2006年2月17日(金) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十六日】ブラジル国内の市中銀行の貸出金利が昨年下半期に、過去十二カ月間(二〇〇四年七月から〇五年六月まで)のインフレ率を差し引いた実質で年四四・七%と、世界一高かったことが国際通貨基金(IMF)のデータから明らかとなった。 IMFは一〇七カ国を対象に「民間部門の中・短 ...
続きを読む »パラグアイ 関連記事
人口爆発の脅威続く=理想は20億人=アフリカでは3億人が餓死=ブラジル農業にはチャンス
2006年2月15日(水) 【ヴェージャ誌一九四二号】人口学者のポウル・アールリッチ氏は一九六八年に著書「人口爆発」を発表して一躍有名となり、人口論で十八世紀に名声を馳せたマルサスの信奉者のように見られた。「人口爆発」では八〇年代に人口増加が食糧危機を起こし、多くの餓死者を出すはずだった。ブラジルなどの農業技術振興と品種改良に ...
続きを読む »アルゼンチンで口蹄疫発生=伯亜国境封鎖へ=生体牛など搬入に厳しい制限=ブラジル当局が最初に発見
2006年2月10日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙九日】口蹄疫に感染した牛がブラジル国境から二八〇キロメートル離れた亜国コリエンテス県サンルイス・デル・パルマールで発見されたため、伯農務省は八日、両国の国境を封鎖することで亜政府へ了解を求めた。国境封鎖により亜国の生体牛や骨付き屠体は一切持ち込みを禁じられた。ブラジルは ...
続きを読む »熱戦繰り広げた=全パラグァイ青年野球=移住70周年記念行事の幕開け飾る
2006年2月10日(金) 四日と五日、イグアスー球場で第十九回全国パラグァイ青年野球大会が開催された。今回は日本人のパラグァイ移住七十周年とイグアスー移住地入植四十五周年、二つの記念を祝う大会となった。主催は全パラグァイ少年野球連盟(工藤好雄会長)で、地元イグアスーの日本人会(栄田祐司会長)が後援した。 大会長・工藤好雄( ...
続きを読む »新潟県人会=北パラナ支部が新年会=市村ウライ市長が牛1頭
2006年2月10日(金) ブラジル新潟県人会(南雲良治会長)の北パラナ支部の新年会が一月二十九日、今年もパラグアイにある市村之(すすむ、87)=帰化人=さんの大農場で行われた。サンパウロ市からも南雲会長はじめ三人が招待され、ロンドリーナから市村さんがチャーターしたバス二台で北パラナ支部員ととも行き、提供された牛一頭に舌鼓を打 ...
続きを読む »ウ米が頭越し交渉=対亞譲歩、裏目に出たメルコスル
2006年2月8日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十三日】メルコスルは、単なる通商協定ではないとブラジル外務省がいう。しかし、現実には単なる通商協定であり、これからも長期に通商協定であり続けると思われる。 ウルグアイ外務省は、独自に対米交渉の窓口を設けることを、メルコスルの兄貴伯亞両国へ連絡してきた。これはメルコスルに ...
続きを読む »「南米継承日本語教育研」=ブエノスで初の開催
2006年2月8日(水) 「継承日本語教育」を軸に、結束を固めよう──。第一回南米継承日本語教育研究会が一月三十一日、二月一日にアルゼンチン・ブエノスアイレスで開かれた。ウルグアイ、パラグアイ、ボリヴィア、ブラジルから日本語教育機関の事務局クラスが出席した。 同研究会は昨年十一月に日本で開かれた、事務局会議を踏まえて実施され ...
続きを読む »東西南北
2006年2月7日(火) 大学生の黒人割当制度に続き、黒人教授の採用を教育省が検討し始めた。マット・グロッソ州立大は満場一致で可決し、教授の五%に資格を取得した黒人を優先することにした。教育省は、国立大学でも同様の措置を採るよう希望している。しかし、教育関係専門家の半分が割当制度に反対する。英才教育は優秀な人材を優先すべきで、 ...
続きを読む »大豆の里、イグアスー移住地の試み=ブラジルの新品種栽培=生育状況に関心高まる=より安全な営農形態模索
2006年2月4日(土) 非遺伝子組み換えでタンパク質含有量が高く、人体にやさしい大豆の一種として知られている『オーロラ』の代表的な栽培地であるパラグァイのイグアスー移住地で、今期(二〇〇五―〇六農年)もブラジルで開発された新しい品種が導入された。 中でも注目を集めているのが、BRS244とCD212の二種。BRS244はE ...
続きを読む »第2回世界アマチュア歌謡祭=プロデビュー目指せ=北南米各国から250人
2006年2月2日(木) ブラジル日本アマチュア歌謡連盟(NAK DO BRASIL)主催による「第二回世界アマチュア歌謡祭」(上岡正雄実行委員長)が二十六日午前八時から、サンパウロ市の客家会館(サン・ジョアキン街460)で開かれる。主催のNAKでは現在、大会への出場者を募集中。二月十五日まで受け付けている。案内に来社した北川 ...
続きを読む »