【既報関連】ファヴェーラ(スラム街)での銃撃戦や、強盗、流れ弾に当たって罪もない市民が犠牲になるなど、一向に改善の兆しを見せないリオの治安状況に、連邦政府は「リオ州保安部門の直接統治」(intervenção federal、中央政府または大統領による州政干渉)を宣言した。16日午後1時半に大統領宮で、テメル大統領は「リオ州保 ...
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政治批判を受け止めたリオのカーニバル
14日に行なわれた、今年のリオのカーニバルのスペシャル・グループのパレードの採点結果発表で画期的な出来事が起こった。政治批判を行なって物議を醸したエスコーラ、ベイジャ・フロールが優勝、パライゾ・ド・ツイウチが2位となったのだ▼今回のリオのパレードがこうした内容になることはかねてから言及されていた。だがいざ本番では、それが噂以上 ...
続きを読む »《ブラジル》スペシャルグループ・パレード=リオは政治批判で大荒れ=ショッキングな殺人描写も=ベージャに14度目の栄冠=サンパウロ市はタトゥアペ2連覇
9、10日はサンパウロ市で、11、12日はリオ市でスペシャル(SP)グループによるカーニバルのパレードが行われた。サンパウロ市は稀に見る接戦、リオでは前代未聞の政治的パフォーマンスの連続で物議を醸した。10~14日付現地紙が報じている。 サンパウロ市カーニバルは、四つのエスコーラ、アカデミコス・ド・タトゥアペー、モシダーデ・ ...
続きを読む »《ブラジル》選挙高裁がフィッシャ・リンパ法見直しか=ルーラ包囲網更に狭まる?
選挙高裁のルイス・フクス長官が8日、今年の統一選挙では第2審でも有罪となった政治家の出馬拒否を徹底する可能性について言及したと9日付現地紙が報じた。 フクス最高裁判事は6日に選挙高裁長官に就任し、就任演説でもフィッシャ・リンパ(FL)法を積極的に擁護した。FLは「清潔なカード」を意味し、複数判事による裁判で有罪が確定した人物 ...
続きを読む »リオのカーニバル=ブロッコで公式初参加=日本チームQSVPCが=ブラジル人メストレへ感謝込めて
東京都を拠点に活動するサンバチーム「ケール・スウィンガール・ヴェン・プラ・カ」(以下QSVPC、宮澤摩周代表)がカーニバル期間中の11日午前11時~午後2時まで、リオ市ヴィラ・イザベル区のバラン・デ・ドゥルモンド広場でパレードを行う。同チームによれば、日本のサンバチームがリオのブロッコに公式参加するのは初めて。 当日のパレー ...
続きを読む »県連代表者会議=13年前の負債支払いへ=JETROの出展説明も
ブラジル日本都道府県人会連合会(山田康夫会長)の「1月度代表者会議」が、1日に文協ビル内の県連会議室で行われた。同会議では2005年度の第8回日本祭りでの未払い金支払い請求についての説明があった。また、今年度の日本祭りに各県の特産品紹介ブースを出す日本貿易振興機構(JETRO)が県人会に協力を呼びかけた。 06年、会場業者エ ...
続きを読む »フラメンゴ=元セレソンGK、ジュリオ・セーザル(38)の加入を発表=契約は3カ月、引退の花道飾る
リオの名門サッカーチーム、フラメンゴが、1月29日に元ブラジル代表ゴールキーパーのジュリオ・セーザル(38)の加入を発表した。 1997年にフラメンゴでプロのキャリアをスタートさせ、2005年までに283試合に出場したジュリオ・セーザルにとっては、13年ぶりにプロデビューを飾ったチームへの帰環だ。 ジュリオ・ ...
続きを読む »「97年トリオ」の行方は?=欧州サッカー冬の移籍市場の期限迫る
欧州サッカーにおける冬の移籍市場の期限が1月末に迫っている。今回注目されているブラジル人選手は、いずれも「1997年生まれのフォワード」だ。 ブラジル人で1997年生まれと言えば、現在、ブラジル代表でセンター・フォワードのレギュラーをつとめているガブリエル・ジェズス(マンチェスター・シティ)の名前がすぐにあがるが、この年代で ...
続きを読む »アルゼンチンの柔道について=1906年からの深い絆=山本ファン・カルロス=(上)=嘉納治五郎とオリンピック
【らぷらた報知1月11日付け】柔道は日本で130年前に創始され、現在は「世界のスポーツ」となり、日本文化の中でも1番世界に浸透したのものの一つとなった。例えば、世界柔道連盟の加盟国の数は、国際連合のそれを上回っている。 この事はアルゼンチンでも言え、110年以上の歴史があり、日本から来たスポーツでは最も古くそして普及している ...
続きを読む »一人の学生親善視察が蘇えらせた日系移民の英才たち=ビラ・カロン在住 毛利律子
1939年(昭和14年)7月11日15時、初代「あるぜんちな丸」が横浜港を出港して、横浜を出港して世界一周の処女航海の途に就いた。その船に、外務省、拓努省、貿易組合中央会の援助を受け、学生親善視察として乗船していた一人の青年がいた。その人は日本大学南米研究会幹事・木村半(きむら・なかば)20歳であった。 7月12日付け東京日 ...
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