この週末は、3月31日を巡る議論でブラジルの世論が二分された。一方では、ブラジルを代表するベストセラー作家のパウロ・コエーリョが、これまでほとんど公に語って来なかった、軍政下で拷問を受けた過去を告白するなど、軍政時代の新たな証言がメディアに上った。だが、その一方で、そういった話をせせら笑うことで意固地に反発するボルソナロ派の人 ...
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東西南北
27日、問題続きの教育相リカルド・ヴェレス・ロドリゲス氏が下院の委員会に参加した。2月には、「学校での国歌斉唱の録画提出」を要求する手紙を全国に送り、大不評。3月には、ボルソナロ大統領の極右思想の師匠オラーヴォ・デ・カルヴァーリョ氏との確執から教育省内の人事更迭を繰り返していた。同教育相に対して不信感を抱く下議は少なくなく、厳 ...
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サンパウロ州保安局の最新データによると、乗り物を利用していた際の性犯罪が急増しているという。2018年と2017年では共に241件と動きはなかったが、2008年の66件と比べると、約3・6倍となっている。昨年の場合、最も多かったのが「痴漢」の132件で、51件が強姦行為、38件が未成年虐待、20件が「だまされて及ばされた性的行 ...
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21日、ボルソナロ大統領は64歳の誕生日を迎えた。多忙な大統領は米国訪問後、誕生日にチリに発った。その忙しい最中、ボルソナロ氏は自身のフェイスブックで動画を介し、やはり21日の「世界ダウン症の日」に関する生中継メッセージを送った。だが、ここ連日、何かと失態の多い大統領は、ここでもダウン症のことを「ドラウン症」と発音し、隣にいた ...
続きを読む »《ブラジルサッカー》代表の親善試合期間中に3連戦=主力3人を欠くサントスはピンチ
3月下旬の国際マッチデーウィークは、世界中の代表チームが一斉に親善試合を行う。 ブラジル代表は3月23日にパナマ戦(ポルトガル、ポルト)、26日にチェコ戦(チェコ、プラハ)の2試合を戦う。 6月にコパアメリカを控えている南米諸国は全て、大会前の貴重な機会として、親善試合を組んでいる。 世界中のほとんどの国では、代表戦が組 ...
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13日に10人の死者を出す無差別テロが起きた、サンパウロ大都市圏スザノ市の州立校プロフェッソール・ラウル・ブラジルが、昨日18日から再開された。この日は原則的に、教職員が「生徒たちをどう迎え入れるべきか」を話し合う日で、生徒の登校は今日からだ。だが、18日も彼らが学校に入ることは許され、そこで激励や慰めに来た人たちから花を受け ...
続きを読む »(サンパウロ市)=ラテン・アメリカ記念館が30周年=鳴り物入りで出来るもいまだに決めてに欠ける建物
1989年3月にサンパウロ市西部バラ・フンダに出来たラテン・アメリカ記念館が、18日で落成30周年を迎えた。 同館建築は、文化遺産に認定されたブラジリアの建設にも貢献した世界的な建築家のオスカー・ニーマイヤーが手がけ、話題を呼んだ。敷地内部にある、手の生命線の脈からの流血が南米大陸の形をしている石碑は非常に有名だが、それに匹 ...
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ここ連日報じているサンパウロ大都市圏スザノ市の州立学校での無差別テロ事件は、事件から数日を経てもブラジル社会に深い爪痕を残している。その最中、海を遠く隔てたニュージーランドのクライスト・チャーチ市で、現地時間の15日に礼拝中のモスクを狙った無差別テロが発生し、50人近くが殺される大惨事が起こり、さらに不安な気分に追い討ちをかけ ...
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12日、ブラジルのネットでは「コインシデンシア(奇遇)」という言葉が飛び交った。それは本面でも報じたように、マリエーレ・フランコ氏を殺害した容疑者の一人はボルソナロ大統領の隣人で、互いの子供が交際していると警察が発表してしまったことと、もう一人の容疑者がボルソナロ氏と写真に写っていることを受けたものだ。ボルソナロ家に関しては、 ...
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「ブラジルはカーニバルが終わらないと年がはじまらない」とは、昔からよく言われているが、今年のサンパウロ州議会は、15日にようやくスタートする。今年からはじまる同州議会では、ジョアン・ドリア州知事の民主社会党(PSDB)が19人から8人へと大きく議席を落とし、ボルソナロ大統領の社会自由党(PSL)が15人で第一党になるなど、大き ...
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