ニッケイ新聞 2007年9月22日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十一日】「大統領、俺を助けてくれ!」―叫び声がプラナウト宮(大統領府)のホールにこだまする。叫んでいるのは、バイーア州ピンドバス市からヒッチハイクで一五〇〇キロの道のりをはるばるブラジリア市にまでやってきた三十七歳の農夫。大統領に直談判を試みた男の想いは、 ...
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日本酒のポ語講演会=出版記念会も同時に
ニッケイ新聞 2007年9月22日付け 国際交流基金サンパウロ日本文化センターが実施している食文化シリーズ「味の知恵」の一環として、二十六日午後七時半から同センター内の多目的ホール(Av. Paulista, 37 1o andar)で文化講演「日本酒・神の雫(しずく)」を行う。入場無料。 日本酒研究家の石井セルソ氏を招き、 ...
続きを読む »サンパウロ州からの人口流出、全伯一に
ニッケイ新聞 2007年9月22日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十一日】二十日に発表された全国家庭調査の結果によると、二〇〇六年にサンパウロ州では、人口流出が流入を二十万七〇九八人上回り、人口流出全伯一(マラニャン州の三倍)となった。 九〇年代にチャンスを求めてサンパウロ州に入ってきた人々(当時は四十万人の流入過多) ...
続きを読む »焼きそば祭り開催=群馬県人会で7日
ニッケイ新聞 2007年9月22日付け 群馬県人会(松田典仁会長)は、十月七日に午前十一時から午後三時まで同県人会(サン・ジョアキン街526)で、焼きそば祭りを開催する。 同祭りではやきそばを四百食用意する。前売り八レアル、当日十レアル。この他には、ごぼうや鶏肉などの入った中国風赤飯、寿司、ケーキ、飲み物などを用意する予定。 ...
続きを読む »東西南北
ニッケイ新聞 2007年9月22日付け 下院は二十日、美容師やマニキュアの資格規制法案を審議、賛否両論で白熱した。仲裁にマガリャンエス下議(民主党=DEM)が、入った。 「美容師に資格が必要なのは、ごもっともです。見て御覧なさい。ウエリントン上議のあの醜い長髪、見る度ウンザリします。あんなみっともない髪の男を世間に送り出さない ...
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2007年9月22日付け 自民党総裁選に出馬した麻生太郎幹事長。先月外務大臣として来伯した時のことを感謝する手紙が、文協理事会で披露された。「私は若かりし頃、一時期サンパウロに居住したことがありますので、今回は懐かしい訪問ともなりました」と振り返り、「来年のブラジル日本移民百周年・日伯交流年を成功させ、この特別な ...
続きを読む »21世紀の森作り=エコロジコ公園内に=4年間に=自然木10万本植樹=移住者協会プロジェクト=全伯規模で100周年記念
ニッケイ新聞 2007年9月22日付け チエテ川沿いに十万本の植樹――。ブラジル・ニッポン移住者協会が主催する百周年記念事業の一つ「21世紀の森作り」全伯キャンペーン。それを組織・運営する中央植樹委員会(小山昭朗代表)がこのほど、NGO団体のオイスカ・ブラジルと共同で、サンパウロ市チエテ川沿いのエコロジコ公園内に、今後四年間に ...
続きを読む »コラム オーリャ!
ニッケイ新聞 2007年9月22日付け 戦後ブラジル野球が盛んになる基礎をつくった人たちのOB野球大会が、三十日、ジガンテ球場で行われる。四回目だ。出場資格は最年長クラスのOBたち、七十二歳以上、野球が選手と観衆一体で楽しめたころの〃スター〃たちでもあった。 さすがに、クラブ対抗ができるほどの人数は揃わない。参加申込みがあっ ...
続きを読む »蒼鳳25周年、飯島さん社長引退=遍路巡りで新世界模索へ
ニッケイ新聞 2007年9月22日付け 根っこを築いたので、その上にすばらしい建物を建ててほしい――。十五日に五十七歳の誕生日を迎えた「蒼鳳」の飯島秀昭社長は、同社の創立二十五周年と同時に引退を発表した。日本とブラジルでの生活時間が同じになるという今年、飯島さんは会社を離れ、四国八十八カ所巡り(遍路巡り)に出掛けるという。二十 ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2007年9月22日付け 笠戸丸移民や旅順丸は西廻りでインド洋を渡ってケープターンに寄航しサントスに着いた。戦前の初期移民が東南アジアや南アフリカを経由したのはまだ「パナマ運河」がない為であり、移民船が太平洋航路を使うようになったのは、1914年にパナマ運河が完成してからである。戦後移民もオランダ汽船を除き大阪商 ...
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