ニッケイ新聞 2008年4月24日付け 【イグアスー発】この一枚の写真がいくつかの貴重な教訓を示唆している。「交流の森」は〇六年九月二十四日、パラグアイのイグアスー移住地に誕生した。ブラジル日本都道府県人会連合会(松尾治会長、当時)が主催した第二十六回「移民のふるさと巡りの旅」一行、八十四名が大型バス二台に分乗して親善交流のた ...
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県連代表者会議=岐阜が再入会、46県へ=定款改正など12委員会設置
ニッケイ新聞 2008年4月24日付け ブラジル日本都道府県人会連合会(与儀昭雄会長)は四月度代表者会議を、十七日午後四時から三重県人文化擁護協会で行った。 与儀会長は「新執行部で、初めて代表者会議を行います。本日から岐阜県人会が県連に入ったことは、嬉しい限りです」とあいさつ。三、四月の事務報告、二、三月の会計報告がそれぞれ ...
続きを読む »パラグアイ、第2のボリビアか=大国の貫禄、耳傾ける=契約内容変更は応じない=パ国「電力に不当価格要求」
ニッケイ新聞 2008年4月23日付け アモリン外相は二十一日、ブラジルがイタイプー発電所から購入するパラグアイ側割り当ての電力料金で価格交渉に臨むが、契約の見直しはないと表明したことを二十二日付けエスタード紙が報じた。ブラジルは昨年、パラグアイへ電力料金として三億七百万ドルを払った。しかし、パラグアイのルーゴ新大統領は、選挙 ...
続きを読む »パラグアイ=経済援助が始まる=安心して投資できる環境を
ニッケイ新聞 2008年4月19日付け ボリビアに続きパラグアイが、新たな荷物になろうとしている。政府がパラグアイへの経済協力はやぶさかでないが、不満をぶつけるだけで何をどうして欲しいのか、目的が不明瞭であるとけん制した。 ブラジルは、パラグアイにとって最大輸出国である。パラグアイは、ブラジルにとってメルコスルの最貧国である ...
続きを読む »「親しまれる県連」に=県連=新執行部が就任あいさつ=県人会との絆強めたい
ニッケイ新聞 2008年4月9日付け 先月二十七日の定期総会で新執行部を選出したブラジル日本都道府県人会連合会。発足から約二週間が過ぎ、活動を開始したようだ。八日、与儀昭雄会長(沖縄)、園田昭憲(鹿児島)、山田康夫(滋賀)両副会長が就任あいさつを兼ねて来社。新執行部の状況報告とともに、これからの活動方針、フェスティバル・ド・ジ ...
続きを読む »「百年の知恵」=日系人とバイリンガル=多言語と人格形成の関係を探る=□第2部□2世世代の特殊性(10)=「通じたのに理解されない」=伝わらないニュアンス
ニッケイ新聞 2008年4月4日付け 「言葉としての日本語は通じているのに、こちらが伝えたいと思っている真意が理解されていない」 母語話者でない二世、三世などと日本語で話していて、そんなもどかしさを感じた経験のある人は多い。 相手が日本語を理解すると思った時、同時に、その背景にある「日本的な思考パターン」も理解されていると ...
続きを読む »日本語センター=谷広海理事長を再選=「本邦研修の継続を」
ニッケイ新聞 2008年4月3日付け ブラジル日本語センターの定期総会が三月二十九日午後、サンパウロ市内の同センターで行われ、谷広海理事長が再選された。「速成塾でまだやり残していることがある。昨年は三十人の生徒しか集まらなかったが、今年は三百人を目標にする。パラグアイ、アルゼンチンなど南米に広げたいので、もう二年がんばる」など ...
続きを読む »日本語センター=速成塾に1000万円の寄付=人材派遣のフジアルテル社から=谷理事長「南米にも広めたい」
ニッケイ新聞 2008年3月28日付け 日本語教育に一千万円の大型寄付――。ブラジル日本語センター(谷広海理事長)主催する、デカセギ希望者向けに短期間で基礎会話や日本文化・習慣をおぼえてもらう速成塾。その主旨に賛同した総合人材サービスのフジアルテル株式会社(大阪市)は、創立四十五周年事業の一環として一千万円(約十七万四千レアル ...
続きを読む »パラグアイ大統領選でイタイプー発電所が浮上
ニッケイ新聞 2008年3月26日付け パラグアイのルーゴ大統領候補は、イタイプー発電所協定を国際問題に取り上げる考え表明した。パラグアイ側へ供給すべき電力にブラジルは、現行価格より高く払うべきだという。 同発電所をネタにブラジルを強請るのは、同候補だけではない。与党のオベラール候補やオビエード将軍も、契約書の見直しを訴えて ...
続きを読む »「百年の知恵」=日系人とバイリンガル=多言語と人格形成の関係を探る=□第1部□日系社会の場合(5)=移住地は最高の2言語環境=言語伝承のメカニズムとは
ニッケイ新聞 2008年3月26日付け 日本語継承に関して移住地環境がどんな役割を果たしているか、を示唆する興味深い研究がある。 二〇〇三年にスザノ福博村とアリアンサ移住地で行われた調査、大阪大学とブラジルの言語学研究者との「コロニア語」共同調査には、本来は「どのようにしてコロニア語が生まれたか」という研究だが、バイリンガル ...
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