パラナ州連邦地裁で6日、ルーラ元大統領のサンパウロ州アチバイアの高級別荘を介した贈収賄疑惑の第1審が行なわれ、12年11カ月の実刑判決が下された。ルーラ氏は昨年4月からサンパウロ州グアルジャー高級三層住宅を介した収賄容疑で服役中。今回も2審目有罪なら刑期が延長しそうだ。7日付現地紙が報じている。 セルジオ・モロ氏が法務大臣に ...
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《ブラジル》インフラ相タルシージオ・フレイタス氏=「100日以内に23入札を」=民営化に意気込み見せる
インフラ相のタルシージオ・フレイタス氏は29日、サンパウロ市で開かれたイベントで、ボルソナロ政権は、発足から100日以内に23の公共事業民営化(経営権委譲)の入札を行うことを望んでいると語った。同日付G1サイトが報じている。 23の公共事業リストには、空港、ターミナル港、鉄道が含まれている。
続きを読む »《ブラジル》ボルソナロ政権=止まらない軍人の役職登用=広報も下院リーダーも=ペトロブラスの役員まで=経済でゲデスとの衝突懸念も
連邦政府の中核閣僚のみならず、連邦政府の広報官や国営企業の役員、下院の政府リーダーに至るまで、ボルソナロ政権では軍人登用が目立っている。15日付現地紙が報じている。 14日、ボルソナロ政権は、新たな政府役職者や国営企業人事を発表したが、その中には軍人の名前が目立っている。
続きを読む »怨念が生んだ新政権の背景探る=29年目のジンクスは当たるか=ジャニオ、コーロル、ボルソナロ
「なぜ、そんな兆しさえなかったブラジルで、極右政権が誕生したのか」と問われたとしたら、「ルサンチマン(積もり積もった怨念)」と「ブラジル選挙の29年のジンクス」の2つが起こした〃時代的な化学反応〃を理由にあげる。この二つの事象は、いかにして窓際下院議員、陸軍予備役少佐、ジャイール・ボルソナロ氏を大統領へと導いたのだろうか。 P ...
続きを読む »《リオデジャネイロ州》エストレラ川でオイル漏れ=グアナバラ湾にも6万リットル流入
リオ州海岸部で8日、何者かがペトロブラス社の油送管から油を盗もうとしたためにエストレラ川に原油が漏れ出し、6万リットル余りがグアナバラ湾にも流れ込むという事件が起きた。 この辺りがカニの生息域である事や、渡り鳥が飛来する時期でもあるため、専門家はカニなども含む動植物の生態系に影響が及ぶ可能性があると案じている。 最も深刻な ...
続きを読む »《ブラジル》元大統領のルーラとジウマ=新たな刑事裁判の被告人に=元PT幹部3人と共に=13年間で総額14億レアル超の汚職
サンパウロ州グアルジャーの高級3層住宅に絡む嫌疑で2審有罪判決を受けて服役中のルーラ元大統領が、新たな嫌疑で刑事被告人となったと24日付現地各紙が報じている。元大統領を巡っては、アチバイアの別荘や、ルーラ研究所用地関連疑惑も1審判決間近、さらに多くの汚職嫌疑で裁判が進行中だ。 ルーラ元大統領は、ジウマ前大統領、ギド・マンテガ ...
続きを読む »《ブラジル》原油価格低下でペトロブラス株13%下落=コモディティ全般が下がる
原油の国際価格が急落し、石油公社ペトロブラス(PB)の業績、株価に影響が出ていると、24日付ブラジル国内各紙が報じた。 原油価格の急落は、世界経済の冷え込みへの懸念拡大と、世界供給量が需要を上回る見込みとの報道によって起きた。23日のブレント石油価格は、前日比6・07%安の1バレル=58・8ドルを記録、10月のブレント石油は ...
続きを読む »《ブラジル》ボルソナロ次期政権=毎年372億レアルの歳出削減が必要=歳入増とは独立した課題=社会保障改革を進める政策班
ボルソナロ次期政権(社会自由党・PSL)は、16年にテメル政権が成立させた歳出上限法を遵守するために、4年間で1488億レアル、1年あたり372億レアルの基本支出削減を行わなくてはならないと、21日付現地紙が報じた。 歳出上限法はテメル政権発足直後に成立した。2018年度の教育、医療部門は例外だったが、「各部門の予算は、前年 ...
続きを読む »《ブラジル》C・ブランコ氏、石油公社ペトロブラス総裁へ=再びゲデス次期経済相の肝いり人事=パレンテ現総裁はブラジル銀行総裁就任か?
石油公社ペトロブラス社次期総裁に、ジェトゥリオ・ヴァルガス財団(FGV)経済成長・発展部門研究センター所長のロベルト・カステロ・ブランコ氏が就任する事が決まったと、19日付現地紙・サイトが報じた。 19日朝、パウロ・ゲデス次期経済相の広報スタッフは、カステロ・ブランコ氏がPB社総裁就任を受け入れたことを明らかにした。
続きを読む »《ブラジル》株式上場304社の第3四半期の純利益総額が前年比アップ=国営5社だけで全体の19%
ブラジルの全上場企業304社の今年第3四半期毎の純利益総額が、5期連続で前年比アップしたと、19日付現地紙が報じた。 今年第3四半期の304社の純利益の総額は535億8千万レアルで、前年同期比で25・7%増だった。このデータは調査会社エコノマチカ社によるもので、成長は、主に国営企業が牽引している。
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