2007年3月7日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙六日】ブッシュ米大統領は五日、ブラジル訪問の直前にベネズエラを封じ込める反チャベス法を制定し、ブラジルが計画する住宅ローン制度にも影響が及ぶことになった。同法は、中南米の八万五〇〇〇人に巡回治療を施す病院船の派遣や教師の研修、庶民向け住宅への融資などを盛り込んだもの。米大統 ...
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東西南北
2007年3月2日付け ブッシュ米大統領の南米訪問に合わせ、ベネズエラのチャベス大統領が亜国とボリビアを訪問する。米国は自動車用エタノール一〇〇万バレル生産するため、トウモロコシを二〇〇〇万ヘクタール植えねばならない。初めから無理な話を糊塗するため、慌ててブラジルを訪れるのだとチャベス大統領が嘲笑した。 ◎ 連邦最 ...
続きを読む »伯外交政策は思想優先=元駐米大使が批判=反米、途上国結束に偏重=中国は同盟国でない
2007年2月28日付け 【ヴェージャ誌一九九四号】ロベルト・アブデヌール元駐米伯大使は定年退官に伴いブラジルの外交政策を、思想が実力に優先する片肺飛行だと批判した。ブラジルが中国をパートナーとみなし、通商協定の締結を考えたことを外務省の幻想だと同氏は警告した。アモリン外相は幻想発言の撤回を求めたが、同氏は拒否した。外務省を覆 ...
続きを読む »大耳小耳
2007年2月28日付け サンパウロ州五千六百の公立学校、六百万人が日本文化に触れる州教育局のプロジェクト「VIVA JAPAO」。ある意味、百周年協会が協賛するプロジェクトの中で一番大きいかも知れない。移住から百年。州政府から日本、そして日系社会に対する最高の賞賛といっていい。ブラジル日本移民の歴史を日本の教科書に、との動き ...
続きを読む »中銀、2月にドル買い加速=過去最高のペースに=ドル安には歯止めかからず
2007年2月27日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十四日】打ち続くドル安レアル高の外国為替相場に歯止めをかけるべく、中銀はここにきてドル買いによる介入の勢いを加速させている。二月に入っての実働十四日間でのドル買い総額は六九億八五〇〇万ドルと、これまでの過去最高のハイペースとなり、一日換算約五億ドルとなった。 これによ ...
続きを読む »「左傾化、実像を見よ」=JETRO渡辺所長=ベ国に留意促す
2007年2月27日付け ブラジル日本商工会議所(田中信会頭)は、十四日、JETEROの渡邉裕司サンパウロ事務所長によるセミナー「中南米政権『左傾化』の潮流~その虚像と実像~」を開催した。 中南米には、十カ国(ニカラグア、キューバ、ベネズエラ、エクアドル、ブラジル、ペルー、ボリビア、チリ、ウルグアイ、アルゼンチン)の左派政権 ...
続きを読む »東西南北
2007年2月24日付け ブッシュ米大統領の南米訪問からアルゼンチンが外されたことで、アルゼンチン・ベネズエラ蜜月時代の演出を亜国民が求めている。ベネズエラは国際通貨基金(IMF)に代わる南米銀行を創立し、両国は舎弟関係にあるという。伯米関係は最近、両首脳が熱々のメッセージを送った。新左翼思想を米国に売り込み、急接近を図るらし ...
続きを読む »東西南北
2007年2月15日付け ブッシュ米大統領は十三日、二〇〇七年を「南米の年」と決めた。同大統領は三月八日、国務長官を始め閣僚多数と共に、ブラジルなど、アルゼンチンを除く南米諸国を訪問する。バイオエネルギーとテロ、麻薬、環境で意見交換をする。ほかに中国やイランの政治的進出阻止やベネズエラとキューバの孤立化を図るという。 ...
続きを読む »途上国への輸出好調=初めて先進国を上回る
2007年2月10日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙九日】ブラジルから発展途上国への輸出が昨年、六七八億ドルに達し、初めて先進国のそれ(六七二億ドル)を上回った。二〇〇五年は発展途上国五六四億ドル、先進国五九八億ドルだった。 途上国向け輸出のトップはアルゼンチンの一一七億一四〇〇万ドルで、中国(八四億ドル)、メキシコ(四 ...
続きを読む »米国務次官=伯米関係緊密化に意欲=アモリン外相と会談=チャベス政権のけん制期待=交渉進展後、首脳会談を
2007年2月9日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙八日】滞伯中のバーンズ米国務次官は七日、政治面で伯米関係の軌道修正を図り、外交面での緊密化に強い意欲を見せた。交渉が具体化し次第、ライス国務長官が来伯しルーラ・ブッシュ首脳会談のお膳立てをする。米政府は中南米に発足した新政権と外交関係を樹立するため、幹事役としてブラジルに白 ...
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