サンパウロ州クンビッカ国際空港で押収される麻薬の量がこの10年で急増していると、29日付エスタード紙が報じている。 今年1~8月に同空港で押収された麻薬は1552キロ(月平均186・6キロ)で、2007年の年633キロ(月平均52・75キロ)の3・5倍(253・7%増)となる。 押収量が最も多いのは85%を占めるコカインだ ...
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国や言葉は違っても―繰り返す移民の歴史
仕事を終え、帰宅したら、独身時代に家族と共に入った最初の植民地の知人を訪問してきた主人が、その様子を話してくれた▼80代半ばで松葉杖を手放せないという知人は、日本では農業をやっていたが、戦争中はやっととれた作物も軍に供するよう強要されてひもじい思いをした事や、それ故に移住を考えた事などを話してくれたという。「足が悪くて外出もま ...
続きを読む »《ブラジル》テメル大統領=国連総会前日にトランプ大統領と会談=ベネズエラ問題で話し合う=「他国干渉なし」を確認=カリブ海諸国の協力必要とも
テメル大統領は18日、ニューヨークの国連総会に出席するために渡米した。その日の晩餐会では米国のトランプ大統領と席を共にし、ベネズエラの危機についても話し合った。19日付ブラジル国内紙が報じている。 テメル大統領は18日午前8時台にブラジリアの連邦検察庁でラケル・ドッジ長官の就任式に出席し、挨拶なども行ったが、その後すぐにニュ ...
続きを読む »東西南北
19日、テメル大統領は国連総会でスピーチを行ったが、テメル大統領の後にスピーチした米国のトランプ大統領は、ここ最近と同様に強気で、この場所でも北朝鮮への軍事介入の可能性を否定しなかった。「平和」のイメージの強い国連の会議の席で、ここまではばかることなく好戦的な物言いをする米国の大統領の姿は見ていて心配になるが、果たしてベネズエ ...
続きを読む »ブラジル空軍機がハリケーン被災者救出
カリブ海諸国や米国を襲ったハリケーン「イルマ」は熱帯性低気圧に変わったが、ハリケーンのためにサンマルチーニョ島に取り残されていた被災者14人が、12日にブラジル空軍機によって救出され、13日未明にブラジリアに到着した。 12日付G1サイトなどによると、11日にブラジルを発ち、ニューヨーク経由で同島に着いた空軍機が救出したのは ...
続きを読む »東西南北
米国のトランプ大統領が、テメル大統領を含む中南米の首脳たちに声をかけ、ベネズエラの政治危機の問題について話し合いたいともちかけた。これが仮に実現するとなれば、国連総会の直前あたりになりそうだという。今やベネズエラの問題は中南米全体の問題でもあり、マドゥーロ独裁政権が立ち上げた、憲法改正のための制憲委員会には、中南米17カ国が承 ...
続きを読む »ピンドラーマ=9月号
コジロー出版社のブラジル情報誌『ピンドラーマ』9月号が発刊された。 「各国移民レポート」は、政治で揺れるベネズエラから15年に移住してきた夫妻を取材。サンパウロ市でベネズエラ料理の屋台を出店し、ブラジル人からも好評。稼ぎの一部を母国の両親に送金しているという。 好評連載中の「ポルトガル語ワンポイントレッスン」「白洲太郎のカ ...
続きを読む »「ブラジルに軍事独裁政権はなかった」=ブラジル版カントリーの大御所歌手の発言が波紋
ブラジルのセルタネージャは国際的にはあまり知られていないが、いわば、「ブラジル版のカントリー・ミュージック」で、ゴイアス州など国内の農業地帯で非常に盛んだ。とりわけ2010年代以降は、ブラジル国内では圧倒的な人気音楽となっている。 その大御所で80年代からトップクラスの人気を誇る兄弟デュオ、ゼゼ・ディ・カマルゴ&ルシアーノの ...
続きを読む »「ベネズエラの暴力撲滅を」=法王がコロンビアで訴える
フランシスコ法王は10日、訪問先のコロンビアで信徒たちを前に、政治的暴力反対とベネズエラの政治危機解決を願う発言を行った。11日付ブラジル国内紙が報じている。 6日からコロンビアを訪問中の法王は、滞在最終日の10日、同国海岸部のカルタヘナで信徒たちを前に講演を行った。 この地はベネズエラとの国境に近く、同国からの難民が多く ...
続きを読む »サッカーW杯南米予選=ブラジルと他の国はどこで差が付いた?=前回大会からの若手選手の台頭の違い
サッカーのW杯南米予選は9月の時点で16節まで終了し、残りは10月に行われる2節のみとなった。現時点でW杯進出決定は首位のブラジルのみで、2位以下は大混戦となっている。だが、少し前まで、ブラジルが2位以下に勝ち点差10点以上をつけての独走になると想像した人はどれだけいたのだろうか。 ブラジルは15年のコパ・ド・アメリカでは準 ...
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