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ブラジル 関連記事

リオ州文化局=「創造的なファヴェーラ計画」=青年向けのプログラム発表

 リオデジャネイロ州文化局が26日、州内のファヴェーラの青年を対象とした「創造的なファヴェーラ計画」を発表した。同計画は、ファヴェーラに住む青年達の創造性を発展させ、タレントを発掘することを目指している。 アドリアナ・ラッテス州文化局長は、「創造性や能力に満ち、実行力もあって、芸術や文化的な活動を通して自分の才能を表現する事やそ ...

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パウリスタ延長線戦後史1=子孫にとっての勝ち負け抗争=(終わり)=「家族の歴史に誇りを感じて」=郷土史家、修正申し出る

23歳とは思えない堂々たる議長ぶりを見せた青木カイオ市議

 「この60年間、今日のような話は一度も聞いたことがなかった」。山内明さんは証言台で、目に涙を滲ませながらそう感想を語った。「特にアドリアノ・ジョーゴ委員長の話だ。拷問や差別があっても、父母からブラジル政府への悪口は聞いたことはなかった。今日聞いた話は、現在のように敬意を持たれるまでになった日系社会が生まれるまでの、貴重な歴史の ...

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県連日本祭り=今年も充実の郷土食300品=7月4日から3日間盛大に=今年テーマ「三方良し」=けん玉名人ら日本から参加

大盛況だった昨年の郷土食展

 ブラジル日本都道府県人会連合会(本橋幹久会長)が主催する「第17回フェスティバル・ドジャポン 2014」が来月4日から三日間、サンパウロ市イミグランテス展示場(Rodovia dos Imigrantes, KM 1,5 – Cursino)で開かれる。各県人会の郷土食が一堂に集まる郷土食展やミス日系コンテスト、コ ...

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パウリスタ延長線戦後史1=子孫にとっての勝ち負け抗争=(2)=扇情的なモライスの著作=勝ち組子孫に大ショック残す

ポンペイア市立墓地にある池田福男の墓

 1946年当時の伯字紙は連日「臣道聯盟はテロ集団だ」と報じ、その悪印象が根強く残ってしまった。そのため多くの臣聯関係者がその件を心にしまい込み、きちんとした事実関係を子孫に伝えてこなかった。加えて、勝ち負け抗争という未曽有の出来事に際し、「臭いものにフタ」という日本的な態度でコロニア指導者は対処してきた。 その結果、「臣聯=愛 ...

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本紙主催 第58回パウリスタ・スポーツ賞=全21人の選手や功労者顕彰=サンパウロ市議会で授賞式10日に=W杯記念で呂比須氏に特別賞

 ニッケイ新聞社が主催する「第58回パウリスタ・スポーツ賞」が6月10日午後、サンパウロ市議会で行われる。今回は「特別賞」の中で、来週から始まるサッカーW杯ブラジル大会開催を記念して、98年W杯フランス大会に日本代表として出場した功労者・呂比須ワグナーさんを特別表彰する。そのほか、例年通り、コロニアで優秀な成績を収めた現役選手や ...

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連載小説=日本の水が飲みたい=広橋勝造=(174)=完結

 それから三年後、ローランジアで黒澤和尚から厳しい密教の指南を受け、印可状(認可証書)を授かった中嶋和尚は、サンパウロの東洋街の東の端に小さな『聖真寺』(架空)を創建、新しい宗派『聖宗』(架空)を開いた。 『ポルケ・シン』食堂を逃げ出し、修行に出た『聖観音』は、誤ってサンパウロ市の北を流れるチエテ河に落ち、漂流しているところをサ ...

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連載小説=日本の水が飲みたい=広橋勝造=(172)

 法要が終わった一時間後、境内の施設で、このお寺を紹介した西谷副会長の奥さんと娘さんが田口聖子を偲ぶ茶会を用意していた。「お茶をどうぞ。このお寺の裏庭で摘まれ、住職ご自慢のお茶です」 美味しいお茶の話題が一段落したところで中嶋和尚が、「皆様、今日は田口聖子さん、戒名『聖正堂阿弥陀尼院』さんの法要に集まっていただき有難うございまし ...

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県連代表者会議=日本祭にW杯観戦ブース=県人会活性化に懇談会開始

 ブラジル日本都道府県人会連合会(本橋幹久会長)の5月度代表者会議が先月29日、文協ビルの県連会議室で開かれ、各県人会の代表者約40人が出席した。 「第17回日本祭り」の進捗報告を山田康夫同祭実行委員長(滋賀)が行った。前回の会議で郷土料理出展不参加を表明した静岡、茨城、島根に続き、愛媛も「手伝う人が足りない」との理由で不参加を ...

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■訃報■「太陽堂」創業者 藤田芳郎さん

 リベルダーデの日系書店「太陽堂」の創業者、藤田芳郎さんが3日午前11時ごろ、サンパウロ市のプレベント・セニオール病院で多臓器不全のため逝去した。4日にサンパウロ市モルンビー墓地で葬儀が執り行われ、同墓地に埋葬された。享年94。 1920年1月に福島県白河郡で生まれた。34年、14歳の時に家族と共に渡伯し、北パラナ州のトレス・バ ...

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ブラジル映画の中のジャポネス=時代と共に変遷する役柄=(下)=今世紀は5年に一本の割合=「思想を持つ役が増えた」

 2005年に山崎千津薫監督がデビュー作の続編として作った『Gaijin -Ama me como sou』には、日本の役者や北米の日系俳優と共に出演した。その時ですら、ブラジル内に山崎監督が使いたくなる日系俳優は多くは育っていなかった。 「喜劇役者レナト・アラゴンが娘を主演させるために作った忍者映画では、僕が忍者の師匠役で世の ...

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