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ブラジル 関連記事

ブラジル版バレンタイン=恋人たちの日にプロポーズ=リオ五輪聖火リレーで共に走り

恋人同士から婚約者同士になったばかりの共同作業となった聖火リレー(Rio 2016/André Luiz Mello)

 去る6月12日は、ブラジルでは〃Dia dos namorados〃(恋人たちの日)だった。8月5日開幕のリオ五輪の聖火リレーもたけなわで、北部マラニョン州サンルイスでは、聖火リレー中に一組のカップルが結婚を約束するサプライズもあった。男性のロメウ・マトスさん(27)が前走者のサミア・タリアニ・シウヴァさん(24)にプロポーズ ...

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「日本文化」第2巻に寄せて=中田みちよ

中田みちよさん

 「日本文化」の第2巻が出ました。厚さが第1巻の優に倍はある読み応えのあるものです。まず、はじめに「柔道という教育」という山下泰裕の話を読みました。「大いなる勝利」というカイオ・カストロというブラジルの若手人気俳優の映画がありましたが、貧民階層の少年が柔道と出会い、嘉納治五郎の教えに目覚め、柔道家、柔術家として社会上昇するという ...

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追悼 沖真一君=東京農大同期の思い出=拓殖学科第3期同期生 大島正敬(まさたか、ミナス州カンブイ市在)

沖眞一さん

 明治、大正と日本が海外進出するのと同じくして、東京農大も海外農場を北方、南方と開設し、学風も海外進出の気風の基礎を確立していた。 これらは敗戦により全て失ったが、1956(昭和31)年に戦後の日本からの海外移住という国際的視野により、千葉三郎学長、杉野忠夫農学博士が主導し、東京農大に農学部拓殖学科が新設された。 学舎は東京の焼 ...

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リオ五輪の記念メダル発表=4種の材料で70~9560レ

金のメダル(Rio 2016/Saulo Pereira Guimarães)

 リオ五輪委員会と造幣局が9日、リオ五輪の記念メダル16種類を発表した。メダルの材質は金、銀、銅、銅に金メッキの4種だ。 金のメダルは、古代五輪と近代五輪の聖火リレーの様子を伝える絵柄で9560レアル。直径28ミリで、重さは17・7グラムだ。 銀のメダルの絵柄は近代五輪で表彰台に立つ選手の姿とリオ名所のポン・デ・アスーカルで、価 ...

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第60回パウリスタ・スポーツ賞=16日にサンパウロ市議会で授賞式=特別賞4人含め総勢22人=盛大に多彩な功労者を表彰

 ニッケイ新聞が主催する「第60回パウリスタ・スポーツ賞」が16日にサンパウロ市議会の貴賓室で行われる。コロニアおよびブラジル社会において、現役で活躍の選手や引退後の指導者、審判として、競技の振興や普及に尽力した功労者に対し、「特別賞」4人を含む22人を表彰するもの。今年60年の節目を迎えるブラジル有数の伝統を誇るスポーツ奨励賞 ...

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ジーコも絶賛?! 『日本文化』2

書籍を手に笑顔でパチリ

 本紙で毎週土曜付けで掲載する「国際派日本人養成講座」を抜粋した日ポ両語書籍『日本文化(Cultura Japonesa)』の第2巻が先月出版された。 そこで本紙取材班は1日、サンパウロ市で行なわれたジャパンハウスの会合を終えたサッカー元日本代表監督のジーコに突撃し、同第1、2巻を手渡すことに成功した。 特に第2巻は日本食や伊勢 ...

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前代未聞、人力車で世界一周?!=リオ五輪から観客輸送を開始=夢と人を乗せ4年後に東京へ

「リオから東京へ」―人力車での世界一周を企画した田中さん(本人提供)

 ブラジル埼玉県人会に2日、日本からびっくり仰天の一大企画が舞い込んだ。その名も「2020年東京五輪プロジェクト『俥夫(しゃふ)の世界一周の挑戦』」。発案は東京・浅草で観光人力車を引く田中喬祐さん(23、埼玉県)で、リオから東京へ文字通り人力車で世界を一周するというもの。リオ五輪での出張サービスをきっかけに、仲間と目指すは202 ...

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元代表監督、篠原が語る=メダリスト育てた武士道精神=(下)=小川武道館の教え今もなお=貫いた侍の魂、息子も継承

7人のメダリスト。(前列左から)ミゲル、ロジェリオ・サンパイオ、(後列同)カルモナ、恩村、ビエイラ、エンリケ・ギマランエス、石井(『ブラジル柔道のパイオニア』より)

 山下いわく、「小川先生の教えはまずは姿勢から。『相手と組んだ時は腰を曲げるな。相手に正対せよ』。これが基本。さらに『試合には勝者も敗者もない。勝ってもガッツポーズはするな。そして観戦者は両者に拍手を送れ』という、真の侍のような考え方だった」。そして驚くのはここからだ。 「練習中にあくびをしたら即殴られるということも日常的」。さ ...

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元代表監督、篠原が語る=メダリスト育てた武士道精神=(中)=三つのメダル手にブラジル凱旋=武道家・小川龍造との出会い

小川龍造(「ブラジル柔道のパイオニア」より)

 恩村に続けとばかり、12年ぶりの銅メダルの後は、重圧から開放されたように選手らが奮起する。ワルテル・カルモナ(86キロ級、銅)、ドウグラス・ビエイラ(95キロ級、銀)も続いた。1972年ミュンヘン五輪以来、3大会ぶりの快挙。柔道界が待ち望んだメダルを、一気に三つも持ち帰った。 しかも第2号は篠原道場出身の恩村で、正真正銘、「ブ ...

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元代表監督、篠原が語る=メダリスト育てた武士道精神=(上)=国外逃亡を覚悟しロス五輪へ=石井以来、悲願のメダル導く

「これが五輪に出た証」。柔道連盟から送られた記念プレートを手に、表情を引き締める篠原元代表監督

 「リオ五輪でメダル獲得が最も期待されるブラジル柔道界」――今までに獲得した全メダル108個の内、バレー20個に次ぐ19個という実績があれば、そんな見方も当然といえる。元代表監督の篠原正夫(91、二世)は、1984年のロサンゼルス五輪で三つのメダルをもたらし、史上初の金メダリストも育てた。現代表監督の父でもある彼は、明治の侍から ...

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