何やかやと大変なことが押し寄せたが、一段落した。こちらも人のことどころではない。産後の養生のため、炊事は私の当番になった。その後、川中さんの指導のおかげで、こちらも自給自足の体制に入っていった。 少しづつ玉ねぎやキャベツ等が出来始めた。しかし相変わらず、肉もなければ魚もない。主食はあのとうもろこしだけ。とぼしい材料で、皆が飽 ...
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W杯南米予選=折り返し地点に到達=ブラジルは現在単独2位
18年サッカー・ワールドカップの南米予選は6日の第9節で折り返し地点に到達。ブラジルは現在、首位ウルグアイに継ぎ2位につけている。 今大会のブラジルは、14年のW杯の準決勝のドイツ戦での1―7の記録的惨敗もあり、ナーバスな気分で迎えられていた。実際、15年のコパ・ド・アメリカも準々決勝で敗退し、南米予選も初戦のチリ戦でネイマ ...
続きを読む »道のない道=村上尚子=(13)
さて、茂夫が一時身を寄せていた,川中家の説明をしたい。 半年前、同県人ということで食事に招待されたのだ。四キロメートル離れている。おじさん(七十歳)、おばさん(五十五歳)、娘の静加(十九歳)、息子の友夫(二十二歳)、それに同居の光夫(二十ニ歳)。彼らは、コーヒー園の手入れの傍ら、もうとっくに自給自足をやっている。家の回りは、 ...
続きを読む »《ブラジル》テメル大統領=アルゼンチン・パラグアイを訪問=メルコスル連携強化を確認=国内の統一地方選の結果にも言及
大統領就任後初めて隣国のアルゼンチン、パラグアイを訪問中のミシェル・テメル大統領は3日、アルゼンチンのブエノスアイレスでマウリシオ・マクリ大統領と会談し、他の経済域との自由貿易交渉を進めるため、南米共同市場(メルコスル)の一層の連係強化を図る事を確認したと3、4日付現地紙・サイトが報じた。 メルコスルは参加諸国が域外の国や他 ...
続きを読む »道のない道=村上尚子=(9)
なので、その辺の男でも大抵三人も、女を持っているとのことである。 話は戻る。 その店での買い物は、ツケが利く。経営者の、ジョンソンが肩代わりをしている。二年後に、私たちが受け取るはずの、仕事賃から差し引いて、精算されることになっている。なので、現金の顔も見たことがない。 この食料の買い入れは、馬に乗って行く。これは弟の受 ...
続きを読む »テメル新大統領のパ国初訪問=10月に課題盛りだくさん=べ国マドゥロの末期的な罵詈雑言=パラグァイ在住 坂本邦雄
パラグァイ外務省と駐巴ブラジル大使館の共同発表に依れば、テメル新大統領は、地域諸国の中では初めての外遊先となるパラグァイを来る10月3日(月)に公式訪問する事になった。その目的はイタイプー、貿易、インフラ整備やメルコスール等の盛り沢山な諸問題の見直しの検討にあり、カルテス大統領との精力的な首脳会談が予定されている。 パラグァ ...
続きを読む »道のない道=村上尚子=(7)
わき道にそれるが、とうもろこしでの思い出がある。 その時から二年過ぎた頃である。弟は独学でスペイン語が何とか解りはじめていた。なので、こんな人里はなれた所にも、細々とした情報は入ってきていた。どうも隣の四キロ先にある所に、人殺しが住んでいるという。パラグアイ人の男で、今警察に追われ、そこへ逃げ込んでいるとのこと。 当時のパ ...
続きを読む »資料館 朝熊館長が来伯=「積極交流模索したい」
海外移住資料館の館長で、JICA横浜国際センターの朝熊由美子所長(52、大阪)が13~15日に滞伯した。日系社会に関わる業務は初で、4月から就任している。 自身初という今回の南米滞在では、パラグアイの移住地ラ・コルメナやイグアスを訪問しブラジルへ。当地コロニアについては「全国に移住地があり歴史も古い。存在感を感じる」と印象を ...
続きを読む »高知県人会=慶祝団を郷土食でおもてなし=元研修生、青年らと絆深め
ブラジル高知県人会(片山アルナルド会長)は、パラグアイの日系人移住80周年式典に合わせて来伯した母県の慶祝団14人を12日、同会館で盛大に歓迎し、元研修生との意見交換を行った。 団長の武石利彦同県議会議長をはじめ県庁、県議会、中南米親善協会、及び一般人を含む団員は7日、昨年45周年を迎えたアルゼンチン同県人を訪れ、8日にパラ ...
続きを読む »道のない道=村上尚子=(3)
公園は少し歩いたところだった。そして公園にある建物の陰に私を連れて行った。男は、静かに私を抱き寄せて、接吻した。生まれて始めての接吻は、気持ちが悪い。そのうち、抱きしめた片方の手を、私の胸に差し入れてきた。いつまでも接吻をしたまま、私の乳をもみ始めたのだ。 「男は、こんなことをするの?」 と驚きながらも、逃げなければいけない ...
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