2月4日(金) ミナス・ジェライス州ウナイ市で二日間に降った雨量が二・八メートルに達した。雨は一日夜から降り始め、二十時間降り続けた。タンボリル川流域の家屋四百戸が水没し、市民二千八百人は公共施設へ避難した。同州と首都を結ぶ国道二五一号線の橋梁周辺は、水浸しで通行止めになった。そのためトラックは、八十キロの迂回を余儀なくされて ...
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北東部観光の影、児童売春=背後に貧困、家庭崩壊=観光客の2、3割はセックス目的=市当局、条例で規制強化急ぐ
2月4日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙三十一日】北東部地方が観光地として脚光を浴びている。とくにヨーロッパからの直行便の乗り入れもあって、常夏のパラダイスとして人気上昇中だ。彼らにとってブラジルの物価は「チョー安」で、海岸沿いの家やホテルまたはアパートの一室を購入して休暇の拠点にしている。政府や地元も観光産業に注力して ...
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2月3日(木) バストス法相は一日、昨年創設された治安特殊部隊をリオ市に出動させることを発表した。ファベーラや周辺貧困地域に巣食う、強力に武装した麻薬密売組織の武装解除が狙い。州の保安当局は二週間前、同組織の武力に対抗できないとして、連邦政府に支援を要請していた。 ◎ カンピーナス市で起きた夫婦中毒死事件で、二人の ...
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1月22日(土) サンパウロ市ジャルジン・アンジェラに住む日雇い労働者のエリゼッテ・オリベイラさんは二十日、雨が降るごとに自宅の周囲に土砂がたまり、異常事態を予感した。四歳の娘と身の回り品を携え、親類の家へ避難した。そこで土砂の下敷きとなった我が家をテレビの画面で見て驚いた。自宅放棄を拒絶した彼女の夫は、土砂崩れの寸前に通勤の ...
続きを読む »古都で進む環境破壊=オウロ・プレット市=交通量と人口増加で
1月18日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十七日】ユネスコの世界文化遺産に指定されているミナス・ジェライス州オウロ・プレット市で現在、市の環境と景観の破壊の問題が表面化している。 同市は州都として栄えた時期があったが、遷都してからは史蹟の町として観光名所となった。現在でもシーズンになると一日一万人の観光客が訪れ、十八世 ...
続きを読む »土砂崩れで9人死亡=うち8人は乳児と子供=危険地区指定のファベーラで惨事=S・カンポ市
1月14日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十三日】サンパウロ州サンベルナルド・ド・カンポ市で十二日午前三時ごろ、五カ所のファベーラ(スラム街)で土砂崩れが発生し、九人が死亡した。このうち八人は生後十一カ月から十三歳の子供だった。そのほか八人が負傷し、病院に収容されたが幸い軽いけがですんだ。 警察と消防によると、十一日末 ...
続きを読む »集中豪雨で出水相次ぐ=サンパウロ市近郊各市で交通遮断
1月13日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十二日】サンパウロ市およびABCDと呼ばれる近郊都市は十一日、早朝から降り始めた集中豪雨で出水が相次ぎ、交通機能や送電がマヒするなど大混乱をきたした。 サン・カエターノ市とサンベルナルド・ド・カンポ市は要所が交通不能となり陸の孤島と化した。同市とサント・アンドレ市との境のファベ ...
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1月8日(土) パラグアイ通いのかつぎ屋を運ぶ観光バスが六日早朝四時、マージナル・チエテで強盗に遭った。乗客が警察に通報したところ、犯人一味の逮捕と同時に、かつぎ屋の商品も一網打尽に押収された。乗客らは強盗に盗まれた方が良かったと後悔。強盗犯も商品を奪うが、乗客を犯罪人扱いし調書にサインを強制することはしない。取り調べ中に犯人 ...
続きを読む »活気取り戻すビンゴ店=麻薬、飲酒よりタチ悪い中毒
12月28日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十六日】ビンゴ業界に活気が戻ってきた。賭博が全面的に禁止されているブラジルで、ビンゴはスポーツ団体やクラブへの資金援助を条件に営業が許可されていた。しかし脱税や贈収賄など不正資金の悪事が多発したことで、政府は暫定令により今年二月にビンゴ店の営業を禁止した。 しかし五月に上院 ...
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12月10日(金) サンパウロ市南部アメリカノポリス区のファベーラをパトロールしていた軍警は八日未明、先月一日以降誘拐監禁されていた学生(20)を発見し、解放した。逮捕された犯人二人は、十月二十八日に七十歳の女性を誘拐した犯人らと関係があると判明、うち一人が警察から女性を解放するよう仲間に電話し、数分後に車のトランクから女性が ...
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