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ファベーラ 関連記事

リオ州=相次ぐ保安当局高官の辞任=極度の予算不足に忍耐も限界=スラム平定に一定の成果出すも

一定の成果も挙げたベルトラーメ、リオ州保安局長だったが、ほぼ10年をもって辞任となった(Antonio Cruz/Agencia Brasil)

 歴代最長任期9年9カ月を誇っていたリオ州保安局長のジョゼ・ベルトラーメ氏が10日、フェルナンド・ベローゾリオ市警総監も12日に相次いで辞意を表明したと12、13日付ブラジル現地紙が報じた。  この辞意表明の直前には、リオ市南部、パヴォン・パヴォンジーニョ・ファベーラ(スラム街)での銃撃戦がおきていた。リオの保安当局高官の続けざ ...

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大阪サンパウロ市姉妹都市の親善大使=大嶋さん来伯、援協等視察

大嶋敦志さん

 大阪・サンパウロ姉妹都市協会(吉川秀隆会長)が2月に主催した「第6回ポルトガル語スピーチコンテスト」の優勝者・大嶋敦志さん(36、東京都)が、親善大使として先月25日に来伯した。15日まで援護協会や憩の園、ユバ農場などを訪れ、ファベーラのモンテ・アズールで聞き取り調査、ボリビア人やハイチ人移民組織を視察する。  09年から翌年 ...

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掘り出し物が盛り沢山=ルーテルバザー、11日

(左から)徳弘さん、山崎さん、坂口さん、佐野さん

 サンパウロ日系福音ルーテル教会(徳弘浩隆牧師)が11日午前10時から、同教会(Rua Pandia Calogeras, 54, Liberdade)でバザーを開く。午後3時まで。  各地から集められた新古衣料、古本、雑貨、アクセサリーなど掘り出し物がたくさん。中古でも質が良いため、日系・非日系問わず毎回人気で、仲買人も来場す ...

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リオ五輪=ラファエラを世界の頂点に=寄り添った指導者・藤井裕子=(上)=第一印象は「練習嫌い、異端」

代表チームに合流することになった藤井コーチ(右)。現在は夫の陽樹さん、長男の清竹くんと過ごしている(先月27日、リオ)

 【リオ発】リオ五輪の柔道女子57キロ級で、ブラジルに大会初の金メダルをもたらしたラファエラ・シルバ(24)には、強力な助っ人日本人コーチの存在があった。3年前から代表チームに帯同していた藤井裕子さん(33、愛知県、旧姓・中野)が共に寄り添い歩んできたのだ。ファベーラ出身という異色の彼女とどのように接し、どうやって世界の頂点に導 ...

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馬術会場に銃弾、大騒ぎ=ブラジル人は「慣れっこ」

 【リオ共同】リオデジャネイロ五輪の競技会場である五輪馬術センターに6日、流れ弾とみられる銃弾が飛び込んだ。「避難すべきではないか」「競技を続けていいのか」。現場の報道陣用テントは騒然となったが、劣悪な治安に慣れたブラジルの市民の反応は冷静だ。死傷者がなかったこともあり地元メディアの扱いは極めて小さい。 同センターはリオ北西部デ ...

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国際交流基金「リオから東京へ」=五輪向けの大型文化事業=美術展、映画祭、コンサート

マルシアさんと「上を向いて歩こう」の作曲家・中村八大さんの息子、中村力丸さん

 【東京支社発】リオ五輪を盛り上げるために7月から8月にかけて、リオデジャネイロ市で美術展や映画上映、コンサートなどの記念イベントを開催すると、国際交流基金は16日に東京の同本部で記者懇談会を開いて発表した。前回の東京五輪時代(1964年)前後に活躍したアーティストの作品を中心に展開し、2020年の東京五輪に向けた機運の高揚の一 ...

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いつまで続く強姦文化?=リオの事件は氷山の一角=担当警部も配慮のなさ露呈

16歳少女の強姦事件に関する記者会見で(27日、左からDRCIのチエルス警部、ヴェローゾ州市警司令官、DCAVのベント警部、Tomaz Silva/Agência Brasil)

 【既報関連】21日にリオ市西部のファベーラで起きた16歳少女の集団強姦事件の捜査は継続中で、30日は容疑者6人の逮捕と携帯電話やコンピューター押収のための作戦も敢行されたが、6人は逃亡中と同日付各紙サイトが報じた。 同事件では、無意識のまま裸で横たわる少女を取り囲んだ男達が彼女を乱暴に動かしたり嘲ったりする様子やセルフィーを撮 ...

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ニッケイ俳壇(888)=星野瞳 選

   アリアンサ         新津 稚鴎屠蘇を酌む我百才をブラジルに野の雨降りそびれたる残暑かな宙を飛び逃げる蛇追ひアヌン二羽草青む牧場に光る沼一つこぼれ種子まで生える蕎麦の花盛り【百才を迎えたこの作者はまだ元気一ぱい、たのもしい限りである】   ペレイラ・バレトット    保田 渡南開拓の孫が市長や風香る山焼きし種蒔きしこ ...

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五輪を見に行けない地元の子供たち

エレベーター塔の展望台から見えるイパネマ海岸を背景に、富士山パネルと記念撮影する子供たち

 「リオ五輪の試合は何か見に行くの?」。リオ市立マリリア・デ・ジルセウ小中学校で27日に富士山写真展の開幕式をやった後、出席した男子生徒にそう聞くと、隣にいた友達と顔を見合わせて「行く予定はないよ」と少し恥ずかし気に応えた。「どうして行かないの?」と畳みかけると、困ったようにうつむいたので、それ以上聞かなかった▼彼の態度は学校の ...

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学校崩壊の危機乗り越え=リオ富士山写真展27日開幕=目を輝かせる生徒たち=「日本文化は素晴らしい教材」

自分たちが住むコミュニティの前で、富士山の写真パネルを持って記念撮影する生徒たち

 静岡新聞、ニッケイ新聞、リオ日伯文化協会、リオ市立マリリア・デ・ジルセウ小中学校が共催したリオ五輪プレイベント「富士山写真展」が27日、同校で始まった。すぐ近くのファベーラの子供が生徒の大半を占める関係から、数年前まで荒れ放題だった同校だが、教職員やコミュニティの努力でようやく立ち直った。リオ五輪を機に2週間の「日本文化週間」 ...

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