2006年8月26日付け サンパウロ東部のシダーデ・チラデンテスで二十四日、先月サント・アンドレ市で誘拐された女性企業家、アドリアーナ・オカモトさん(30)が三十一日ぶりに解放されたことが分かった。二十五日付けのフォーリャ・オンラインが伝えた。オカモトさんは同地区のファベーラに換金されていた。州保安局に匿名の連絡があり、居場所 ...
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東西南北
ニッケイ新聞 2006年8月18日付け 十六日に始まった州知事候補の政見放送で、サンパウロ州知事候補のメルカダンテ氏(労働者党=PT)のプログラムには大統領候補のルーラ氏が十九シーンも登場し、三十年来の友人であることが強調された。一方、第一次投票で当選の可能性が高いセーラ氏(ブラジル民主社会党=PSDB)のそれには、人気低下傾 ...
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ニッケイ新聞 2006年8月16日付け 犯罪組織州都第一コマンド(PCC)の組織には多数の班がある。各班にトーレというボスがいる。その下にピロットというマネジャーがいる。次がジスシプリーナという監督官。次はレコーリェという班の会計係。次はビッショ・パッポンという上納金の集金係。次がソルダードという命令を実行する組員。最後にアル ...
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ニッケイ新聞 2006年8月11日付け ダッタフォーリャが七日と八日に実施した知事選予想調査によると、サンパウロ州ではセーラ候補(ブラジル民主社会党=PSDB)が有効票の六一%を得て、リオデジャネイロ州はカブラル候補(ブラジル民主運動党=PMDB)が四二%の得票、ミナス・ジェライス州はネーヴェス候補(PSDB)が七四%の得票で ...
続きを読む »麻薬組織の抗争激化=ファベーラで12の死体発見=リオ
2006年8月9日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙八日】サンパウロ州でPCCが今年に入り三度目の襲撃事件で蜂起して市民を不安に陥れているが、リオデジャネイロ市では麻薬ギャング団同士の抗争で十二人が殺害され、縄張り争いが激化する様相を見せている。 警察は六日夜から七日早朝にかけて四カ所のファベーラで十二人の死体を発見した。 ...
続きを読む »市警の銃殺体発見される=警官を狙った殺害続く=PCCの仕業にみせかけか
2006年7月12日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十一日】サンパウロ市南部のファベーラ、エリオポリスで十日、市民警察の囚人監視員が銃殺体で発見されたことで、保安当局内で緊張が高まっている。 犯罪組織州都第一コマンド(PCC)が刑務官や警備員を新たな標的として襲撃を実行していることで当局は警戒を強化しているが、今回の事 ...
続きを読む »勢力拡大続けるPCC=一夫多妻の幹部=貧困者支援し基盤強化=刑務所で売春婦と堪能
2006年7月7日(金) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二日】PCC(州都第一コマンド)が五月に始まった警察当局への一連の襲撃事件で、〃宣戦布告〃して以来、当局も全力をあげて撲滅に向けて活動しているが、捜査段階でこれまで知られていなかった意外な事実が明るみに出た。七〇〇人以上に上る幹部が逮捕されているにもかかわらず、ますます勢 ...
続きを読む »自動車から8人の遺体=麻薬組織抗争の犠牲者か=リオ市
2006年7月6日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙五日】リオデジャネイロ市北部エンジェノ・ノーボ区で四日、路上に置き去りにされた自家用車二台の車内から八人の男性の遺体が発見され、住民にショックを与えた。遺体はすべて手錠をかけられ、全裸にされて暴行された痕跡があった。そのうちの一人は十四歳の少年だった。 警察の検死による ...
続きを読む »不穏な動き見せるPCC=メンバー射殺で報復か=上納金引き上げ遺族に補償
2006年6月29日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十八日】PCC(州都第一コマンド)が新たに不穏な動きを見せている。二十六日未明にサンベルナルド・ド・カンポ未決囚刑務所襲撃が未遂に終わり、メンバー十三人が射殺されたことで、報復措置に出るものとみて、サンパウロ州保安局は全州にわたり警戒態勢を敷いた。 当局はPCCメン ...
続きを読む »少年更生への険しい道のり=大半が再び悪の道に=幼少時の環境が尾を引く=それでもあきらめない
2006年6月23日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十一日】罪を犯して青少年更生施設(フェベン)に収容されたが、保護観察で仮釈放となっている未成年者は全国で三万九〇〇〇人に達している。そのうち五五%はサンパウロ州内となっている。これらは更生への道を模索しているものの、幸運にも社会復帰をなし遂げるのは一握りの数に限られ、多 ...
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