2005年10月15日(土) そうした戦後の時代になって、日系社会は二、三世々代が各面でブラジル社会に浸透して行くとともに、急激に同化傾向をたどってきた。 現今のブラジル社会が理想としているのは、それぞれの移民人種がもたらした各国文化を後継世代にも継承し、ブラジル社会全体をまとめて統合して行くという、いわゆるサラダボウル(ブ ...
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特別寄稿=連載(3)=日伯学園建設こそ=100周年事業の本命=コロニアの現状分析と意義
2005年10月14日(金) おそらく移民世代は、よく見つもっても五%ていど、せいぜい七万数千人だろう。その後継世代では、二世々代はすでに高齢化の段階にある者が多く減少の傾向にあるが、彼らの一部にはまだコロニア社会に何らかの関りを持つものがみられる。 だが、三世以降の世代においては、コロニア社会にアイデンティティをもつものは ...
続きを読む »特別寄稿=連載(2)=日伯学園建設こそ=100周年事業の本命=コロニアの現状分析と意義
2005年10月12日(水) この苦闘はみごとに報いられ、二世々代以降のニッケイ人(※註=宮尾グループでは漢字の「日系人」は一世も含めた意味。「ニッケイ人」は二世以降のみをさす場合と使い分けている)はブラジル社会の中ではとび抜けた高学歴所有者となった。 ドットールとしてブラジル人一般よりもはるかに高い所得を得て、各界に深く浸 ...
続きを読む »リオ連盟の行事予定■
2005年10月8日(土) リオ州日伯文化体育連盟の「あゆみ」九月号によれば、同連盟関連の行事予定は次の通り。 ▼十月八日(土)九時半から同連盟の第五回執行理事会(連盟事務局)▼九日(日)は連盟五十周年記念式典(リオ・ニッケイ)▼十六日午前十時から第六回日本語普及部会(日語モデル校)▼二十三日午前八時から第十一回男子・第二十 ...
続きを読む »第36回全伯日系ゴルフ選手権=若手の活躍光る=男子=小田選手=2度目で二冠=女子=カーラ選手=破竹の2連覇
2005年10月5日(水) 第三十六回全伯日系ゴルフ選手権大会が一日、二日の両日にわたり、PLゴルフ・クラブで開催された。今大会は若手の活躍が光り、男子は小田ギルジェルメ選手(19、バウル)、女子はカーラ・ジリオット選手(16、アルジャ)が見事優勝に輝いた。二日目はあいにくの雨だったが選手全員が健闘を見せた。 ブラジル日系ゴ ...
続きを読む »「寿・亀・鶴」GBでふれあう=楽しい1日、もう20回
2005年10月1日(土) 第二十回老ク連ゲートボールふれあい大会(ブラジル日系老人クラブ連合会、ニッケイ新聞社共催、ブラジルゲートボール連合主管)が、九月二十四日午前八時半から、ブラジルゲートボール連合スタジアムで行われた。参加チームは寿組十、亀組二十三、鶴組七の計四十チーム。それぞれが楽しい一日を過ごした。また、同連盟創立 ...
続きを読む »第36回コロニア文芸賞=小野寺、野澤両氏に
2005年9月22日(木) 第三十六回コロニア文芸賞(文協コロニア文芸賞委員会主催)の選考会がこのたび行なわれ、本紙ニッケイ歌壇の選者小野寺郁子さんの文集『ときおりの章』と、野澤今朝幸さんの自分史『草原』が受賞した。 昨年七月から今年六月までに応募された作品で規定を満たしていた十五編の中から選ばれた。六人の選考委員が四回の会 ...
続きを読む »コラム オーリャ!
先日、ロンドリーナで催された全伯川柳大会に取材に行ったところ、一人のご老人が杖をつき家族に支えられて私のところへやってきた。「あんたニッケイかね?それじゃ、私は目の手術をしてすっかり字が見えるようになったから、またよろしくと伝えておいて!」 長い間休んでいたニッケイ柳壇の選者であり、短詩愛好者の多いといわれるパラナで、川柳の ...
続きを読む »短歌で1日=「命の洗濯」=参加60人=ほとんど80歳以上=全伯大会=それぞれの思い胸に集う
2005年9月14日(水) 今年で五十七回目となる全伯短歌大会(椰子樹社、ニッケイ新聞社共催)が十一日午前九時から、文協ビル内エスペランサ婦人会サロンで行われた。今年は約六十人が参加。ほとんどが八十歳以上となった。年々、高齢化に伴い参加人数が減少していく中でも初参加者は六人。椰子樹社代表の安良田済さん(89)は「一口に五十七年 ...
続きを読む »「心の歌」収益を=援協などに寄付
2005年9月13日(火) 八月二十一日に文協大講堂で開催され、感動の嵐を呼んだチャリティーコンサート「日本人の心の歌」。その協力券やDVD・ビデオの販売による純益金がこのたび集計され、六日、援護協会(酒井清一会長)とコチア農業教育・技術振興財団(花田ルイス会長)に寄付された。 実行委員の道みどりさんは「とにかくお年よりに喜 ...
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