ニッケイ新聞 2008年5月22日付け パラグアイ政府は、ブラジルとアルゼンチン、ボリビアの国境から五十キロ地点までを特別治安地域と定め、外国人の土地購入を禁じた。 同地域には多数のブラジル人生産者が入植しているが、法令制定前に購入し地券を有する土地は対象外という。係争中の土地を特価で購入した場合は、判決待ちになる。
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外務省研修生OB会=28日からラテンアメリカ会議=5カ国の代表百人参加して
ニッケイ新聞 2008年5月22日付け 外務省研修生OB会(木多喜八郎会長)は、二十八日から三十日までサンパウロ市で「第十一回ラテンアメリカ会議」を開催する。 同会議は二年に一度、ラテンアメリカ圏内で行われているもの。今年は百周年記念事業の一環として開かれ、メキシコ、アルゼンチン、ペルー、パラグアイ、ブラジル国内(サンパウロ ...
続きを読む »東西南北
ニッケイ新聞 2008年5月20日付け 八月十五日に就任するパラグアイ次期大統領ルーゴ氏が神父として奉仕していたサンペドロ県で、ブラジル国旗を焼き払うという暴挙。その上、新しく選出された知事が、ブラジル出身の農業従事者は冷酷に扱うと発言。ブラジル人が五万ヘクタールもの畑をもち、パラグアイ人が農地を持たないのはおかしいというのだ ...
続きを読む »JICA日語教師基礎Ⅰ=6人が日語センターで研修
ニッケイ新聞 2008年5月17日付け JICA日本語教師基礎Ⅰコースで六月から四カ月間本邦研修を行う研修生六人がこのほどサンパウロに到着、六日から約三週間に及ぶ事前研修が、ブラジル日本語センター(谷広海理事長)で行なわれている。 今年のコースには、パラグアイ、ウルグアイから一人ずつ、ブラジルからは、ベレン、フォス・ド・イグ ...
続きを読む »サンパウロ市=「ラ米における日本人の存在」=6カ国代表迎えシンポジウム=19、20日
ニッケイ新聞 2008年5月16日付け メモリアル・アメリカラチーナ基金とサンパウロ州政府共催のシンポジウム「ラテンアメリカの日本人の存在(Presenca japonesa na America Latina)」がサンパウロ市バラ・フンダ区にある同基金のコンベンション・センターで十九、二十の両日に開かれる。発表はポルトガル、 ...
続きを読む »パラグアイ=電力料金5・5倍値上げ要求
ニッケイ新聞 2008年5月9日付け ブラジル政府に対しイタイプー発電所の建設協定見直しを求めていたパラグアイのルーゴ新大統領は、現在の五・五倍の電力料金を、二〇〇七年に遡って要求した。他にブラジルが提供した産業開発案十四項目は、チャッカリ快諾した。
続きを読む »パラグアイ=ブラジルマーシャル計画=産業に本格的な資金援助
ニッケイ新聞 2008年5月7日付け アモリン外相は六日、パラグアイのフランコ副大統領に「ブラジル版マーシャル・プラン」を手交した。米政府が第二次大戦後、欧州の戦後復興で資金援助を行ったプランにならい、パラグアイ復興に供するというもの。 パラグアイの産業勃興で、イタイプー発電所の電力料金から目をそらさせる狙いがある。ルーゴ大 ...
続きを読む »アルゼンチン=亜農業は頼母子で=大規模な組織の資金網完成
ニッケイ新聞 2008年5月6日付け 亜国の穀物生産者は、銀行が農業融資を行わないためプーリング方式を導入し、営農資金の一般公募を始めた。ブラジルでは「ヴァッキニャ」といわれる農業の頼母子のようなもの。 プール・グループは無数にあり、恐らく生産の三分の二を占めるといわれる。プールによる収益は、年二〇%と予想。二〇%の三分の一 ...
続きを読む »パラグアイ=新大統領は元神父=サンダル履いてノータイ
ニッケイ新聞 2008年4月30日付け パラグアイのルーゴ新大統領(五六)は、政府が経済政策に口出しをしない社会主義政権を樹立するという。フランシスコ派の元神父で、革サンダルを履き、背広やネクタイはつけない。住宅は町外れの質素な家に住み、ポンコツ自動車を自分で運転して登庁する。 社会運動に身を投じて警察に追われる神父は、教会 ...
続きを読む »「21世紀の森づくり」に弾み=経団連の支援、ブラジルにも
ニッケイ新聞 2008年4月30日付け オイスカ・ブラジル総局(高木ラウル会長)はこのほど、日本経団連自然保護基金に申請していた、日系数団体連携による「大サンパウロ圏環境保護三年計画」が承認された、という通知を受けた。 この基金は、日本経団連が会員企業や一般の市民に募金を呼びかけて自然保護や植林活動など環境問題全般に取り組ん ...
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