ウチナーグチ(沖縄語)の継承・保存をテーマにした沖縄県人会主催の第8回沖縄フォーラムが17日午後、サンパウロ市の同本部で開催され、約230人が「ただの方言ではなく一つの言語」「ウチナーグチの中に沖縄文化の精神が宿っている」などの7人の話に聞き入った。ブラジル日本都道府県人会連合会の本橋幹久会長は「故郷の文化や言葉を残そうという ...
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第27回 複雑化する移民と経済
5月10日付けのブラジルの有力紙フォーリャ・デ・サンパウロに、ブラジルでフィリピン人の乳母を雇う家庭が徐々に増えているという記事があった。確かに最近スーパーで買い物をしていると時々それらしき女性を見かける。 近年、家政婦・乳母(エンプレガーダ)にも労働法が適用され、雇用契約をきちっと結ばなければならなくなり、残業代も支払わなけ ...
続きを読む »ニッケイ俳壇(838)=星野瞳 選
セーラドスクリスタイス 桶口玄海児 母作るボリンニャデシューヴァ夏休み雨降れば人恋しがる山家猫マンゴー樹をマリタカの群れ襲いたるブラジルの萩水昌村の霧宿しインジオの少年を呼びラン捕りに(ランは蝦蟇) 北海道・旭川市 両瀬 辰江 花の芽を子供待つごと眺めおり早春の日差しの窓に鉢移すものの芽を散歩の道で楽 ...
続きを読む »ニッケイ歌壇 (488)=上妻博彦 選
モンテ・カルメロ 興梠 太平 知人より送って来たる自分史にそんな歳かと気づいたあの日八十まで生かされて来て六人の孫もすこやか感謝の気持久しぶり畳・布団に横たわりしみじみ思う昔の事を仏前に理解出来ずも唱うれば般若心経はささえとなりぬ皇后の御歌(みうた)を拝し言の葉の奥床しさに魅了されたり 「評」この五首の作品 ...
続きを読む »ロータリー国際大会6月に=世界各地から1万6千人=日本からも880人来伯=リ・クラブも交流を企画
世界各地から1万6千人のロータリアン(ロータリーの会員)が一堂に集う「ロータリー国際大会」が、6月6日から4日間、サンパウロ市北部サンタナ区のアニェンビー国際展示場で開かれる。今年で106回目。本会議、シンポジウム、研究会など多彩なプログラムでロータリアン同士の情報交換や親睦を促し、組織の活性化と発展を図る。日本からは現在約8 ...
続きを読む »ニッケイ俳壇(837)=富重久子 選
サンパウロ 広田 ユキ 四月馬鹿不老長寿てふ薬飲む【「四月馬鹿」は元々欧米の習慣で、四月一日の午前中に軽い嘘をついて人を騙しても許されると言うこと、又騙された人を言う。しかしその風習も最近は余り聞かないようになった。 この句の様に、私共後期高齢者になると子供たちにあれこれと薬を飲まされる。やれビタミン剤、 ...
続きを読む »12年ぶりの羊会=申込み締切りは20日
羊(未)年生まれが集う「羊会」が6月4日午前11時から、ニッケイパレスホテル(Rua Galvao Bueno, 425, Liberdade)で行われる。12年ぶりの3回目。申し込みは5月20日まで。 12年に1度訪れる未年に、未年生まれ同士で親睦を深める会。今回は未年生まれでなくても参加可能。 「羊の唄」の合唱や、出席者そ ...
続きを読む »第26回 日本企業のブラジル撤退はブラジルのせいか?(追記)
掲題コラムは3回で終了予定であったが、もう一つ大きな課題を取り上げるのを忘れていたので、今回追記をしたい。それは、財務戦略である。財務は、ある意味ブラジルでの経営の生命線であり、企業が途中で躓く起点となっていることも多い。根本的にブラジル財務に関して日本企業の本社は以下の3つの点で勘違いをしている。1)ブラジルはリスクが高い国 ...
続きを読む »寄稿=医者いらず、薬屋いらずの薬木=〃銀の弾丸〃モリンガとは=元日本国際開発機構(JAIDO)中南米担当専門家=モジ・ダス・クルゼス在住 野澤 弘司
この寄稿の発端は小生が2005年に中米ニカラグアで体験したモリンガの健康食材や薬用効果、そして有機農業の緑肥としての稀に見る天啓の効果の虜になり、パラグアイに携行した一束のモリンガの苗が、今では日系人を始め、パラグアイ各地でマテ茶とともに愛飲され、健康の維持増進に多大な恩恵をもたらしている事だ。また5年前に旧JATAKの農業技 ...
続きを読む »オーリャ!
編集部でもツイッター(英語で「さえずり、つぶやき」を意味する)を始めた。140文字以内の短文を、インターネットを通して配信する交流サービスだ。難解な長文でなく、字数なりの〃小さな気付き〃のような内容が多い。 コラム子は日本在住時に、在日ブラジル人のシュラスコ会情報をそれで知っていきなり参加し、大いにもてなされ今まで交流が続いて ...
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