ヴァルゼン・グランデ 飯田 正子 釣りに行く孫の恋人夏帽子 【何と若々しい明るい俳句である事、季語の「夏帽子」がぴったりと動かないよい選択であった。 「孫の恋人」とあるように、自分の子供であるとこの様にのんびりとは詠めないもので、孫となると何となく恋人にも鷹揚になることが、私にも経験があって含みのあるよい俳句であった】 ...
続きを読む »ニッケイ 関連記事
大耳小耳
設立50周年を迎えたサンパウロ福音教会のことが、日本でも伝えられている。日本語サイト「クリスチャン・トゥデイ」が21日に記事を配信した。キリスト教ニュース専門サイト「CJC通信」を通じ掲載されたものだが、情報源は弊紙のようだ。出典が「ニッケイ新聞」となっていた。日本語によるブラジル情報の広報に少しは役立ったようで何より。
続きを読む »米国加州=二審で敗訴、慰安婦像裁判=控訴に向け資金提供募る
米国カリフォルニア州グレンデール市に設置された、慰安婦像撤去のために活動している『歴史の真実のための世界連盟(GAHT)』(目良浩一会長)が、裁判継続のために資金集めを呼びかけている。 13年に米国で初めて設置された慰安婦像と石碑の撤去を求め、14年に設立された同連盟。連邦地裁に提訴していたが、今年8月に第二審で敗訴していた ...
続きを読む »『ふろんていら』50号に思うこと
サンパウロ州アルミニオ在住の伊那宏さんが主宰する詩歌サロン『ふろんていら』が、記念すべき50号を9月に発行した。個人で年4回も定期刊行を続ける苦労は並大抵ではないだろうに、12年半も続いてきた。もちろん、伊那さんの志に賛同して投稿する人がいればこその快挙だ▼本人筆による一文「その歩んで来た道」(26頁~)を読んで、考えさせられ ...
続きを読む »谷口雅春先生を学ぶ会=13日に全国大会
生長の家谷口雅春先生を学ぶ会が『第3回ブラジル全国大会』を13日午前9時から、文協大講堂(Rua Sao Joaquim, 381)で開催する。入場料は35レ。子ども、高齢者は無料。 日本から、谷口雅春先生を学ぶ会の前原幸博副代表が講師として参加する。午後6時まで、講話や会員の体験談などが発表される。 案内に来社した村原オ ...
続きを読む »最後の日本兵 小野田さん=伝記がブラジル陸軍から出版
終戦を信じず、戦後30年近くフィリピン・ルパング島に潜み闘い続けた元帝国陸軍少尉、故小野田寛郎さん(和歌山出身)のポルトガル語伝記『セン・レンジソン(降伏せず)』がブラジル陸軍から発刊される。刊行発表会が18日午後7時からニッケイパラセホテル(Rua Galvao Bueno, 425)で行われる。 松田ルイ・ユタカ陸軍少将 ...
続きを読む »ニッケイ俳壇(914)=星野瞳 選
アリアンサ 新津稚鴎
ランプ下げ通いし句会念腹忌
アラポンガ鳴き止めば森がらんどう
木々芽ぐむ枝にぎやかに差し交わし
森の穂にアララが騒ぎ初明り
万緑の中漂へる鷺一羽
大雷の鳴り夕立のはたと止む
ニッケイ歌壇(525)=上妻博彦 選
サンパウロ 武地志津
チッチッチチと微かに啼くは何鳥や炊事の手を止め耳澄ませ聞く
洗濯場そっと覗けば小燕のあらぬ場所より不意に飛び立つ
吾が影に怯えしならむ小燕の狭き空間ぱたぱたと飛ぶ
久々に迷い入り来し小燕のいじらしきさま暫し見て佇つ
小燕の囀りやめば片隅に親を恋うらむじっと動かず
ニッケイ俳壇(913)=富重久子 選
第46回全伯日系ゴルフ、今月開幕=今年はPL、選手230人出揃う=ホールインワンにはホンダ車が
ブラジル日系ゴルフ連盟とニッケイ新聞が主催する『第46回ブラジル日系ゴルフ選手権大会』が11月5、6の両日、アルジャー市のPLゴルフクラブ(Av. PL do Brasil, s/ n)で開催される。今年は全伯から230人がエントリー、ホールインワン賞にはホンダのシビックが用意されるなど、華やかな大会となりそうだ。 日系ゴル ...
続きを読む »