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ブラジル 関連記事

リオ五輪=ラファエラを世界の頂点に=寄り添った指導者・藤井裕子=(上)=第一印象は「練習嫌い、異端」

代表チームに合流することになった藤井コーチ(右)。現在は夫の陽樹さん、長男の清竹くんと過ごしている(先月27日、リオ)

 【リオ発】リオ五輪の柔道女子57キロ級で、ブラジルに大会初の金メダルをもたらしたラファエラ・シルバ(24)には、強力な助っ人日本人コーチの存在があった。3年前から代表チームに帯同していた藤井裕子さん(33、愛知県、旧姓・中野)が共に寄り添い歩んできたのだ。ファベーラ出身という異色の彼女とどのように接し、どうやって世界の頂点に導 ...

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土佐祭りにブラジル人客多数来場=雨天にめげず節目の第5回=カツオ200キロ、鯛80キロ

閉会式の鏡割りの様子

 高知県人会青年部(武田アウグスト部長)主催の『第5回土佐祭り』が、20、21日にサンパウロ市アグア・ブランカ公園で行われた。両日とも雨天での開催となったが、県人会手製の郷土料理やコスプレイベントを楽しみに、ブラジル人を中心に約1万5千人が来場した。  アグア・ブランカ公園は、地下鉄バハフンダ駅から程近い場所にある自然豊かな公園 ...

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リオ五輪=最も観られたのは開会式=種目別ではやはりサッカー

開会式で、リオの町を象徴する建物やその前に集まる人々を模したシーン(Fernando Frazão/Agência Brasil)

 ブラジル世論調査・統計機関(Ibope)によると、ブラジル人がリオ五輪期間中のテレビ放映で最も観たイベントは開会式で、種目別ではサッカーだった。  調査対象となったのは、サンパウロ、リオデジャネイロ、ベロ・オリゾンテ、ポルト・アレグレ、クリチバ、サルバドール、レシフェ、ベレン、カンピーナス、フロリアノポリス、フォルタレーザ、ゴ ...

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大分のリオ五輪応援団を歓待=柔道 梅木選手親族ら11人が来伯

記念撮影に収まる両国の皆さん

 【イタグァイー発】リオ五輪に出場する柔道女子78キロ級の梅木真美選手(21、大分)を応援するため、故郷の九重町から親族や坂本和昭町長ら、11人の応援団が現地に駆けつけた。13日深夜の帰国便を前に、リオ州リオ市郊外のイタグァイーで歓迎会が行なわれた。  発案は梅木選手の遠戚に当たる永松通一さん(75、大分)。同じく九重町生まれで ...

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ブラジル水泳界の英雄 岡本哲夫=日伯交流から生まれた奇跡=(11)=移民の子が国家的な貢献

2004年8月14日付のニッケイ新聞

  岡本の快挙を祝って地元マリリアでは1952年9月28日に「河童祭り」と称する祝勝会が開かれ、牛3頭を焼いて1千人を招く盛大なシュラスコ会が開催された。それを報じたパウリスタ新聞52年10月2日付によれば、父専太郎が「泳ぎ始めはわしの観海流(日本古来の遠泳法の一つ)を仕込んだもので…」などと始終、上機嫌だったという。  映画『 ...

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なぜブラジル選手の多くは軍隊式敬礼をするのか

軍隊式敬礼の背景を疑問視する米国サイト「ザ・インターセプト」の記事

 「もしボクシングがなければ、俺は生きていなかった。サルバドールには死と暴力が溢れている。俺はかつて暴力的だったし、ケンカっぱやかった。ボクシングがなければ、俺の人生はまったく違っていた。たくさんの人は『ボクシングは暴力的だ』というけど、それは違う。ボクシングを知る前、俺は本当に暴力的だった」。ブラジルのボクシング界に初金メダル ...

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サントス強制立ち退き初ミサ=サンパウロ市、リオで冥福を祈る

 ブラジル法務省アネスチア委員会が呼びかけた、独裁政権時代の人権問題を振り返る「アネスチア週間」(Semana da Anistia)が22~28日であることから、全伯各地で関連行事が実施中。日系関係でも次の行事が予定されており、主催者は一人でも多くの来場を呼びかけている。  25日(木)午後6時からサンカエターノ市立大学(US ...

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作家協会がリオで著書販売=文協で「榎本武揚」講演会も

著書を手にする知念明さん(左)と宮村会長

 ブラジル日系人作家協会(宮村秀光会長)は27、28日、リオ市フラメンゴ公園(Praia do Flamengo, 116)で行なわれる『第15回日本祭り』で著書の販売会を行なう。  精神科医だった故千葉勇さんの発案で、2015年3月に発足した同会。会員は現在35人ほどで、著書数は200冊にも及ぶ。正会員以外に、地方にも10人以 ...

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リオ市が五輪の収支報告=国内外の観光客117万人=ジカ熱やテロへの懸念払拭

通常の倍の8万5千人が利用した22日のトン・ジョビン空港(Tânia Rêgo/Agência Brasil)

 リオ市のエドゥアルド・パエス市長が23日、エリゼウ・パジーリャ官房長官、ロドリゴ・ヴィエイラ同市交通局長と共に今大会の収支報告を行ったと同日付G1サイトが報じた。  それによると、五輪期間中にリオ市を訪れた観光客は117万人で、内47万人が外国人だったという。外国人観光客の出身地は米国とアルゼンチン、ドイツが、国内の観光客の場 ...

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五輪不毛の南米大陸=リオ五輪が変化のきっかけになるか?

金メダルを獲得した男子サッカーチーム(Ricardo Stuckert/CBF)

 21日に閉幕したリオ五輪で、開催国ブラジルは金7、銀6、銅6と、同国の歴史上、最高のメダル獲得数を記録した。それを巡り、「よくやった」と言う人と「開催国なのに20個にも達しないのでは少ない」と言う人は、国の内外を問わずにいる。だが、これまでの南米における「五輪不人気」の状況を考えると、この数はやはりかなりの成功と言える。  と ...

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