9月30日(火) ♪信濃の国は十州に、境連ぬる国にして、そびゆる山はいや高く~。日本移民最古の移住地の一つレジストロに、長野県歌が鳴り響いた。 二十八日午前十時から同市内のエピスコパウ・ド・ブラジル教会(アングリカーナ共同体)で、長野県人移住八十五周年先没者慰霊ミサが、引き続き昼から記念式典が開催された。 リベルダーデの県 ...
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「常に希望を持って」=農村青年セミナー=4州から若者が参加
9月2日(火) ブラジル農業拓殖協同組合中央会、JATAK共催の「第二回農村青年セミナー」が、八月二十九日午前九時から、サンパウロ市アクリマソン区のEZホテルで開かれた。 このセミナーは日系青年の将来の地域リーダーを育成することを目的としたもので、サンパウロ州各地方、パラナ、リオ、バイーア各州から十六人が参加した。開会には、 ...
続きを読む »日系「型」で好成績=パン・アメリカン柔道大会
8月5日(火) パン・アメリカン柔道連盟は、六月二日から九日までバイーア州サルバドールで、パン・アメリカン柔道大会を催した。大会には、アメリカ合衆国、カナダ、アルゼンチン、メキシコなど南米、北米各地から十八カ国が参加、百五十人の選手が熱戦を繰り広げた。ブラジルは男女とも最多のメダル(男子九個、女子九個)を獲得。特に男子は、九競 ...
続きを読む »黒人文化を研究中―高橋さん―=バールも〝実習〟の現場
7月31日(木) 日本科学協会(濱田隆士理事長)の笹川科学研究助成を受けてブラジルに来伯、カンドンブレなど黒人文化を研究中の学生、高橋慶介さん(二五、東京都出身)が二十八日来社、研究課題について語った。 高橋さんは一橋大学大学院社会学研究科(社会人類学)博士課程に在籍。ブラジルに根付く精霊憑依現象に興味を持ち、「人間とは何か ...
続きを読む »ブラジル事情知る図書=④
7月25日(金) 【文学・小説】 ◎熱帯林の彼方ヘ=カレン・テイ・ヤマシタ=白水社=95=2600円 ◎砂の戦士たち=ジョルジュ・アマード=彩流社=95/9=2800円 ◎果てなき大地 〔バイア州カカオ栽培をめぐる人間模様〕=ジョルジュ・アマード=新潮社=96 ◎ブラジル戯曲集 ―『狐とぶどう』ギリェルメ・フィゲレイド,『 ...
続きを読む »政府開発援助=ODAの現場を行く=――環境の世紀に――=第六回=魔のフザリウム病=防除法研究に光明
7月25日(金) 「日本の専門家が持つ研究手法と、熱帯地域の専門性を知る我々が一体となって研究することで、より大きな研究成果が出る」 EMBRAPAのアジウソン所長は、日伯両国の研究者によるプロジェクトの利点をこう語る。 実際、JICAの長期専門家とそのカウンターパート(共同研究者)の二人三脚による研究が、花を咲かせつつあ ...
続きを読む »コラム オーリャ!
作家内田百聞が煙草を知ったのはまだ稚児のころ。祖母の手ほどきによったそうだ。 先週訃報が届いたキューバの世界的なギター奏者コンパイ・セグンドも、五歳で祖母から葉巻を覚えた。昨今はその有害面ばかり強調される煙草だが、教えた祖母は百十六歳まで、彼自身は九十五歳まで生きた。 百聞いわく、「煙草も酒も人生のゆとり。飲まないなんて、 ...
続きを読む »スター選手らずらり=五輪サッカーの代表決まる
7月9日(水) 黄金世代が本格始動――。来年のアテネ五輪出場を目指すリカルド・ゴメスサッカー五輪代表監督は一日、十二日から始まるコッパ・オウロに向けた代表選手十六人を明らかにした。サントスからは最多の四人が招集された。すでに公表されている海外組二人と合わせた十八人が、来年一月に予定される南米予選の主力となる。 ブラジルにとっ ...
続きを読む »11人が元気に着任=JICAシニアボランティア
7月8日(火) JICAの日系社会シニア・ボランティア十一人が三日、ブラジルに着任した。そのうちサンパウロ支所管轄地域に赴任する七人が同日、同所で記者会見を行ない、今後二年間の抱負を語った。 今年の同ボランティアは中南米全体で二十四人。サンパウロ管内には井上由巳子さん(六一、日語教育、ノロエステ連合文協)、浄土信之さん(五六 ...
続きを読む »退役日系少尉を殺害=ジアデマ市=車両強盗が襲撃・射殺=逃げようと急発進するも
6月24日(火) 大サンパウロ圏ジアデマ市中心部で二十二日未明、退役軍人のロベルト・キムラさん(五三)が車両強盗に遇い、逃げようとしたところ銃撃を受け殺された。軍警は目撃証言により、バイーア出身、マリヴァウド・シルヴァ・デ・オリヴェイラ容疑者(一九)を殺人の疑いで逮捕した。二十三日付、アゴーラ紙が報じている。 キムラさんは空 ...
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