5月5日(木) 「実は、このフランカの精神病院には、五十~六十人ぐらいの日本人が入院していた記録があります」。フランカ地域日伯協会の南原光洋前会長(46、二世)は衝撃的な事実を明らかにした。しかも、ほとんどが一世だったという。 「第二次大戦の頃からの記録です。おそらく実際に気が狂っていたのではなく、単身でカフェザル(コーヒー ...
続きを読む »ファベーラ 関連記事
グアルジャーが今、危険=観光客狙う強盗急増=高級住宅と背中合わせにファベーラ=建築現場で新商売「番犬貸します」
4月29日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十四日】サンパウロ州海岸地方で行楽地として代表的なグアルジャー市で犯罪が急増し、治安の悪化が改めて浮き彫りにされている。都市の喧噪を逃れて訪れる観光客を狙う犯罪が急増しており、のんびりくつろぐどころか、うかうかできない状態となっている。治安悪化が表面化したきっかけとなったのは、 ...
続きを読む »ファベーラで朝火事=住民300人焼け出される=サンパウロ市
4月19日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十八日】サンパウロ市南部のファベーラ、ブラッコ・ケンテで十七日、朝火事が発生し住民三百人が焼け出された。火災が発生したのは「ジョルナリスタ・ロベルト・マリーニョ通り脇のファベーラで、コンゴニャス空港に近いこともあり平日は車の往来が多いところだが、日曜日とあって混雑はなかった。 ...
続きを読む »東西南北
4月19日(火) 伯銀ブラジリア支店に勤務するジョゼ・E・ヴァスケスさんが十日に殺害された事件で連邦警察は十七日、前妻を殺人教唆、他六人を共犯の容疑で逮捕した。これで同事件の逮捕者は祈祷師と共謀容疑の息女を含め九人に上り、現在二人が逃亡中。当初は息女が主犯とみられたが、メイドの義兄である殺人実行犯が、前妻から四万レアルで依頼さ ...
続きを読む »市民30人を無差別射殺=現職軍警3人を逮捕=不正摘発した上司の失脚狙う=リオ市
4月5日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二、三、四日】リオ市で三十一日夜、市民三十人が連続的に無差別射撃を受けて殺害されるというブラジル犯罪史上最悪の事件が発生した。軍警は目撃者の証言やそれに基づくモンタージュ写真から、第十五軍警隊所属の現職軍警三人を犯人と断定し二日、逮捕した。 狙撃犯らは約一時間にわたって行き会った ...
続きを読む »東西南北
4月2日(土) ブラジル銀行は年金生活者への低利融資のため、年金からの割賦支払契約を社会保障院(INSS)と結んだ。伯銀によれば、金利は融資期間により月利一・五%から二・四%まで。都市銀行の一・七%から四・五%よりは金利水準が低い。融資額は百レアルから最高四万レアルまで。融資申請資格者はブラジル銀行から年金を受給する五百六十万 ...
続きを読む »「禁酒法」で殺人事件急減=ジアデーマ市=酒場は夜11時まで=警官ら毎日巡回し摘発=なせばなる犯罪対策
4月1日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十七日】サンパウロ州ジアデーマ市は九〇年代に毎日殺人事件が発生し、サンパウロ州内で犯罪ランキングのトップの座を欲しいままにしていた。しかし、二〇〇二年七月に施行された市条令により犯罪は急減、昨年は殺人事件が平均月十件まで減少した。この条例は、アメリカが一九二〇年に施行したマフィア ...
続きを読む »コラム オーリャ!
リオのファベーラで、生まれ育ったソル。幼い頃に裁判所の命令で自宅が解体され、そのショックを引きずって生きている。ブラジルでの生活に失望。チャンスを求めて、米国移住を夢見る。だが、ビザという大きな壁が立ちはだかった。 グローボの新ドラマ「アメリカ」が今週、スタートした。「社会的なメッセージなしに、私はドラマをつくることは出来な ...
続きを読む »東西南北
2月23日(水) 米宣教師の殺人犯として指名手配されていたエドァルドことウイルケラノ・S・ピント容疑者をパラー州ベーロ・モンテ市で逮捕したと同州保安局が発表した。身柄は二十二日にアウタミーラ警察署へ護送され、取り調べが行われる。サーレス容疑者の取り調べによれば、PT党員でシキーニョことフランシスコ・A・ソウザ氏が、殺人教唆の容 ...
続きを読む »ワールド・プレス・フォト=ブラジル人が金賞受賞=7万枚の応募の中から
2月18日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十二日】世界の写真コンテストで権威のあるワールド・プレス・フォトで、ブラジル人ジョゼー・ジュリオ氏がニュース写真部門で見事金賞に輝いた。ブラジル人の入賞は一九八五年と二〇〇〇年に続き三人目となった。大賞は、昨年末アジアを襲った巨大津波で犠牲となった肉親の遺体の傍らで泣き崩れる女性 ...
続きを読む »