ニッケイ新聞 2013年5月28日 ブラジル出版界の最大手のひとつ、アブリル出版などを統括するアブリル・グループ会長、ロベルト・チヴィタ氏(76)が26日、多臓器不全のため死去した。父ヴィットル氏設立のアブリル出版に勤務、68年に「ヴェージャ」誌を創刊したことで知られる。父の死後、90年から会長となっていた。同出版社は「エザー ...
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第2次大戦と日本移民=勝ち負け騒動の真相探る=外山 脩=(11)
ニッケイ新聞 2013年5月28日 追討ち 排日法成立から3年後の1937年、邦人社会に追討ちがかかった。 独裁権を握った大統領ゼッツリオ・バルガスが、ナショナリズム色濃厚な新政策を打ち出し、それが邦人社会を直撃したのである。 バルガスが狙っていたのは、国家の再構築であった。 実は、それまでのブラジルでは、1889年革 ...
続きを読む »連載小説=移り住みし者たち=麻野 涼=第83回
ニッケイ新聞 2013年5月28日 「父も母も韓国人なの。私の中に流れているのはまぎれもなく韓国人の血なの」 「韓国人の血」、「民族の血」という言葉を美子はしばしば口にした。その強い口調とは対照的に、美子はいつも自分の中にある不確かさに脅えていた。地図も持たずに不慣れな山に登るようなおぼつかなさを彼女は常に抱えていた。 児玉 ...
続きを読む »森和弘の秘められた過去=勝ち負け抗争と二世心理=(1)=二人の父を銃弾で失う=「戦争終われば日本に帰る」
ニッケイ新聞 2013年5月28日 「私はこの経験を、ほとんど話したことがない」——副市長を3期も務めた外科医、森和弘(83、二世)はそう前置きすると、静かに、しかし臆することなく語り始めた。「スザノのカズヒロ・モリ」といえば、ブラジル社会に積極的に貢献してきた有名な二世という印象が強い——だが、彼がそれを志した裏には悲しい原 ...
続きを読む »SANJO自慢の新商品=『マエストラーレ・インテグラス』=ブランド確立に向け奮闘
ニッケイ新聞 2013年5月28日 昨年、サンパウロ市のワイン品評会「エキスポヴィニス」で優秀賞に輝き、ブラジルを代表するブランドを作ったサンジョ農業協同組合(SANJO、清水信良理事長)が、来月から新商品の赤ワインを作った。銘柄は『マエストラーレ・インテグラス』を発売する。 カベルネ・ソーヴィニョン種ブドウを使った高級赤ワ ...
続きを読む »ベレン日系協会=文化祭に約8百人=増える非日系参加者
ニッケイ新聞 2013年5月25日 【パラー州ベレン発】ベレン日系協会(小山拓雄会長)は19日、パラー州民と日本人の日伯文化交流を兼ねた『第14回日伯文化祭』を汎アマゾニア日伯協会神内講堂で開催した。 会場には、在ベレン日本国総領事館の垂井恒治副領事夫妻、生田勇治日伯協会々長、太田勲雄援協会長代理、田部軍司サンタイザベル日伯 ...
続きを読む »べレン市=黒木修さん撲殺される=警察は怨恨の線で捜査
ニッケイ新聞 2013年5月25日 パラー州べレン市在住でアマゾン・カントリークラブの支配人を務めていた黒木修さん(当時68、宮崎県出身)が18日、自宅で何者かに殺害されているのが発見された。20日付ジアーリオ・デ・パラー紙が報じている。 黒木さんは同市テノネー区の住宅街に一人で暮らしていた。毎週土曜日に通ってくる掃除婦は、 ...
続きを読む »ルアネー法認可! 史料館着物展=州知事公邸で29日から
ニッケイ新聞 2013年5月25日 ブラジル日本移民史料館(森口イナシオ運営委員長)は29日から、サンパウロ州知事公邸(Avenida Morumbi, 4500, Morumbi)で着物展『A Arte dos Quimonos』を開く。入館無料で、7月28日まで。開館時間は火〜日曜の午前10時〜午後5時。開会式は28日午後 ...
続きを読む »「若手を呼び込みたい」=海藤三味線教室が発表会
ニッケイ新聞 2013年5月25日 タウバテ海藤三味太鼓(海藤司代表)の「第7回海藤三味線教室発表会」が6月2日午後1時から、愛知県人会(Rua Santa Luzia, 74, Liberdade)で開かれる。入場無料で保存のきく1キロの持参を呼びかける。 今回は初の三部構成。代表の司さん、若手の赤堀雄三さん、海藤洋平さん ...
続きを読む »希望の家=牛の丸焼き大会、2日に=サンバショーも楽しんで
ニッケイ新聞 2013年5月25日 希望の家福祉協会(上村ジャイロ理事長)主催の『第11回牛の丸焼き大会』が来月2日午前10時から、同施設(Trav. Hideharu Yamazaki s/n da Estrada do Tronco, altura do km 206 da Via Dutra, Itaquaquecetu ...
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