ニッケイ
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俳句
ニッケイ俳壇(883)=富重久子 選
セザリオランジェ 井上 人栄 乱れ棹すぐ立て直し雁渡る【「雁渡る」といえばすぐ、「かりかりわたれ おほきなかりはさきに ちひさなかりはあとに なかよくわたれ」という童謡を口ずさむが、こ
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イベント情報
歌と美食を楽しんで=憩の園で歌謡祭、17日
ブラジル日本アマチュア歌謡連盟(NAK、北川好美会長)が恒例の『憩の園支援歌謡祭』を、17日午前8時からグアルーリョス市の同園(Rua Jardim de Repouso Sao Francisco
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刊行
創刊50周年記念『ブラジル日系文学』刊行
『ブラジル日系文学』52号が刊行された。 創刊50周年にあたり、記念特集「ニッケイと文学 いったい何を書いてきたのだろうか」を組んだ。伊那宏さん、宮尾進さん、細川周平さん、醍醐麻沙夫さんなど15人が
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短歌
ニッケイ歌壇(509)=上妻博彦 選
サンパウロ 梅崎 嘉明 ジカ熱媒介の蚊の撲滅に医学薬学新プロジェクト吸血の蚊は雌のみと発見し雌雄の行動を遺伝子に組む遺伝子に組みかえし雄を培養し交尾で生れし幼虫は死すとかブラジル
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俳句
ニッケイ俳壇(882)=星野瞳 選
アリアンサ 新津 稚鴎 アララ飛び花野の虹は濃かりけり向ふ岸鹿現れてこちら見る風鈴の尾の力抜け酷暑来る差し向けし灯に目を剥いて枝の木莬滝くぐり来て中空に囀れる 【明治の偉人・正岡
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俳句
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短歌
ニッケイ歌壇(508)=上妻博彦 選
サンパウロ 武地志津
窓枠に小鳥囀るしばしの間硝子にふたつの影を映して
塵(ちり)ほどの小(ち)さき蟻たち煩(うるさ)きと思いおりしに消えれば気になる 続きを読む -
俳句
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俳句
ニッケイ俳壇(879)=富重久子 選
ポンペイア 須賀吐句志
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労はりの言葉をそへて御慶かな
【新年の祝辞「御慶」は、おめでとうございますという、とても優しい佳い言葉である。
この句はその言葉の -
大耳小耳