2005年9月30日(金) 今までに行った外国は、パリ、ロンドン、ミラノ、ニューヨーク…。「まさか私がブラジルに住むなんて全く考えていなかった」。現在、サンパウロ市内にあるセイント・ニコラス・ブリティッシュスクールで日本文学を教えている幸子・デ・バーロスさん(37)は来伯当時のブラジルの印象をこう話す。飛行機からファベーラが見 ...
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大耳小耳
2005年9月27日(火) 一家五人殺害事件の被害者、米倉貞さんは一週間後のコチア青年五十周年式典に参加するつもりだった――。本紙が米倉夫人の兄弟、佐々木ツネトさんから聞いた話では、「米倉さんの手帳には式典のことがメモされていた」という。もう一人の容疑者セルソ・ドス・サントスは、ファベーラに逃げ込んでいまも行方をくらましている ...
続きを読む »バッテパッポ
2005年9月16日(金) 国連の調査によると世界の人口の三分の一は家なし、あるいはファベーラのような生活条件の整っていないバラックに住んでいる。ブラジルでは三千三百九十万人が該当する。貧困層が簡単に購入できるマイホームの数が圧倒的に少なく、手造りのバラック住まいとなる。リオデジャネイロ市ではバラックでも条件の良いところでは五 ...
続きを読む »ビデオで2年間隠し撮り=老女の勇気、密売人20人逮捕=リオ
2005年8月26日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十五日】老女の〃執念〃が軍警を動かし、麻薬犯罪組織員二十人の逮捕につながったという勇敢な美談がリオデジャネイロ市の話題となっている。 話題の主は同市南部コパカバーナ区のアパートに住むビトリアさん(80)。ビトリアさんは隣り合わせのファベーラ(スラム街)ラディラ・ドス ...
続きを読む »ファベーラで火事=バラック百軒が延焼=サンパウロ市
2005年8月16日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十三日】サンパウロ市北部のファベーラ(スラム街)ザキ・ナルシで十一日深夜、火災が発生、百軒のバラックが延焼し三百五十人が焼け出された。火の回りが速く、住民は逃げるのが精一杯で家財道具もほとんど運び出せなかった。 幸いにも気分が悪くなった女性一人が病院に収容された以外に ...
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2005年7月29日(金) ピネイロス区の目抜き通りといえるピニェイロス通りが二十四日から、地下鉄工事のため一部閉鎖された。当局によると、再開は来年七月の予定。これによりモラット・コエーリョ通りとマテウス・グロウ通りの区間は渋滞をきたし、苛立った運転士らが鳴らすクラクションや怒号で騒然となった。交通局では渋滞は平均だとしながらも ...
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2005年7月22日(金) 高給取りの社員をマラジャー族と言う。大統領の給料八八八五・四八レアルよりも高い給料のマラジャー公務員が全国で五万四千四百二人に上った。現職が二万二千七百十八人で残りは年金受給者だ。平均すると一人当たり一万一五一〇レアルとなり、まさに公務員天国の様相を呈している。ルーラ大統領就任以前の二〇〇二年はこの ...
続きを読む »東西南北
7月19日(火) 進歩党(PP)の元信任職員が、裏金を享受した議員二十二人のリストをCPI(議員調査委員会)へ提出した。その中にカヴァウカンテ下院議長やノゲイラ下院監査委員の名前も挙がっている。裏金供与はジャネーネ議員の指示により、同議員の自宅で側近のジェヌー氏が行った。リストはコピーされ、裏金供与の流れも掲載された。 ...
続きを読む »ファベーラで銃撃戦展開=住民2人含む8人死亡=麻薬組織員が警官隊に発砲=リオ市
7月6日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙五日】リオデジャネイロ市の三カ所のファベーラで、週末に麻薬取締りの警官隊と麻薬組織メンバーとの間で銃撃戦が展開され、八人が死亡、住民がパニックに陥るなど騒然とした一日となった。 リオ州軍警はインターポリスと呼ばれる複数の州にまたがって捜査の特権を有する連警の主導のもと、三カ所のフ ...
続きを読む »コラム オーリャ!
サンパウロ市の外れから先日、タクシーを拾ってグアルーリョス市に行った。事前に、運転手に通りの名を告げると知らなかったので、簡単な地図を渡した。 目的地に着くと、メーターは五十レアルを指していた。さらに、二十レアルを要求された。「市を跨ぐと別料金です」。タクシーをほとんど利用しないので、つい騙されていると思い込んだ。 「そん ...
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