ニッケイ新聞 2010年7月1日付け 数年前までサンパウロ市最古のサンバチームの一つに通っていた時、「選挙の年にはファベーラの火事が多い。この時だけは市 役所が手厚く対処してくれ、以前より良いところに住めるようになるから」との話を聞いた。黒人系中心のチームで実際にファベーラ住人も多く、〃火を付ける側〃からの証言としての信憑性を ...
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美しくする会=パ大通り掃除を30日に=幅広い一般参加呼びかけ
ニッケイ新聞 2010年5月22日付け ブラジルを美しくする会(バンデルレイ・ダデウ・クルス会長)が主催する「第15回ブラジル掃除に学ぶ会」が30日午前8時からパウリスタ大通りで行われるにあたり、鈴木寿(ひさし)、玉根丈之(たまね・たけし)両氏らが来社し、幅広い一般からの参加を呼びかけた。 今年から就任したクルス会長は、「2 ...
続きを読む »保健所が突然に閉鎖=パライゾーポリスで苦情
ニッケイ新聞 2010年5月21日付け サンパウロ市パライゾーポリスのファベーラにあったパライゾーポリスⅡ保健所が、公の告知もないまま13日より一端閉鎖され、近隣の住民から苦情の声が挙がっている。19、20日付アゴーラ紙が報じた。 同地域にある保健所は2つで、Ⅱ保健所は2007年8月に開設した。サンパウロ市との協定から、イス ...
続きを読む »サンパウロ市交通事情に住民極限=長時間の通勤にため息=渋滞中の犯罪も増加し
ニッケイ新聞 2010年5月20日付け モルンビー区から出るのに1時間がかかる―、バスに乗っても時速12キロで鶏が走る速度より遅い―。サンパウロ市内での連日の通勤ラッシュ時の交通渋滞は、自家用車や公共バスを利用する住民の生活に大きな負担を強いている。18、19日付伯字紙が報じた。 モルンビー区では05年に612件だった高層建 ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2010年4月16日付け リオ州のモーロ・ド・ブンバの土砂崩れで200人が生き埋めになった事件の記事を読んでいて驚いた。ゴミ捨て場だった場所を不法占拠して勝手に家を建てた住民の自己責任だと思っていたら、「占拠した者に罪はない。占拠させていた側(市)こそ責任を問われるべき」との考えが公に表 明されていた▼ブラジルに ...
続きを読む »リオ日本人学校=総領事館内で新学期スタート=「水害にめげず頑張ろう」
ニッケイ新聞 2010年4月15日付け 【リオデジャネイロ共同=名波正晴】リオ州を直撃した豪雨による土砂崩れなどの水害で、臨時入居先の日系協会が一部被災したリオ日本人学校は14日、リオ市セントロのオフィスビル内にある日本総領事館広報文化センターに学校施設を移して新学期の始業式を行った。 児童や教員らは災害にめげず「皆で頑張ろ ...
続きを読む »ニテロイ土砂災害二の舞か=聖ABC地区も危険に=時限爆弾上に暮らす恐怖
ニッケイ新聞 2010年4月14日付け 7日夜、リオ州ニテロイ市のゴミ埋立地だったファベーラの丘で土砂崩れが発生し、約200人が生き埋めになるという大惨事が起きたが、その後、10日付アゴーラ紙や13日付エスタード紙などが、各地ファベーラでの土砂崩れの危険を報道している。サンパウロ大都市圏でも、約1万7千人がゴミの埋立地だった場 ...
続きを読む »ブラジリア=工事中のまま当日?=宙に浮く遷都50周年行事
ニッケイ新聞 2010年4月13日付け 首都ブラジリアは、工事現場さながらの状態で遷都50周年を迎えようとしている。10日付けエスタード紙によれば、カテドラルとプラナウト宮(大統領府)という二大観光名所が修復作業中のまま本番の21日がやってきそうだ。 当日はカテドラルへの一般人の入場は制限され、翌日に、外観改修工事の完成とと ...
続きを読む »ニテロイ市=当局は危険察知しておらず=リオ州での死亡者は182人に
ニッケイ新聞 2010年4月10日付け 【既報関連】リオ州ニテロイ市ヴィソーゾ・ジャルジンの以前ゴミ捨場だったファベーラ、モーロ・ド・ブンバで、連日の豪雨により7日夜大規模な土砂崩れが発生し、50家屋が流された。約200人が生き埋めになったと推定される。 9日付伯メディアによれば、救急隊の活躍で、8日夜までに生き埋めとなった ...
続きを読む »サンパウロ市=ラール養護施設で「日本祭り」=富田さん「貧しい子供に支援を」
ニッケイ新聞 2010年4月9日付け ラール・アンジョ・ガブリエル養護施設は、11日午前10時から同所(R. Conselheiro Moreira de Barros, 497、地下鉄サンターナ駅より徒歩15分)で「第2回日本祭り」を開催する。入場無料。 同施設は1914年に孤児院として設立され、ファベーラなど貧しい地区の ...
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