ニッケイ新聞 2013年4月5日 金寿吉は忍耐強い性格で、どんな差別にも耐え忍んできた。しかし、差別されたまま一生を終えていくことに抑えがたい怒りがあったのだろう。帰国を考えるようになったもう一つの理由は、多くの同胞が北へ次々に帰国していったことだ。 北朝鮮への帰国は一九五九年から始まった。朝鮮総連によって北朝鮮は「発展する ...
続きを読む »ニッケイ 関連記事
5年後に会いましょう!=最後の移民船にっぽん丸=40周年同船者会を開催=約60人が笑顔で集う
ニッケイ新聞 2013年4月5日 「5年後にまた会いましょう」—。1973年3月27日サントス着の最後の移民船「にっぽん丸」の40周年同船者会が先月30日、熟連クラブ会館であり、ミナス、リオ、南大河各州から家族を含めた約60人が参加した。10、30周年に続き3回目。靴が鳴るのメロディーで歌う「にっぽん丸のうた」の合唱、到着時の ...
続きを読む »釈迦誕生祝う「花祭り」=リ広場で8〜13日
ニッケイ新聞 2013年4月5日 宗派を超えて釈迦の誕生日を祝う「第47回花祭り」が8〜13日、サンパウロ市のリベルダーデ広場の特設会場で行われる。 案内のため、共催団体のブラジル仏教連合会の松峯慈晄会長、浄土真宗本願寺派ブラジル別院の安中マルコ隆曙開教使、ブラジル仏教婦人連盟の山田光子会長、釈尊讃仰会の小野昭二会長、ACA ...
続きを読む »出版=『枕草子』のポ語版が完成=日文学研究者らが共同で
ニッケイ新聞 2013年4月5日 平安時代中期に書かれたと伝わる随筆『枕草子』の全編ポルトガル語翻訳版「O LIVRO DO TRAVESSEIRO」(Editora 34、614頁、2013年)がこのほど出版された。 訳者は脇坂ジェニ、織田順子、橋本マダレーナ・コルダロ、吉田ナナ・ルイーザ、橋本リカさんの5人で、いずれもサ ...
続きを読む »コロニアかるた会、7日
ニッケイ新聞 2013年4月5日 「コロニアかるた会」(黒田貞徳代表)が7日午後1時から、鳥取交流センター(R. Dona Cesaria Fagundes, 323)で開かれる。 会費は一人5レアルで一品持ち寄り。「同好者の参加を歓迎しています」と同会は呼びかけている。
続きを読む »ペデレイラ文協が運動会=21日
ニッケイ新聞 2013年4月5日 マウア市のペデレイラ日伯文化協会(村上ジョゼ・セイジ会長)は21日午前9時から、同市ジャルジン・マリンガ区の運動場(Av. Benedita Franca da Veiga, altura do numero 300)で「第51回運動会」を開く。問い合わせは同文協(11・4576・3408)ま ...
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2013年4月4日 県連の総会で配布された資料によれば、今年も県人会の式典が目白押しだ。栃木70周年(6月)、愛知55周年(8月4日)、山梨60周年(同)、香川県人移住百周年(同11日)、三重70周年(同17日)、岩手55周年(同18日)、岐阜75周年、県人移住百周年(同25日)、鹿児島100周年(10月20日) ...
続きを読む »■今週末の催し
ニッケイ新聞 2013年4月4日 土曜日(6日) 懐メロ合唱の集い、正午、熟連クラブ会館(Rua Dr. Siqueira Campos, 134, Liberdade) 日曜日(7日) なにわ会慈善バザー、午前9時、同会館(Rua Domingos de Moraes, 1581、メトロのビラ・マリアーナ駅近く) ...
続きを読む »コラム オーリャ!
ニッケイ新聞 2013年4月4日 コロニアの川柳人口が年々減っていると言う。今年で65回目を迎える「全伯川柳大会」の実行委員によれば、愛好者は全伯で130人程度、参加者も10数年前と比べ、ほぼ半減したとか。 川柳は俳句と同じ5・7・5の定型詩だが、季語もなく口語体で、初心者にとってもハードルは低そうだ。 人間模様や社会風刺 ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2013年4月4日 舞台裏を明かすようだが、小欄のネタに詰まったとき、掲載日に何か起こったのかを調べることがある。本日4月4日には、連合艦隊司令長官の山本五十六(1884年)が、その翌年、小説家中里介山が生まれていることを知ったりする。ただホホウと思うだけで、検索自体に時間を費やすだけだ。浅学菲才の身では、コラム ...
続きを読む »