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パラグアイ 関連記事

コリンチャンス=リベルタドーレス杯=まさかのベスト16で敗退

祈るように試合を見つめるコリンチャンスファンの少年(Daniel Augusto Jr./Ag.Corinthians)

 「エッ、リーミナードー」「エッ、リーミナードー」と満員の観客がいきなり叫びだした。みんな心から楽しそうに発声している。 リベルタドーレス杯決勝トーナメント1回戦・第2試合、コリンチャンス対パラグアイのグァラニー戦を観戦に訪れた時のこと、試合開始前にスタジアムが大騒ぎになった。何が起こったのか周りに尋ねると、ライバルのサンパウロ ...

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パナマを越えて=本間剛夫=81

 そのとき傍らにいた三十歳ほどの男がエスタニスラウに近づいて握手を交わしながら私に冷たい視線を投げた。エスタニスラウはその青年と旧知の仲なのだろうか。そのことを質そうとしたが、彼が同伴者の紹介を始めたので、それはあとに譲ることにした。青年は私には挨拶しようとせず、迎えの車に三人を乗せようとしたとき、エスタニスラウは私の手を握りな ...

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東西南北

 今年第1四半期の失業率とインフレ率を統合的に調査した、ブラジル人の〃不幸せ度指数〃が、過去9年間で最高を記録した。昨年第4四半期から今年第1四半期にかけての同指数は13・5から15・5ポイントに上昇した。同指数の根拠となった年間インフレ率は今年3月で8・1%、失業率は7・3%だった。インフレ率も失業率も今後上昇が見込まれている ...

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寄稿=医者いらず、薬屋いらずの薬木=〃銀の弾丸〃モリンガとは=元日本国際開発機構(JAIDO)中南米担当専門家=モジ・ダス・クルゼス在住 野澤 弘司

蕾(つぼみ)

 この寄稿の発端は小生が2005年に中米ニカラグアで体験したモリンガの健康食材や薬用効果、そして有機農業の緑肥としての稀に見る天啓の効果の虜になり、パラグアイに携行した一束のモリンガの苗が、今では日系人を始め、パラグアイ各地でマテ茶とともに愛飲され、健康の維持増進に多大な恩恵をもたらしている事だ。また5年前に旧JATAKの農業技 ...

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寄稿=成長し続けるパ国牛肉輸出=世界第6位の生産国に躍進=亜国は輸入国に転落の危機?=パラグァイ 坂本邦雄

ブラジルで生産されている肉牛(Foto: FMVZ/USP)

 世界の食肉市場及び貿易に関するアメリカ合衆国農務省(USDA)の最近の半期レポートに依れば、パラグァイの当2015年度の牛肉輸出は、前年比13%増の見込みで、44万トン(枝肉重量換算)に達すると予想している。これは2014年度には19%の成長率結果の輸出量38万9千トンに対し5万1千トンの増加であり、パラグァイは昨年勝ち得た世 ...

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ガウショ物語=(23)=皇帝の伝令=<1>=パラグァイ戦争で従卒に

 一八六五年のパラグアイ戦争のとき、皇帝ドン・ペドロ二世陛下がご自分の親衛隊を引き連れてこちらにお出でになって、そのときに、わしは牧夫としてあるいは伝令として、それから忠実な従卒として一緒に歩き回ったもんだ。陛下の馬に馬具をつけることや、寝所の入り口に横になって張り番をしたり、大切な書類や武器を運んだりした。 どんなわけでそうな ...

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寄稿=パラグァイ=ドイツ新移民の農業貢献=輸出目指すクレッス夫妻=坂本邦雄

大豆の収穫風景(パラナ州、Foto: Antonio Costa/Agencia Parana)

 ドイツ連邦共和国が東と西に恥辱の「ベルリンの壁」で二分されていた頃の冷たい「冬時代」だった祖国を後にして、勇躍パラグァイに希望の夢を託し、移住して来た一組のドイツ人の若夫婦があった。 そのカップルは、農学者のHeinfried・Kress(クレッス氏)と、自然をこよなく愛す生物学者Beate・Holtker(ベアテ夫人)で、時 ...

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商議所昼食会=上田善久パ国大使が講演=パ国発展の可能性説く

上田大使

 ブラジル日本商工会議所(村田俊典会頭)の定例昼食会が10日、サンパウロ市内のチボリホテルで行われ、会員ら150人が参加した。 パラグアイ共和国駐箚特命全権大使の上田善久氏が、「パラグアイの国情と好転する投資環境」をテーマに講演した。 上田氏はパラグアイの投資対象国としての魅力を語り、そのメリットとして「日系社会の存在、南米にお ...

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寄稿=麻薬やテロ団と模範企業=目覚めるもう一つの国=パラグァイ 坂本邦雄

ブラジルを訪問した時のオラシオ・カルテス大統領(2013年9月、Foto: Jose Cruz/Agencia Brasil)

 毎日の新聞、テレビやラジオのニュースを読んだり観たり又は聞いていると空恐ろしくなり、わがパラグァイは一体どんな方向へ進んでいるのかと心配になる。 その兆候は不気味で暗く、テロ団はマリフアナの闇栽培を守る為に罪なき農民を容赦なく暗殺し、市民は不満で地方行政、あるいは中央政府の悪政に抗議し、盛んに筵旗(むしろばた)を立てたり街頭デ ...

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違法コピー商品街に溢れ=警備の軟化で露天商増大

 サンパウロ市では無許可で違法コピー商品を売る露天商が再び増えていると8日付のフォーリャ紙が報じている。自撮り棒からパラグアイ産タバコまで、市内各地で露天商は悠々と商売に励んでいる。 これは、ジルベルト・カサビ市長(06~13年、民主党・DEM、現在は民主社会党・PSD)の時始まり、最大3899人の軍警が公式のバイトとして行って ...

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