3日に最高裁が連邦議員の法的特権(フォロ・プリヴィレジアード・FP)の制限を決定した影響で、早くも7人の議員の裁判案件が最高裁の手から離れたと、5日付現地紙が報じている。 3日の判事投票で、連邦議員がFPで保護される範囲は、「任期中に起こった、職務に関わる刑事裁判のみ」ということになった。
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ルーラ=アチバイアの件はパラナ地裁で=トフォリ判事が請求却下=「モロ逃れ」は失敗に
最高裁のディアス・トフォリ判事は3日、ルーラ元大統領からの、サンパウロ州アチバイアの別荘を介しての収賄疑惑の裁判をパラナ州連邦地裁のセルジオ・モロ判事の管轄から外すよう求めた請求を却下した。3日付現地紙サイトが報じている。 ルーラ氏側の弁護士が要求したのは、検察が実際はルーラ氏のものと主張しているサンパウロ州アチバイアの別荘 ...
続きを読む »血の契り
「血の契り(Pacto de Sangue)」――この言葉は、今年後半を騒がすキーワードになりそうだ。 「パロッシ元財相の司法取引証言がパラナ連邦警察に承認された」と4月26日にオ・グローボ紙で報道されたのを聞き、「ラヴァ・ジャット(LJ)捜査陣の反撃が始まった」とピンときた。
続きを読む »《ブラジル》パロッシが報奨付供述へ=最高裁の承認待ち取引成立=労働者党にとっては爆弾的存在
労働者党(PT)政権の中核的人物で、ルーラ政権では財相、ジウマ政権では官房長官をつとめたアントニオ・パロッシ被告が26日、パラナ州連邦警察との間で報奨付供述(デラソン・プレミアーダ)を行うことで正式に合意した。正式な司法取引成立には最高裁による承認が必要だが、認められれば、PT政権の新たな疑惑が浮上する可能性もある。27日付現 ...
続きを読む »《ブラジル最高裁》大型汚職捜査の進展を阻む裁定=オデブレヒトの供述はサンパウロ地裁に?=ルーラ元大統領を有利にするため、なりふり構わぬ弁護団
ブラジル最高裁判所第2小法廷は24日、判事投票3対2で、建設大手オデブレヒト社関係者による報奨付供述の内、ルーラ元大統領絡みの、アチバイア別荘疑惑やルーラ研究所疑惑に関する内容を、サンパウロ州連邦裁判所扱いとする事を決定したと、24、25日付現地紙・サイトが報じた。 これまでは、オデブレヒト社の供述内容は全て、ラヴァ・ジャッ ...
続きを読む »東西南北
21日付アゴラ紙によると、現在、サンパウロ市の公立小児病院では、到着から診察を受けるまでに数時間かかることが珍しくないほど、多くの子どもがかけつけているという。同紙が20日に東部ベレンにあるカンジド・フォントウラ小児病院を訪れた親子に密着取材を試みたところ、3時間待たされることはザラで、最高で5時間待たされた親子がいたという。 ...
続きを読む »東西南北
高い支持率を獲得し、この10月の大統領選に出馬と目されている元最高裁判事のジョアキン・バルボーザ氏だが、判事から政治家への転進の難しさに当惑しているようだ。所属のブラジル社会党(PSB)や周囲には大統領候補を期待されつつも、不慣れな経済政策を立てるのにひと苦労。さらには、やっかみを感じているPSBの州知事のみならず、家族にも大 ...
続きを読む »《ブラジル》ゴイアス州でインフルエンザの予防接種開始=他の地域・州は23日から
保健省が行うインフルエンザの予防接種キャンペーンは23日に始まるが、ゴイアス州では13日に始まり、長蛇の列ができたと13日付G1サイトなどが報じた。 予防接種が前倒しされたのは、同州ではH1N1型のA型インフルエンザが猛威を振るっており、10日現在でH1N1患者(重症者のみ)が64人、内8人が死亡したと報告されているからだ。 ...
続きを読む »《ブラジル》黄熱病の死者328人に=A型インフルエンザも注意
保健省が4日、2017年7月から今年の4月3日までの黄熱病感染者は1127人、死者は328人と発表した。 4日付保健省サイトや5日付G1サイトなどによると、感染者数は前年同期の691人より63%増、死者数は前年同期の220人より49%増えている。疑似症で現在検査中の人は980人いる。 州別の患者数(死者数)は、ミナス・ジェ ...
続きを読む »■ひとマチ点描■ジャパス・セルヴェジャリア=柚子風味の「SUMÔ」販売中
木村マイラ、上野フェルナンダ、島田ユミさんによるビールメーカー「JAPAS CERVEJARIA」から先月17日、インディア・ペールエール(通称IPA)のベースに柚子を加えた「SUMÔ」をヴァルゼア・パウリスタ市のビール醸成所ダヴィダで発表した。 アルコール度数8・8%の「SUMÔ」はレモンドロップ、エクアノット、柚子のホッ ...
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