第19回日本祭り(サンパウロ・エキスポ、7月8~10日)に向け、福島と鹿児島の両県人会が独自商品を取り扱うことになった。福島は母県から輸入した日本酒を、鹿児島は当地産の深ネギを販売する。 福島県喜多方市の老舗酒蔵「大和川酒造」の生産する主力商品、純米吟醸「弥右衛門」と純米大吟醸スパークリング「珠泡」を取り寄せた。今年2月、レス ...
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ニッケイ俳壇(895)=富重久子 選
アチバイア 吉田繁
ゴヤス路や秋の入日の大あかね
【ブラジルに移民してこの方、あまり旅もしないのでこのような雄大な俳句には、何時も心引かれる私である。
「秋の入日の大あかね」という言葉の選択で、美しいゴヤス路の夕焼け空の光景が、油絵のように心に描かれる巻頭佳句である】
根を張る日系宗教の最先端=ブラジル岡田茂吉財団 ミゲル理事長に聞く=同志社卒、環境問題に注力
ブラジル世界救世教は、日系宗教の中でも最もブラジルに根を深く張る教団の一つだ。昨年10月、教団トップにマルコ・レゼンデ本部長(60、4月23日既報)が就任したのに加え、両輪的存在の「ブラジル岡田茂吉財団」の理事長にも14年5月、非日系のミゲル・ボンフィンさん(59、ブラジリア)が就任していたからだ。ともに日本の有名大学を卒業、 ...
続きを読む »自伝小説=月のかけら=筑紫 橘郎=(27)
「実は近々、もう一か所、種鶏場を新設する事にしたが、岩田さんがどうしても年齢的に自分は無理だと引受けてくれない。そこで岩田さんが、ミランドーポリスで実績のある君に決めて、住宅を用意した。君が来てくれれば、岩田さんも仕事ができる。どうだい、岩田さんは期待している。知らない中じゃないだろう」 これでは否応なし。太郎は目の前がパッと ...
続きを読む »自伝小説=月のかけら=筑紫 橘郎=(26)
「おいおい誰かは無いだろう」と押し問答の最中、後ろから白いベンタル(上っ張り)を着た技師の中村さんが手を振りながら走って来た。そして、またその後ろから、先の理事長さんが白いベンタル姿で、これまた飛んできた。 これには流石の千年君も驚いた。小河原場長がまだ何か言いたげにしていた。 それを振り切る様に中沢理事長さんが「小河原君、良い ...
続きを読む »自伝小説=月のかけら=筑紫 橘郎=(25)
千年は「私が誠心誠意アタックしてみます。笑わないで下さい。これは私が単身、家族に別れ、ブラジルに渡る時から心に誓った信念のひとつです。ですから、私はあの幸子と言う娘が欲しい。一生離れはしません」と一気にぶちまけていた(後に、ご老体が「あの時の千年の剣幕には、魂が籠もっていた」と家族や世間に話し噂さになったとか)。その事は後日話 ...
続きを読む »ニッケイ俳壇(894)=星野瞳 選
Oiが法的債務処理申請=654億レ超す負債抱え=通信サービスは利益上げるも
国内外の債権者との間の交渉が不発に終わったため、通信会社Oiが20日、破産回避のために法的債務処理の申請(会社再生手続きに相当)を行ったと21日付伯字各紙が報じた。 Oi社の国内固定電話回線シェアはVivo社と並ぶ34・4%で首位を誇り、携帯電話回線は18・6%のシェアで国内4位となっている。 同社が抱える負債は654億レアル ...
続きを読む »東西南北
停職中のジウマ大統領は16日、バイア州の支持者たちの前で、テメル暫定政権の経済政策を批判した。ジウマ氏が批判したのは「政府支出に上限を設ける」ことで、「ブラジルのような国では、保健や教育といった分野に制限をもうけることは許されない」とし「ゴルピスタの政策など通るわけがない」と、停職前と変わらぬ口ぶりで、テメル氏を批判した。もっ ...
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