2005年11月4日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十七日】「ブラジルでは汚職は罪にならないのか?」二十六日と二十七日にジュネーブで開かれた国連人権擁護委員会でメンバーの一人が発した言葉だ。 同委員会は国連憲章で定められた各国の治安対策における人権擁護を監督、監視する立場にある。今回の委員会での討論に先立ちブラジルで ...
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将棋連盟=世界フォーラムで準優勝=米国に惜敗
2005年10月28日(金) 第三回世界将棋フォーラム(日本将棋連盟主催)が二十一日から二十三日まで日本で開かれ、期間中に実施された国際トーナメント大会の団体戦で、ブラジル代表は準優勝を飾った。前回(〇二年)の三位から順位を一つ上げ、世界最大の将棋人口を抱えていることを世界各国に印象付けたようだ。 同大会には約二十カ国が参加 ...
続きを読む »街路樹の研究も=下元氏=訪日の成果報告
2005年10月28日(金) 九月四日から同二十七日までの訪日していた元サンパウロ州議の下元八郎氏がその成果を報告のため、二十五日来社した。 下元氏は日本で開催された第四十六回海外日系人大会(九月十三~十五日)に出席。老齢福祉年金の登録を在外公館でもできるように国に求めることを提案。決議されたという。 また、二〇〇八年の日 ...
続きを読む »大耳小耳
2005年10月28日(金) 最近日本のメディアに載ったブラジル関連の椿事を二つ。バスケットボールのブラジル代表女子選手が試合の五日後に一キロの男児を出産した。妊娠に気付かず七カ月間も試合に出場していたという。もう一つは、リオの州議会がビキニ姿の女性を写した絵葉書の販売を禁止する条例を可決した話。観光客に根強い人気があったが、 ...
続きを読む »国連、治安対策を厳しく批判=国民投票の結果受けて=「絵に描いた餅」とNGO
2005年10月27日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十六日】二十三日に実施された銃器と弾薬の販売禁止の是非を問う国民投票は類を見なかっただけに、世界中の注目を浴びた。禁止反対派が圧勝したことは海外で驚きをもって迎えられたが、この背景に政府の治安対策に不備があることが浮き彫りとなった。 これを受けて国連人権擁護委員会 ...
続きを読む »牛肉輸入禁止は43カ国に=インドネシアとスイス加え=「便乗」禁止にはWTO提訴も
2005年10月26日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十五日】口蹄疫の発生でブラジル産牛肉の輸入禁止措置が相次いでいる中、新たにインドネシアとスイスが輸入禁止を宣言した。これにより禁止国は四十三カ国となった。インドネシアは発生地域にもかかわらず全面的に禁止するとともに、口蹄疫とは関係のない大豆およびその製品、農業機械、 ...
続きを読む »ベネズエラに快勝=南米1位でW杯出場へ
2005年10月14日(金) セレソンが南米一位で本大会出場――。サッカーブラジル代表は十二日、ベレン市内のマンゲイロン競技場で予選最終節となるベネズエラ戦を行い、ロナウドらのゴールで三対一と快勝した。これまで首位だったアルゼンチンがウルグアイに敗れたため、勝ち点こそ並ぶものの得失点差でアルゼンチンを上回り、南米首位でドイツへ ...
続きを読む »1対1で引き分け=W杯南米予選=高地ボリビアで苦戦
2005年10月11日(火) サッカーブラジル代表は九日、南米予選でボリビアと対戦し、一対一で引き分けた。 過去の対戦成績、実力ではブラジルが圧倒するものの、ボリビアのラパスは三六〇〇メートル近い高地にスタジアムがあるため、対戦チームは薄い空気の中、苦戦を強いられる。実際、ブラジルは予選史上初の黒星を九四年大会予選の対ボリビ ...
続きを読む »郷土民謡協会=「まさにクリスタル」=全伯=優勝=作野さん日本大会へ
2005年10月8日(土) ブラジル郷土民謡協会(桜庭喜太郎会長)が主催した第十七回郷土民謡全伯大会の優勝者、作野美穂さん(24、三世)が、今月日本で開催される全国大会に特別出演するにあたり、役員らに付き添われて五日来社し、抱負をのべた。 九月四日に大阪なにわ会館で行われた第十七回ブラジル郷土民謡全伯大会には約二百人が参加し ...
続きを読む »伯中貿易協定、合意に達せず=「中国商法」の壁阻む=伯、セーフガード発動か=中国からの輸入、今年に急増
2005年10月4日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙一日、三日】先週北京で行われた伯中二カ国間貿易協定会議に臨んだフルラン産業開発相ら一行は、結局、何ら合意に達せぬまま帰国した。合意書に調印すべく乗り込んだ同開発相だが、中国側の「中国商法」の壁に阻まれ、交渉は白紙に戻った。同開発相は遺憾をあらわにし、中国製品の輸入規制な ...
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