ニッケイ新聞 2007年10月24日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十三日】中央銀行は二十二日、レアル通貨の高騰で外国と取り交わされる資産とサービスの外貨収支が著しく悪化したと発表した。二〇〇七年九月の外貨準備高は、四億七一〇〇万ドルで二〇〇六年九月の二二億五〇〇〇万ドルに比較すると五分の一に落ち込んだという。 多国籍 ...
続きを読む »ニッケイ 関連記事
大耳小耳
ニッケイ新聞 2007年10月24日付け 日本をテーマに来年のカーニバルに臨むサンバチーム「ヴィラ・マリア」。ファンタジア(衣装)は、日本人から見れば、すでに日本ではないが、中国などのエッセンスも取り入れ、全体的にアジア風に練り上げてあり、興味深い。調査は入念にしたそうだが、テーマとしながら拘らないところがブラジル風か。ブラジ ...
続きを読む »牛乳に違法添加物=食の安全より自社利益
ニッケイ新聞 2007年10月24日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十三日】連邦警察は二十二日、ミナス州の乳業協同組合二つを、無認可の添加物を使用していた食品安全法違反の罪で摘発した。 摘発されたのは、州南西部ウベラバ市のコーペルヴァーレ(Coopervale)と、パッソス市のカスミウ(Casmil)の二乳業組合で管理 ...
続きを読む »コラム オーリャ!
ニッケイ新聞 2007年10月24日付け 石川県の金沢大学で、アガリクスの抗がん作用を調べる臨床試験が始まる。現地の北國新聞が報じている。厚生労働省が助成、公的研究費によるものとしては国内で初めてという。 厚労省が、動物実験でアガリクスを使った健康食品に発がん促進作用が認められたと発表したのが、昨年の二月。実際には調べた三製 ...
続きを読む »ブラジルが亜でM&A攻勢=亜名門が次々伯の軍門に下る
ニッケイ新聞 2007年10月24日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十三日】亜経済は過去数年、不確定時代に悩まされ、多くのシンボル的企業が売りに出された。いずれも南米のスイスといわれた亜国の黄金時代、一世を風靡した伝統的企業である。買収に食指を動かしているのは、ブラジルの代表的企業だ。 亜国は二〇〇三年以来、経済成長率 ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2007年10月24日付け 十月五日付け本コラムで、世界の殺人事件の1%がサンパウロ市で起きているという九九年(一〇万人あたり五二人)の統計を紹介し、〇六年現在では遙かに低く(同一八人)なったと紹介したが、二十一日付けボン・ジア紙(サンパウロ州ソロカバ市)には、さらに驚くべき数字が出ていた▼人口一〇万人あたりの自 ...
続きを読む »東西南北
ニッケイ新聞 2007年10月24日付け サンパウロ市近郊で週末に地下鉄や電車(CPTM)で出かける方に朗報。二十七日の土曜日から、ビレッテ・ラゼールと呼ばれる新しいカードが販売され、乗車料金が二レアルになる。カードは地下鉄と電車の双方で使えるが、バスとの乗り継ぎはできないとのこと。同じカードで週日も乗れるか、週末だけの限定使 ...
続きを読む »このデコポンは甘い!=APPC=市長も訪れ「金星」発表=ブランド化、輸出も視野に
ニッケイ新聞 2007年10月24日付け 「普通のデコポンは酸っぱいが、このデコポンは…」――。ピラール・ド・スールのデコポン「金星」の発表会が十九日午前十時から、同市にある日系農場で行われた。主催はAPPC(サンパウロ州柿生産者協会)。エリッキ・カルバーリョ市長も訪れ、祝辞を送った。日本のものより酸味を抑え、甘さを強調したピ ...
続きを読む »移民百周年にお言葉=皇后さま73歳の誕生日
ニッケイ新聞 2007年10月24日付け 皇后さまは二十日、七十三歳の誕生日を迎えられた。宮内記者会の質問に文書で回答し「祖母として幼い者と接する喜びには、親として味わったものとも違う特別のものがある」と四人の孫たちへの思いをつづった。 回答文書によると、皇居で朝の散歩中、実を付けたジュズダマの茂みを見つけ、天皇陛下と少しだ ...
続きを読む »もっと来るかと思ったが…=北海道協会=うなぎ丼祭り「知名度まだ」
ニッケイ新聞 2007年10月24日付け 北海道協会(木下利雄会長)の熟年会員が作る「おやじ会」主催の第一回うなぎ丼祭りが二十一日、同協会会館で開かれた。来場者は約百人。百三十食分を用意したが、売れ行きは約六十食に留まり、「うなぎを知らない人が多い」と、その地名度の低さが指摘されていた。 今回販売されたうなぎは、北米で加工さ ...
続きを読む »