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ルーラ=大半の裁判の管轄がモロ判事に=サンパウロ州の2大邸宅など16件=LJ捜査妨害疑惑は最高裁で=ジウマとの疑惑会話は無効に

10日にジウマ大統領の訪問を受けたルーラ氏(Ricardo Stuckert/Instituto Lula)

 連邦最高裁のテオリ・ザヴァスキ判事は13日、ルーラ元大統領(労働者党・PT)に対する捜査要請や起訴状の大部分をパラナ州連邦裁判所のセルジオ・モロ判事に戻すことを決めた。だが、ラヴァ・ジャット作戦(LJ)の妨害工作容疑に関しては最高裁で取り扱うこととなった。14日付伯字紙が報じている。 ルーラ氏に関する捜査要請や起訴状中、モロ判 ...

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サルバドール=五輪に向けた緊急対応訓練=世界でも2番目の規模で実施

重傷者役のボランティアを運び出す救急隊員達(Carla Ornelas/GOVBA)

 バイア州サルバドール市で12日、緊急事態を想定した訓練が行われ、国内外25の機関が参加した。今回の訓練はサッカー会場の一つのフォンテ・ノヴァ・アレーナで行われ、観客席で爆発が起きた後の手順などを確認した。 バイア州消防隊の戦略センターのアントニオ・ジュリオ・ナシメント司令官によると、「最も心配されるのはテロだが、今回の訓練はテ ...

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追悼 沖真一君=東京農大同期の思い出=拓殖学科第3期同期生 大島正敬(まさたか、ミナス州カンブイ市在)

沖眞一さん

 明治、大正と日本が海外進出するのと同じくして、東京農大も海外農場を北方、南方と開設し、学風も海外進出の気風の基礎を確立していた。 これらは敗戦により全て失ったが、1956(昭和31)年に戦後の日本からの海外移住という国際的視野により、千葉三郎学長、杉野忠夫農学博士が主導し、東京農大に農学部拓殖学科が新設された。 学舎は東京の焼 ...

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メガセナ=セアラ州で2730万レ=「恋人の日」の特別くじで

 7日に行われたメガセナの抽選会で、セアラ州フォルタレーザ市在住者が1等に一人当たりし、2733万3858・49レアルを射止めた。 「恋人の日」の直前となる今週は、7日と9日、11日の計3回の抽選が行われる。 7日の当選番号は、10、11、21、50、51、54で、五つの番号を当てた人(41人)は4万3198・01レアル、四つの ...

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日本移民108周年記念=囚人の署名 平リカルド著 (翻訳)栗原章子=(6)

 農園主が雇用者に対して行っている搾取はあきらかだった。彼らは自分たちの不正を隠そうとして、一九二九年にニューヨークの株市場で起きた世界大恐慌をたてにとって、安い賃金を支払いつづけていた。この世界大恐慌は主要銀行を倒産に追いこみ、アメリアの住宅システムの借財は膨れ上がる一方となり、富める国ほど生産に大きな支障をきたし、紙幣はたん ...

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2世第1号の人=ジアデマ 松村滋樹

 珍しく早起きして、ソファで血圧を計っていると電話がなった。早朝に電話がなるのはお葬式の話と決まっているので、恐る恐る受話器を取る。「オレオレ。未だ寝てた?」アチバイアのMさんだった。 「聞いて驚くなー」人をビックリさせるあの独特の抑揚。同船者で病気の人って誰だっけ?それとも元気な人が事故か何かで? 早く教えて!向こうもじれった ...

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■訃報■山元守さん

 ブドウ栽培の開発に貢献した山元守さん(二世)が2日、老衰のためバイア州カーザ・ノーヴァの自宅で亡くなった。享年83。 1933年、サンパウロ州アラサツーバ近くのジャンガーダ植民地生まれ。両親は大分県出身。 パラナ州でのバタテイロを経て、サンフランシスコ河中流域における灌漑ブドウ栽培事業に着手。強制剪定などノウハウを改良して、年 ...

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日本移民108周年記念=囚人の署名 平リカルド著 (翻訳)栗原章子=(4)

サンパウロの移民収容所、ずらりと2段ベッドが並ぶ様子(『南米写真帳』)1921年、永田稠著、発行=東京・日本力行会)

 この移民収容所は一八八七年に創設されたもので、一世紀にわたって六〇カ国余から移住者を受け入れてきた。もともと、移住者は奴隷の代わりに労働者として受け入れられていた。ところが、奴隷解放を謳った「アウレア法」が施行されると、奴隷は使用人になり、農場主は給金を支払わなければいけなくなった。その対策として移住受け入れが盛んになるのだが ...

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ニッケイ俳壇(891)=富重久子 選

   サンパウロ         田中美智子冬の旅詩情溢るるグラマード【グラマードはブラジルで最も南の町で、冬の旅は少し寒かったであろうと思われるが、それだけしみじみとした情趣に富む恵まれた良い旅ができるものである。私も二、三年前グラマードを旅したが、寒くて手袋やマフラーを買い求めた事が懐かしい。  旅吟として詩情豊かに詠まれて ...

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ニッケイ俳壇(890)=星野瞳 選

   アリアンサ         新津 稚鴎沈み行く月に妻恋鹿の鳴く横書きの文親しめず秋灯下生え広がり咲き広がりて秋桜引力に耐えて暮れゆくパイナかな除夜告げて我が家に古りし鳩時計   北海道・旭川市       両瀬 辰江これで終りと思わせて春の雪雲一つ無き空の画布鳥帰る薄ら氷を踏み蹴散らして登校児気がつけば流氷すでに去りしあと ...

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