4月15日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙七日】大手スーパー三店は昨年から始めた輸出が軌道に乗ったことから、今年はさらに拡大する方針を打ち出した。いずれも系列海外店に輸出するもので、国内販売用と合わせて一括に仕入れる。生産者もメリットを享受できることから、特別割引価格を提供、輸出商談に貢献している。 ウォル・マートでは ...
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変貌する地方都市=インフラ投資に新しい動き
4月6日(水) 【エザーメ誌八三五号】インフラストラクチャーへの投資で、ブラジルの地図が塗り替えられた。アマゾンのジャングルの中に突如工業団地が出現し、ブラジリアの陸の孤島には、人口四百万人の都市が現れた。カマサリ工業団地は、田舎町のサルバドールを一躍近代都市に蘇らせた。 しかし過去三十年間、ブラジルのインフラ投資は停滞した ...
続きを読む »東西南北
3月31日(木) ルーラ大統領は二十九日、訪問先のベネズエラでウリベ・コロンビア大統領、ザパテロ・スペイン首相との首脳会談を前に演説を行い、ロシアからの武器輸入や人権問題で米国に非難されているチャベス大統領を擁護した。ブラジル政府は同胞であるチャベス大統領に対する中傷や当てこすりを認めない、ベネズエラは独立国家で、国の進路を自 ...
続きを読む »日中米で深まる相互依存=朝日新聞米国総局長=西村陽一氏が講演
3月24日(木) 朝日新聞社アメリカ総局長の西村陽一氏が二十一日、サンパウロ市のカトリク大学(PUC)で講演し、中国の台頭を踏まえ、日米中三カ国の間で深まる相互依存について解説した。変貌を遂げる「アジアの光景」を描写し、「中長期的な経済相互依存は文化的感情的な摩擦を起こしやすいが、相互信頼の大切さを再確認する好機も提供している ...
続きを読む »チャンスを逃したブラジル=世界最大の米国市場から離反
3月2日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十三日】米政府の六千百七十億ドルに上る二〇〇四年度財政赤字について、ウオールストリート・ジャーナル紙がドル安とブラジルとの関係を論評した。 ブラジルや中国のような対米輸出超過の国は、米国債で超過分を決済し、現状を維持すべきかどうか迷っている。米国には金融市場で上がる利益で、財政赤 ...
続きを読む »ベネズエラブラジル=2カ国間協定に署名=エネルギー部門で関係強化
2月18日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十五日】ルーラ大統領はベネズエラを公式訪問した十五日、同国のチャベス大統領との間で二カ国間協定に署名した。 これに先立ち演説の中でルーラ大統領は、両国間の結束がラテンアメリカ圏の統一にとり重要な過程の一歩だと強調。またチャベス政権は同国の民主主義の発展にかけがえのない存在だと称 ...
続きを読む »世界社会フォーラム閉幕=135カ国から15万5千人参加
2月2日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙一日】ポルトアレグレ市で先月二十五日から開催されていた第五回世界社会フォーラムが三十一日、三百五十二の提案の発表後、閉幕した。 提案の中には、国連、国際通貨基金(IMF)、世界貿易機関(WTO)といった国際機関の民主化や貧困撲滅に向けた国際的運動が含まれる。理論に偏り具体性に欠け ...
続きを読む »FTAA交渉、再開へ=ブラジルが米に呼びかけ=04年5月に中断して以来=米、メルコスルとの交渉は拒否
2月1日(火) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙三十一日】ロバート・ゼーリック米通商代表(USTR)は三十日、米州自由貿易圏(FTAA)交渉についてセウソ・アモリン外相と対話を再開することを受け入れた。FTAAで伯米関係は暗礁に乗り上げていたが、魅力的部分を模索しようというブラジル側の呼びかけに米側が胸襟を開いた。FTAAという ...
続きを読む »インフレ6%、GDP4%=国連発表=05年ブラジル経済見通し=世界的に経済成長は減速
1月27日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十六日】国連はブラジルの今年のインフレ率は六%となり、GDP(国内総生産)成長率は四%になるとの見通しを明らかにした。二十五日に発表した世界経済の展望で触れたもので、インフレは政府目標の五・一%あるいは金融界の予測している五・七%を上回るとの見解を示した。またGDPについては、 ...
続きを読む »ルーラ大統領「仲介の労を買う」=ベネズエラ コロンビア=領土侵犯めぐり関係悪化
1月19日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十八日】ルーラ大統領は緊迫した関係が続いているベネズエラとコロンビアの両国の国交正常化に向けて仲介の労を取ることを明らかにした。 大統領のアンドレ報道官が十七日夜、プラナウト宮での共同記者会見で発表したもので、いずれかの国あるいは両国からの正式要請があればとの条件付きだとしてい ...
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