リベルダーデ歩こう友の会(高木ラウル会長)が8月23日、サンパウロ州セーラ・ネグラに買い物ツアーを実施する。 同市はサンパウロ市から143キロの地点、ミナスとの州境に位置する。冬物の糸製品、セーター類、本場のミナス・チーズやサラミ、ピンガなどが購入できる。 午前7時にリベルダーデ広場出発。参加費は会員が100レアル、非会員が1 ...
続きを読む »ピンガ 関連記事
ニッケイ俳壇(846)=星野瞳 選
アリアンサ 新津 稚鴎 迷い入れし冥土の如く寒夕焼枯れるもの枯れ麻州野は夕焼けて風止みしこの静けさも夜の秋珈琲園耳の短い兎住む鋤焼きの最後は餅を入れて食ふ【一九一五年十月三日生れで、この十月で百才になられる。一字も正しく書いて下さる。字がまともに書けなくなりましたがとは云われるが。大麻州の寒夕焼が目に浮ぶ様 ...
続きを読む »ガウショ物語=(40)=密輸に生きた男=《2》=警官一握り、国境開けっ広げ
ここリオ・グランデ・ド・スールを支配していたのは陸軍大将と呼ばれる男で、開拓地は与えたが、その後の生活は何も保障しなかった……。 お前さん、それがどう言うことか、今度中尉のポストについたら、身を持っていろいろと体験するから解るようになるだろう。 あのころ、火薬はわれらの国王陛下のもので、許可を得た何人かの大物ガウショだけしか火 ...
続きを読む »「日本人なくして北パラナの開拓なし」=州入植百周を盛大に祝う=前線基地だったカンバラ
パラナ日伯文化連合会(折笠リカルド力己知会長)が主催してパラナ州日本人入植百周年記念式典が13日にカンバラ市に約150人の日系団体代表が集まり、続いて翌週20日には慰霊祭がローランジャ市日本移民センターで盛大に挙行された。カンバラは北パラナの玄関口として、また〃足場〃として重要な役割を果たし、上野米蔵と息子アントニオ、松原武雄 ...
続きを読む »川柳作家 平谷伊佐さん、侍のごとく往く
オザスコ聖西吟社代表の川柳作家・平谷伊佐さん(本名=勲、和歌山県田辺市)が2月13日に70歳でガンのため逝去された。3月の詩歌サロン「ふろんていら」44号に掲載されたものが遺作となった▼全伯川柳大会の案内に来社した青井万賀さんと斉藤晃伯(こうはく)さんは、「まだまだ油が乗っていて、これからという年だったのに」とその死を悼む。二 ...
続きを読む »歩こう友の会=「イタリア移民の伝統感じた」=ヴィニェードのブドウ祭り
リベルダーデ歩こう友の会(小笠原勉コーディネーター)の一行約30人余りは2月22日、サンパウロ州ヴィニェード市(人口6万3千人)の第54回ブドウ祭りに行き、一日楽しんだ。 この地方はバンデイランテスが稀少植物や鉱物を探して分け入って道が開かれ、19世紀にコーヒー農場が作られ、イタリア移民などが欧州から導入された。 最初に一行 ...
続きを読む »イネジータ・バローゾ死去=サンパウロ市の「セルタネージャの母」
「国際女性デー」にあたる8日夜、ブラジルの芸能史、音楽史に大きく貢献した女性司会者でセルタネージャ歌手のイネジータ・バローゾが、サンパウロ市シリオ・リバネス病院で呼吸不全のため亡くなった。90歳だった。9日付伯字紙が報じている。 1929年サンパウロ市生まれのイネジータは40年代からブラジルに伝わる民謡に興味を持って歌い始め、 ...
続きを読む »USPで新入生歓迎行事=癌病院への毛髪寄付なども
サンパウロ総合大学(USP)で11日、入学手続きのために来校した新入生を対象とした、トロッチと呼ばれる歓迎行事が行われた。 泥の海の中を這い回らせるのが恒例の政経学部では、水不足に考慮して給水車を呼ぶのを中止。10日に降った雨の残りを利用して、芝生に出来た泥水の中に寝転がったり、濡れ鼠になった仲間が列を成して脚を広げたトンネル ...
続きを読む »大耳小耳
サンパウロ市総領事公邸で開かれた和食イベントには、脱皮したての柔らかいカニ(ソフトシェルクラブ)のから揚げなど珍しい一品も。小池信シェフは「10年前、ブラジルで日本食と言えば寿司・刺身、シメジ、椎茸、餃子だけという感じだったが、料理人の『日本文化を見せたい』という意欲でこの10年すごく質が向上した」という。日本政府のテコ入れが ...
続きを読む »花嫁移民=海を渡った花嫁たちは=滝 友梨香=56
「村に、も一人花嫁がいたが、こちらは落ち着いて邸宅を建てるまで頑張った。ユリさんも名前ぐらいは聞いたことがあるだろうよ、日本の大きな短歌の賞をもらったこともある人よ」と結んだ。 この夜、奥地へ農機具を販売する日本の進出企業に、勤めたことがある七十四歳の北三男さんに電話をし、取材のため長話をした。 「四十年前、奥地に農機具を売 ...
続きを読む »