薬を無料で配布するというものだ。 ...
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