日系ゴルフ連盟(近沢宗貴理事長)が主催する『第45回ブラジル日系ゴルフ大会』が14、15の両日、サンパウロ州のアルジャーゴルフクラブ(Estrada dos Vados, 2000)で行われる。ニッケイ新聞など後援。出場申し込みは8日まで。 36ホールの合計スコアで勝敗を競うストロークプレー方式。男女、年齢、レベル別に大使、総 ...
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ニッケイ俳壇 (861)=富重久子 選
プ・プルデンテ 小松 八景
南洲に煙突多し日脚伸ぶ
【「南洲に煙突多し」とは、ブラジルでは南にいくほど寒く防寒のため、ストーブを焚いたりペチカを焚いたりするので各家ごとに幾つかの煙突がある。北朝鮮では昔オンドルと言って、床の下に泥で火の通り道をつけどんどん焚口から薪を焚き、油紙の床を温めたものであるが...
終戦70年記念=『南米の戦野に孤立して』=表現の自由と戦中のトラウマ=第17回=対伯批判できない邦字紙
戦争中の経験は移民史上に残されず、心の奥底にうずき続けた。 サ紙創立に関わり、文協事務局長、県連会長も務め、コロニアの裏面をよく知っていた藤井卓治は「日本語新聞最大の欠陥は、ブラジルの政治批判が許されないことにある。三浦日伯は日本の出先官憲批判で、時報と対立となりブラジル政治批判のワナにひっかけられて2度も国外追放の憂き目をみ ...
続きを読む »ニッケイ歌壇 (498)=上妻博彦 選
サンパウロ 梅崎 嘉明
電柱を巻きてサンジュオンの蔓は伸び天に向いて紅花をささぐ
ああ今日も平凡にして一日過ぐ昨日と同じ食事を並べ
先妻を亡くし再婚の妻も逝き吾に永かり昭和のみ代は
落ちこぼれ短歌など詠みて詮(せん)もなし妻はあの世で笑っておらむ
実際の私の日々は何なのか優柔不断の枯落葉なる
ニッケイ俳壇 (860)=星野瞳 選
“未病”とモリンガ(2)=モジ・ダス・クルーゼス 野澤弘司
一生のうちで日常生活に支障無く送れる期間、即ち日本人の健康寿命は厚生労働省によると、2013年は男子が71・19歳(平均寿命80・4歳)女子が74・21歳(平均寿命は86・61歳)でした。即ち健康寿命と平均寿命とでは男性で9・02歳、女子で12・4歳の大差が有ります。 長寿は誰しも望むところでありますが、願わくば他人の足手まど ...
続きを読む »浪花節を知るいい機会に
コロニアで隆盛を誇る芸能はなんといってもカラオケだろう。日本語が話せなくとも、こぶしを聞かせた女の子の堂々とした演歌に驚く。見た目以外はブラジル人だと思っていたら、車で聞く音楽は歌謡曲だったりする。家庭の環境など様々な理由があるのだろうが、やはりDNA感覚で、日本語のリズム感に心地よさを感じるのかもしれない。一方、その源流で古 ...
続きを読む »ブラジルだから人情話!=浪曲師春野さん公演へ意気込み
【既報関連】今週末に行われる公演のため、浪曲師の春野恵子さんが7日、着聖した。当地の浪曲文化を知り、自らブラジル公演を発案したという春野さんに、公演への意気込みを聞いた。 春野さんは2014年のニューヨーク公演成功を皮切りに、積極的に国外公演を行う。その中で浪曲文化の根付く当地に興味を持ち、在日ブラジル人の友人らの協力を得て、 ...
続きを読む »ニッケイ俳壇 (859)=富重久子 選
サンパウロ 林 とみ代
心の灯一つ点して春の宵
【「春の宵」といえば日が暮れて間もない、どことなく和やかな明るさの残る感じ。淡い感傷の漂うような若々しい想いのあるものである。
この句の「心の灯」を点して、という詠み出しから心惹かれた一句である。春宵の明りの中に座りながら、ふと心の中に浮かんだ灯をやさしく点して、過ぎ去った若かりし頃の忘れられない想いを心に描く作者の姿であろうか】
“未病”とモリンガ (1)=モジ・ダス・クルーゼス 野澤弘司
『未病』とは?まだ余り聞きなれない言葉ですが、未病とは読んで字のごとく、東洋医学ではまだ病気にはなっていないが発症する兆しが伺える体調を未病と称します。即ち病気ではないが健康でもない状態、自覚症状はないが検査結果に異常がある場合、反面自覚症状はあるが検査結果には異常がないなど、どうもマイス・オウ・メノスの症状の未病患者は、我々 ...
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