2006年9月16日付け 【既報関連】「第八回岡山・吉備の国 内田百閒文学賞」の受賞作、山野優花のペンネームで随筆部門最優秀賞をとった中田みちよさん(日伯文化連盟日本語講座講師、青森県出身)の『わたしのクラシッキ』がポルトガル語に翻訳され、日ポ両語の本が出版された。 この作品は、亡き娘(ユウコさん)がイタリア系の夫、リカルドさ ...
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母県から使節団来伯=アマゾンの森10周年に=群馬県人会
2006年8月8日付け 「アマゾン群馬の森」も十周年に――。パラー州のアマゾン群馬の森創立十周年式典に出席するため、第六次緑の大使の子供らと第八次群馬県アマゾンの森植樹団十九人が四日に来聖し、午後五時から、サンパウロ市内の群馬県人会館で会見を開いた。 団長の大澤正明・県議会議長は「県人先輩の偉業は高く評価されている。県として ...
続きを読む »《記者の眼》 動き始めた日伯新世紀=デカセギ子弟教育基金創設へ
2006年8月3日付け 日本、ブラジルの識者や経済人らが両国間の交流促進策について中長期ビジョンで話し合った「日伯21世紀協議会」の提言に関して、さっそく日本側では動きが出てきた。 二日付け読売新聞によれば、日本政府は一日、不登校や非行が急増しているデカセギ子弟の教育を支援する基金を、〇七年に創設する方針を決めた。 同提言 ...
続きを読む »コラム オーリャ!
日本語センター企画のビジネス日本語テスト対策講座が二十日で最終回となった。遠くはリオからの受講者を迎え、生徒は十八人を数えた。 教壇に立ち「皆さんがバイリンガルであることがうらやましい」と講師の中田秀光さんはいう。それとともに、幼少のころから日本とブラジルを行き来したことで、どちらの言語もきちんと習得できていない「セミリンガ ...
続きを読む »日伯学園=今度こそ
1月1日(日) ■「アルモニア」基盤に=大浦、宮尾氏ら情熱注ぐ 今度こそ、日伯学園を――。百周年記念事業の一つ、アルモニア学園高校棟拡張工事構想をベースに、日伯学園化するという計画が進んでいる。同学園は、五十二年前に力行会が中心になって作った学生寮が前身になっており、すでに三千人からの大学生を輩出したコロニア有数の二世人脈を抱 ...
続きを読む »イグアスー移住地=「高卒」もいる日語学校=一貫教育定着、その証の卒業式=2つの民族の〃つなぎ役〃=非日系人コースもしっかり
2005年12月24日(土) ブラジルとの国境から四十一キロ地点にあるイグアスー(Yguazu)移住地で、十八日、日本語学校(堤和子校長・青森県出身・東京農大卒)の卒業式が行われ、小学生十一名、中学生十五名、高校生五名が卒業した。 同地に移住が始まったのは一九六一年八月。その二年後の六三年九月に日本語学校が開校した。当時の子 ...
続きを読む »デカセギ子弟教育の問題=サンパウロ市で9月に=シンポジウム=報告書まとまる=邦訳し、文科省にも送付へ
2005年12月21日(水) デカセギ子弟の教育問題をテーマに九月に開催されたデカセギ比較教育シンポジウムの報告書がこのほどまとめられた。 このシンポジウムは文化教育連帯協会(ISEC、吉岡黎明会長)と日伯研究者協会(渡部一誠会長)が共催して、九月十一、十二日の二日間ブラジル日本文化協会で開催。日本ブラジル双方から二十人の研 ...
続きを読む »園児の成長見て=卒園式で演芸披露も=ますえ保育園
2005年12月15日(木) 日伯ますえ保育学園(OEN、中原啓子園長)の二〇〇五年卒園式および進級式が十八日午前十時半から、サンパウロ市ドミンゴ・デ・モラエス街1581、なにわ会会館で開かれる。 卒園式とあわせて発表会も開かれ、園児が劇やお遊戯、唱歌などを披露する。中原園長と作本郷原登美子理事長、園児のみなさんが案内のため ...
続きを読む »コラム 樹海
群馬県の上毛新聞がデカセギについて現況を取材、連載したので、本紙も許可を得て転載した。興味深い話題がいくつかあったが、その一つは子供たちの「教育」。読後感は「やはり自分のことは自分で」だった▼今や、過去ブラジルに移民してきた日本人の数より多い日系を主にしたブラジル人たち、家族が日本に行って就労している。子供たちはブラジルには帰 ...
続きを読む »JICA日語教師研修生募る
2005年11月19日(土) 二〇〇六年度JICA日本語教師研修生の募集が行われており、ブラジル日本語センターが希望者を募っている。申込締切は今月二十五日。研修コースは次の通り。(1)日本語教師研修基礎1(2)日本語教師研修基礎2(3)児童・生徒に対するカウンセリング技術(4)バイリンガル教育(5)実践的小学校教科指導(6)日 ...
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