ニッケイ新聞 2014年2月5日 最後の製茶工場を経営するレジストロの天谷良吾さんの祖父、捨吉さんは少し変わった人だったらしい。福澤一興さんが12年に天谷伊都子さん(当時92歳、良吾さんの母)から聞き取ったメモには「おじいちゃん(捨吉)は本ばかり読んで何もしない人だった。ある時、まだ小さかった私の子供たちを集め、『科学の力は大 ...
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東西南北
ニッケイ新聞 2014年2月5日 サンパウロ市での水不足が騒がれているが、サンパウロ州内ではすでに給水制限を検討しはじめている市もある。サンカルロスやデスカウヴァードなどでは、今にも給水制限実施が現実味を帯びているといい、ソロカバやアララクアラでは給水制限実施は否定しているものの、水道利用者に節水を求める呼びかけをしている。そ ...
続きを読む »連載小説=日本の水が飲みたい=広橋勝造=(92)
ニッケイ新聞 2014年2月5日 出発してからしばらく沈黙が続いた。トメアスの時と同じで、一行は『ナンマイダー』でむすばれた群衆との別れを惜しんだ。 第十四章 真理 アマゾンから帰って数日後、サンパウロのジョージのアパートで、中嶋和尚が麻の法衣にアイロンをかけていた。 「戻りました」ジョージが普段より早く仕事から戻ってきた。 「 ...
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2014年2月5日 ダリアの球根は、開花時期の調整のため、思った以上に繊細な管理が必要のようだ。6月頃から球根の堀上げ、株分け、冷蔵処理による強制的休眠を2カ月間、発芽を促す過程など経て、3月のダリア祭で華麗に咲き誇るという。病気対策も必須で、連作障害にも気を配るとか。15日にある式典では、植え付け指導の武吉さん ...
続きを読む »コラム オーリャ!
ニッケイ新聞 2014年2月5日 〃ブラジル出身の熱血先生〃。先日NHKの番組で、教え子たちに全力でぶつかり、愛知県の公立中学校で活躍する英語教諭伊木ロドリゴ(27、三世)さんが紹介された。 彼は当地に生まれ10歳のとき、デカセギのため渡日した両親と共に愛知県に移り住んだ。当初は日本語がわからず、学校で苦労し、さらに、白血病 ...
続きを読む »「デカセギに感謝伝えたい」=住金系元社長 馬場さんが集い開く
ニッケイ新聞 2014年2月4日 日鉄住金ステンレス鋼管株式会社(本社・茨城県古河市)の元社長である馬場善禄さん(83、大阪)が初来伯し、「かつてのデカセギ日系人に感謝したい」として「スミキン感謝の集い」を2日夜、サンパウロ市の松原ホテルで行った。 デカセギ経験者としては中野修さん(70、二世)、宮川茂さん(58、二世)が十数年 ...
続きを読む »小野田寛郎氏の冥福祈り=南麻州で初七日ミサ
ニッケイ新聞 2014年2月4日 今月16日に逝去した元陸軍少尉の小野田寛郎さんの初七日ミサが22日、小野田牧場のある南麻州カンポグランデ市のサンジュダス・タデウ教会であった。小川チット司祭の下、約200人が冥福を祈った。 ミサ終了後は、祭壇に置かれた遺影を背に、来賓のあいさつが行われた。ヴァルゼア・アレグレ農協(CAMVA ...
続きを読む »コチア青年総会、16日に
ニッケイ新聞 2014年2月4日 コチア青年連絡協議会(村田重幸会長)は16日、サンパウロ市リベルダーデ区の宮城県人会(Rua Fagundes, 152)で『定期総会』を開く。第一召集は午前9時半、第二次は午前10時。 2013年度の事業・決算報告及び2014年度の事業計画案、予算案が審議され、役員の補充と改新などが行われ ...
続きを読む »サンパウロ市のバイク100万台=毎月2760台ずつ増加
ニッケイ新聞 2014年2月4日 3日付エスタード紙によると、サンパウロ市内を走るバイクの数は毎月2760台ずつ増えており、2月中に100万台を超えると見られている。 同紙によると、2013年10月までにサンパウロ市内で登録されていたバイクの数は99万台。同年1月から10月の間に増えたバイクは約2万8千台で、月に2760台ず ...
続きを読む »日本移植民の原点探る=レジストロ地方入植百周年 ◇戦後編◇ (117)=州公教育に日語授業入れる=核廃絶願って平和灯ろう流し
ニッケイ新聞 2014年2月4日 公教育の中に日本語を取り入れる動きは現在では一般的だが、最初にそれに取り組んだ地域の一つがレジストロだ。塾的な日本語学校は減る傾向にある中、州教育局の外国語センター(CEL)のような一般教程に組み込んだ形の日語教育はむしろ拡大している。 日本語教師の金子慶子は「今はあちこちのCELに日本語がある ...
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