これは、日増しに深刻な多くの国政問題に悩む左派マドゥロ大統領政権下のヴェネズエラの話である。目下、パラグァイのお隣ブラジルの左派ジウマ大統領もインピーチメント騒ぎで今にも政権から追い出されそうで騒々しい。加えてアルゼンチンでも左派のクリスティーナ前大統領に代わった中道右派のマクリ新政権の登場で、あたかも南米の「二十一世紀新自由 ...
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フィッチ社=ブラジル債をBBに格下げ=経済立て直し待ったなし
三大格付会社の一つのフィッチ・レーティング(F社)が5日、ブラジル債を格下げしたと6日付伯字各紙が報じた。 政局が不安定なことと経済の更なる悪化が、昨年12月に続いての格下げにつながった。 F社はすでにブラジル債を投資不適格級のBB+にしていたが、今回は更に1段階下げてBBとした。デフォルトの危機が少なく、低利率で融資を受けら ...
続きを読む »東西南北
サンパウロ州水道公社(Sabasp)によると、このところ雨量が減少し、サンパウロ州大都市圏に水を供給している各水系の貯水率が下がっている。水位の低下が最も激しいのはグアラピランガ水系とアウト・チエテ水系で、4日現在、共に38日連続で水位を下げている。最大の水がめであるカンタレイラ水系も23日連続で水位低下を記録し、4日の段階で ...
続きを読む »ブラジルへの観光客1.9%減=最多はアルゼンチンからの客
観光省が25日、2015年にブラジルを訪れた観光客は630万5838人で、W杯もあって642万9852が訪問した2014年より1・9%減ったと発表した。 ブラジルを訪れた観光客の内、33%にあたる207万9千人はアルゼンチン人で、アメリカ人の57万5千人(9%)とチリ人の30万6千人(4・8%)がそれに続く。4位はパラグアイ人 ...
続きを読む »堅実性と組織力誇る=きめ細やかな組織や活動=様々な施設、多彩な出版物
世界とブラジルの生長の家の発展をそれぞれけん引する日本の生長の家国際本部「森の中のオフィス」と、サンパウロ市南部の生長の家ブラジル伝道本部。それ以外にも、生長の家は全伯に拠点をもち、現在は86のポ語の教化支部、33の日本語の教化支部が存在する。 「教化支部」は、その地域における運動の中心だ。その下部組織の「単位組織」を通して市 ...
続きを読む »日本人のツボにはまったドン・ペペの清貧振り
弊紙サイトの「ムヒカ大統領のリオ会議スピーチ」が先週から連日アクセスのトップにあるので、「なぜ?」と思っていたら、本人が訪日していた。どうやら「世界で一番貧しい大統領」ドン・ペペ(80、前ウルグアイ大統領)は、日本人のツボにはまったようだ。彼に関する本がベストセラーになり、日本の話題をさらっているらしい▼「共和制とは多数決なん ...
続きを読む »カゼミーロが一躍ヒーローに=伝統の一戦でバルサ封じる
2日に行われたスペインのサッカー・リーグ、リーガ・エスパニョーラの伝統の一戦、バルセロナFC対レアル・マドリッド戦で、あるブラジル人選手の活躍が絶賛され、一躍、世界的な脚光を浴びた。 その選手とは、レアルのボランチ、カゼミーロだ。この日のカゼミーロは、メッシをはじめとするバルサの強力攻撃陣の動きを中盤でことごとく止める活躍を見 ...
続きを読む »W杯出場記録は途絶えるのか?=出場権獲得圏外に沈むセレソン
3月下旬に行われたサッカーW杯南米地区予選の2試合で共に引き分けに終わり、自動出場権はおろか、大陸間プレーオフにも進めない6位に転落したことで、ブラジルサッカー連盟(CBF)内における監督ドゥンガへの信頼は大きく揺らいでいる。 14年のW杯後に就任して以来1年8カ月、ドゥンガの地位がこれほどまでに揺らいだことはかつてなかった。 ...
続きを読む »東西南北
大統領罷免に向けた下院の動きが活発化し、PMDBが連立与党から離脱するなど、ジウマ大統領の身辺は穏やかでなくなっている。3月30日発表のイボッピの世論調査によると、ジウマ政権の支持率はわずか10%だった。同調査では9%という時期もあり、最低でこそなかったものの、「悪い/最悪」との評価は69%で、国民の7割近くは良い印象を抱いて ...
続きを読む »サッカーW杯予選=ブラジル薄氷の引き分け=終了間際に敗戦まぬがれ
29日にパラグアイで行われたW杯予選パラグアイ戦で、ブラジル代表は2点を先取されるも後半終了間際に同点とし、引き分けた。30日付伯字紙が報じている。 パラグアイは試合開始早々から、ネイマールを欠くブラジルに襲い掛かった。前半41分には、直前のエクアドル戦でも2得点のレスカーノのゴールで先制。後半3分にも、オルティスからのパスを ...
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